嘘をもうひとつだけ


「嘘をもうひとつだけ」 (1999年 5月号 イン・ポケット)
 バレエ団の事務員が自宅マンションのバルコニーから転落、死亡した。事件は自殺で処理の方向に向かっている。だが、同じマンションに住む元プリマ・バレリーナのもとに一人の刑事がやってきた。彼女と殺された事務員の間に隠された秘密とは? そして殺害方法は?


「冷たい灼熱」 (1996年10月号 小説現代)
 あるサラリーマンが帰宅すると妻が殺されており、そして一歳になる長男がいなくなっていた。強盗誘拐かと思われた事件であるが、事件直前の殺された妻の様子がおかしかったことなどから刑事は・・・・・・


「第二の希望」 (1997年 6月号 小説現代)
 離婚した母子家庭の家で、母親の知人が殺されていた。娘は将来を期待される体操の選手。一見強盗とも取れる事件だが、刑事は作為的な情況を感じ取り、事件を洗いなおす。


「狂った計算」 (1997年10月号 小説現代)
 ある男性が行方不明となり、その愛人と思われる女性を調べてみるとその女性の夫が最近事故で死亡しており、女性は未亡人となっていた。愛人達が企てたとある計画とは・・・・・・


「友の助言」 (1999年 7月号 小説現代)
 ある男が居眠り運転で事故に会う。その事故に男は作為的な妻の罠を感じるが・・・・・・



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