一言、二言

過去の一言、二言
 2006年5月31日  久しぶりの乙一
 本日の購入本
 「銃とチョコレート」 乙一(講談社:ミステリーランド)
 「ベータ2のバラッド」 サミュエル・R・ディレイニー他(国書刊行会:未来の文学)

 ミステリーランドというよりも、乙一としての作品が久しぶりだという感じがする。実際、長編作品というと「GOTH」以来ではないだろうか。この作品は探偵と解答の闘いを描いた作品のようである。年齢に関係なく楽しんで読むことができそうだ。

「ベータ2のバラッド」は<未来の文学>からの一冊であり、シリーズ始めてのアンソロジー集。このシリーズにしては作家陣が有名作家で固められていることに驚かされた。バリントン・J・ベイリー、ハーラン・エリスン、H・G・ウェルズなどは私でさえも知っている作家だ。これは普通に楽しませてくれそうなSF作品集になっているということかな。

 2006年5月30日  あの名作が!
 本日の購入本
 「りら荘事件」 鮎川哲也(創元推理文庫)

 ひょっとしたら初めて読んだ鮎川氏の作品は「りら荘」であったかもしれない。鮎川氏といえば“アリバイ崩し”というイメージが強いが、その作品群の中にあってひときわ輝く異色作ともいえるのがこの「りら荘」である。これを読んだときには新本格推理小説といわれるジャンルに通じるものがあると強い印象が残った。とはいえ、鮎川氏がこの作品を書いたのは、作家人生の初期の頃であり、1958年というのだから驚いてしまう。そのようなインパクトを残したこの作品、講談社文庫で持っているとはいえ、新装されればこれを買わないわけにはいかないであろう。久方ぶりに読んでみるというのも悪くはない。

 2006年5月27日  買いそびれたものも含めて、今日は色々
 本日の購入本
 「ブレイブ・ストーリー」 宮部みゆき(角川文庫 上中下)
 「夢はトリノをかけめぐる」 東野圭吾(光文社)
 「帝都衛星軌道」 島田荘司(講談社)
 「川に死体のある風景」 歌野晶午他(創元クライム・クラブ)
 「あなたに不利な証拠として」 ローリー・リン・ドラモンド(ハヤカワミステリ1783)

 宮部氏の本を買うのも読むのも久しぶりのような気がする。特に最近は作風があわなくなってきているからなぁと。でも今回は読みやすそうだから買ってみるかということで。できれば宮部氏の書く現代もののミステリーが読みたいのだが。

 東野氏の作品はエッセイのようなタイトルであるが一応物語であるらしい。なんとなく直木賞を受賞した事によるボーナストラック的な作品のように思えるのだが・・・・・・

 島田氏の新作はメフィスト誌上に掲載されていた「帝都衛星軌道」と「ジャングルの虫たち」が納められた中編集。どちらも読んでいないので楽しみな作品。

「川に死体のある風景」はこのタイトルから連想される作品をそれぞれ書いてみようということで、歌野晶午、黒田研二、大倉崇裕、佳多山大地、綾辻行人、有栖川有栖の6名の作家が描いたアンソロジー集。

「あなたに不利な証拠として」はなんか、いたるところで評判が良いので買ってみた作品。今年中に読んでおこう。

 2006年5月24日  本日は企画もの色々
 本日の購入本
 「配達あかずきん 清風堂書店事件メモ」 大崎梢(東京創元社:ミステリ・フロンティア)
 「元気なぼくらの元気なおもちゃ」 ウィル・セルフ(河出書房新社:奇想コレクション)
 「悪魔の栄光」 ジョン・エヴァンズ(論創海外ミステリ46)
 「フォーチュン氏を呼べ」 H・C・ベイリー(論創海外ミステリ49)

 ミステリ・フロンティア新刊は「配達あかずきん」。元書店員が書いたということで、密かな注目を浴びている小説。表紙が今まで出版されたミステリ・フロンティアの作品が並べられたものとなっているのだが、まだ発売されていない本も・・・・・・

 奇想コレクションの新刊は、やや長いタイトルの本。著者のウィル・セルフは異色中の異色作家ということで、どのような内容のものになっているのかが楽しみである。

 論創海外ミステリは月に2冊の発売になりつつあるようである。今回出版された本よりも、来月出版されるヘレン・マクロイの本のほうが楽しみだったりして。今回購入した本で「悪魔の栄光」は帯がかなり痛んでいたのだが、他の本屋に売っている可能性が少ないが故に、泣く泣く購入。

 2006年5月20日  今日もまた購入本
 本日の購入本
 「翼とざして アリスの国の不思議」 山田正紀(カッパ・ノベルス)
 「魔夢十夜」 小森健太朗(原書房:ミステリー・リーグ)

 山田氏の本格推理小説を買うのも久しぶり。今回は趣向を変えて、「シンデレラの罠」を意識したような作品とのこと。あらすじを読んでみても、どんな内容なのかまったくわからない。とりあえず読んでみなければ。

 ミステリー・リーグ最新刊は小森健太朗氏の作品。小森氏の作品というと本格ミステリ・マスターズの「Gの残影」などによりあまり良い印象は持っていない。今作あらすじを見た限りでは普通の本格ミステリっぽいのであるが、どうだろう? これもとりあえず読んでみなければ。

 2006年5月19日  エド・マクベインのリアル・ラストダンス
 最近買った本をまとめて
 「ラスト・ダンス」 エド・マクベイン(ハヤカワ文庫)
 「最後の旋律」 エド・マクベイン(ハヤカワミステリ1787)
 「犯人当てアンソロジー 気分は名探偵」 我孫子武丸他(徳間書店)

 エド・マクベインの本もこれで本当に終わってしまうのだなぁと思うと感慨深い。“87分署”シリーズ以外はあまり読んでいないものの、その“87分署”シリーズが膨大な量におよぶので、なんとも付き合いの長い(もちろんこれからも読み続けるのだが)作家・作品であったことは間違いない。最初に読んだのが「警官嫌い」だったか「通り魔」だったかは忘れてしまったが、とにかく今後も、もっとも印象深い外国の警察小説であり続けることは間違いないであろう。

 今月のお楽しみのひとつは「気分は名探偵」。去年は創元社から似たような作品が出ていたように思える。こういうのもブームになりつつあるのだろうか。ある意味、こういった趣向があれば、ただ単に短編集が掲載されているだけのアンソロジーよりは楽しめるような気がする。さっそく犯人を当ててみるか(たいてい当たることはないのだが)。

 2006年5月18日  インターネットで選ぶ本格ミステリ大賞2006
 インターネットで選ぶ本格ミステリ大賞2006

 既に発表されてから1週間近くが経ち、巷では推理作家協会賞までもが発表されていて、書き記すのも今更という感じがするのであるが、自分が投票したという経緯もあり、一応ここで感想をしたためておきたい。

 私自身が投票した作品は「容疑者xの献身」。これは去年から推していた作品ゆえに、作品を選択する際には迷うことはなかった。細かい理由や他の作品に対する感想は投票結果のほうに掲載されているので、興味のある方はそちらをごらんいただきたい。

 今回のこの投票において私が一番気にしていたのは、インターネット投票よりもオフィシャル投票の結果のほうである。インターネット投票のほうは毎回結果がどうなるかわからないので、こちらはどのような結果がでるか楽しみに待っていたしだいであり、「容疑者x」が選ばれたことについては、昨年までの投票の傾向から考えれば意外ともいえる結果であった。

 そちらのほうはさておき、問題のオフィシャル投票のほうであるが、本来であれば順当に「容疑者x」が選ばれるのが自然なのではないかと思っていた。ただ、今回はそこに“本格ミステリの定義”という問題が付け加えられたゆえに、どのように結果が傾いてゆくのか予想がつかなくなってしまった。
 どう、予想が付かなくなったのかというと、この発言が起きたことによって、もし投票者が「容疑者x」を選んだのであれば、その投票者は“本格ミステリの定義”というものを強要されかねない恐れが出てくるからである。よって、あえて面倒をさけて他の作品に投票してしまおうという人が出てもおかしくないと考えることができる。
 まぁ、このような意見はおおげさとも言えるかもしれないが、ただ“本格ミステリの定義”という問題が投票者にとってなんらかの心理的な妨げというものをもたらした可能性は決して否定できないと思うのである。

 しかし、結果はどうであったかといえば、無事(←あくまでも個人的な意見です)に「容疑者x」が選出された。
 とはいえ、投票結果をみるとかなりばらついていて接戦であったことが見受けられる。これも個人的な意見であるが、もし「容疑者x」に投票せずに無難な本格作品に投票しようと思うのであれば、どの作品を選択することになるであろうかということ。それならば次に選びたくなるのは「摩天楼の怪人」となりそうなものである。まぁ、もちろんこの「摩天楼」を普通に最良の作品として推した人はいると思う。ただ、個人的な意見からすると、この「摩天楼」は良作でありながらも、島田氏の作品としてはもの足りなさも感じられ、一冊の作品としても若干の喰い足りなさを感じたことも確かではある。
 また、さらには「向日葵の咲かない夏」に多くの票が入っていたというのも微妙なところ。この「向日葵」という作品は、意欲的な小説であり、ミステリ作品として読んでおいて損のないものであることは事実である。ただ、それが“本格ミステリ作家賞”の候補に選ばれたという時点で疑問を感じた人も多々いるのではないかと思える。それがこれだけ票が入っていたということは、前述したようななんらかの心理的な圧迫感があっての結果であるまいかと邪推したくなってしまうのである。

 といった杞憂、邪推があったにせよ、そういったものをはねのけて見事に受賞された「容疑者x」という作品はすごいといえるであろう。
 これにより「このミス」「本格ベスト10」「文藝春秋ベスト10」「直木賞」「本格ミステリ大賞」「インターネットによる大賞」とほぼ受賞できる作品を総なめにしたといえる。こういった作品は今後なかなか出てこないのではないだろうか?

<最後に一言>
「容疑者x」が“本格ミステリの定義”であるとか、さまざまな意味で話題になったのは、この小説がミステリとしてだけではなく、エンターテイメント作品として優れていたからといえるであろう。もともと著者の東野氏は本格ミステリとか純然たるミステリだとか、そういったジャンルにとらわれる作家ではなく、“ミステリの枠を広げるような作品”というのを目指して作品を書き続けてきた作家である。ゆえに、この東野氏の作品を取り上げて本格ミステリ云々と議論する自体が間違っているように感じられるのであるがどうであろうか。

 2006年5月17日  ハード・リーダーと・・・・・・
 オッケェェェイ。今日は何の日だか、もちろん皆知っているよな。
 そう、あの大人気シリーズの新作の発売日だ! そのタイトルは

  「ハード・リーダーと謎のリンス」

 この巻ではハード・リーダーがいつも使っているシャンプーがリンスにすりかえられているという話だ。

 さぁ、この緊迫極まりない展開をおくるシリーズもいよいよ次の巻でラスト。
 次回作がでるまで今回の作品を十二分に堪能しつくしてくれ。
 それではまた会う日まで。“ハード・リーダー”フォーーッ! フォ、フォ、フォーーーッ!!!


 既刊作品
 「ハード・リーダーと腎臓の石」
 「ハード・リーダーと秘密のヘルニア」
 「ハード・リーダーと手提げカバンの習字」
 「ハード・リーダーと玉子のオムレット」
 「ハード・リーダーと不調の医師団」

 2006年5月16日  いろいろ出たり出なかったり
 本日の購入本
 「殺意は必ず三度ある」 東川篤哉(ジョイ・ノベルス)

 今日は色々な本が出ていたが購入本は一冊。「学ばぬ探偵たちの学園」に続く、学園探偵ものの第2弾。今回は“野球見立て殺人”だそうだ。どんなことをやらかしてくれるやら。

 今月は講談社文庫からミステリ小説が色々と出ていた。その中でお薦めなのは乾くるみ氏の「匣の中」。これはタイトルの通り、竹本健治氏の「匣の中の失楽」を意識した作品。ノベルスで出版されてから長きを経てようやく文庫化。

 また、今日はトクマノベルから大沢在昌氏の「パンドラ・アイランド」が出ていたが、同じトクマノベルから氷川透氏の新作が出る予定であったはずなのだがどうなったことやら。ただ単に順延?

 2006年5月13日  今日はハルキ文庫を!
 本日の購入本
 「炎の影」 香納諒一(ハルキ文庫)
 「神様のパズル」 機本伸司(ハルキ文庫)

 香納氏の文庫落ち・・・・・・というか、単行本からノベルズ化され、さらにまた文庫化されたという作品。とはいえ、発売当初から特にマークしていなく、文庫化を機に購入してみようと思った作品。さっそく読んで・・・・・・といいたいところなのだが、香納氏の文庫が2、3冊たまっていて・・・・・・。

 本日の、いや、今月の目玉とも言える作品はこれ!! 「神様のパズル」。これも文庫落ちゆえに新刊というわけではないのだが、単行本として出版されていた当時から気にはなっていた作品。第3回小松左京賞を受賞しているSF作品である。どうも単なるSFではなく、宇宙を作れることを立証するという、ちょっと風変わりなSFらしい。これはすぐにでも読んでみたい作品。

 2006年5月11日  カドフェルついに
 本日の購入本
 「修道士カドフェルの出現」 エリス・ピーターズ(光文社文庫)

 この本は修道士カドフェルシリーズ唯一の短編集であり、カドフェルが修道士になったいきさつが書かれている。
 この短編集を含めた21冊を持ってカドフェル・シリーズの完結となる。このシリーズは確か現代教養文庫から出ていたのだが、出版社が潰れたために光文社文庫として再出版されたもの。それが2003年から隔月のペースで刊行され、3年かけてついに完結となった。
 私はまだ21冊のうちの6冊しか読んでいないのだが、このシリーズの面白さというものは既に堪能している。読むペースが遅くはなっているが必ず全巻読もうと思っている。是非とも入手しやすいうちにそろえておいてもらいたい、万人にお薦めできるシリーズのひとつである。

 2006年5月10日  ようやく今月の新刊
 ようやく今月の新刊が発売された。ということで、久々に本日の購入本!!
 「本格ミステリ06」 本格ミステリ作家クラブ編(講談社ノベルス)
 「εに誓って」 森博嗣(講談社ノベルス)
 「この世の彼方の海 永遠の戦士エルリック2」 マイクル・ムアコック(ハヤカワ文庫)
 「陽気なギャングの日常と襲撃」 伊坂幸太郎(ノン・ノベル)

 一年に一度の「本格ミステリ」このシリーズもとうとう6年目となる。早々に読もうと思ったが、とりあえずは講談社文庫の「本格推理06」を読んだ後で。

 森氏の“Gシリーズ”も第4弾・・・・・・昔ほどの盛り上がりはみせないものの、まだ購入している人は多いのかな!? なにはともあれ、それなりには楽しませてくれる一冊ではある・・・・・・と思う。

 エルリック・シリーズの2冊目が登場。表題作と「<夢みる都>」「神々の笑うとき」「歌の城砦」3中編も収録されている豪華版。・・・・・・とはいえ、まだ一冊目を読んでいなくて・・・・・・ゴールデンウィーク中に読むはずだったのだが。

 伊坂氏の「陽気なギャングの日常と襲撃」が映画化に合わせて見事なタイミングで刊行された。前回活躍した四人組がバラバラの事件に巻き込まれながら・・・・・・やがてそれがつながって行き・・・・・・というような内容らしい。とにもかくにも楽しめそうな一冊である。

 2006年5月7日  結局G・Wは・・・
 更新も3日ぶりとなってしまった・・・・・・このG・Wは色々と読書を進めようと思っていたのだが、考えていたようには本を読むことができなかった。決して休みがなかったわけではなかったのだが、私生活の疲れによってなかなか本に手が付かず、結局5冊ばかり読んで普通の日曜日の更新どおりとなってしまった。残念な結果になってしまったが仕方あるまい。まぁ、これから日常に戻る事によって、読書も進むようになるかと思うので地道に更新していきたいと思っている。
 ということで、明日から又、心機一転!!

 2006年5月4日  東京まで行った割には
 今日はうまいラーメンでも食べに行こうと東京まで足を延ばしてみた。そして当然のことながら神保町へよって本の散策をする。
 そして今日買った本はというと、スタニスワフ・レムの「捜査」(ハヤカワ文庫)という本、一冊だけ。

 以前であれば、東京に行けば欲しかった本、興味の沸いた本等々、てんこ盛りに買ってくるというのが普通であったのだが、最近はそういうことが少なくなっている。というのも、今はインターネットにより事前に欲しい本の情報を仕入れることができるので、買い逃すようなことがなくなっているからだ。また、興味の沸いた作家というのについても、ここ最近は本屋で、というよりもインターネット上で興味が沸くというパターンが多い。そして容易に入手できない本であれば、これもインターネットで入手することができる。

 なんとも寂しい状況だというのは贅沢にすぎないことなのだが、なんとなく恵まれているのか、そうでないのか微妙に思える今日この頃。

 2006年5月3日  いくらゴールデン・ウィークだからって
 G・W: ゴールデン・ウィーク、フゥーーー!
 H・R: 大型連休、フゥーーー!

 G・W: 5月3日、フゥーーー!
 H・R: 憲法記念日、フゥーーー!

 G・W: 行楽日和、フゥーーー!
 H・R: にわか雨でも、フゥーーー!

 G・W: どっかに出かけるぞ、フゥーーー!
 H・R: でも渋滞ばかりだ、フゥーーー!

 G・W: 有意義に過ごすぞ、フゥーーー!
 H・R: 結局たいしたことしないんだ、フゥーーー!

 G・W: うまいものでも食べに行くか、フゥーーー!
 H・R: 行ってみたら休みだったりするんだ、フゥーーー!

 G・W: 読書でもするか、フゥーーー!
 H・R: 意外と読み進められないんだ、フゥーーー!


 ugnol:・・・・・・で、“G・W”って誰?


 G・W: 気にしない、フゥーーー!
 H・R: 気にしない、フゥーーー!



 2006年5月2日  雨、ときどき読書
 今日は強い雨が降り、それが気分転換になったのか少しばかり読書が進んだ。ようやくビル・プロンジーニの「殺意」を読了。と、古本屋で購入したなんとも古めかしい本を読んでいたりする。この間、「ワイルド・ソウル」も読み終わったので、そろそろ新しく何冊かの本に手をつけようと思っている。「劫火 下」や「新・本格推理06」あたりを並列に読んでいこう。あと、「江戸川乱歩全集 第三巻」も同時に読もう。

 と、ミステリーばかりを読んでいるようではあるが、実は今更ながら読み始めた本がある。それは「ナルニア国物語」。最近、本屋に「ゲド戦記」などと一緒に並んでいるのをよく見るので、ついに買ってしまった。その「ナルニア」の第一巻を読み始めているところだが(全7巻)、ちょっと気になる事がある。なんかこの本、訳がおかしいように思える。まぁ、古いということもあるのだろうが新装版を出すのであれば、訳も改めてくれればいいのに。でも、児童書であるからなんとか読み通すことはできそうだが。

 そんなこんなでこれから夜の読書を楽しもうと思っているところ。