一言、二言

過去の一言、二言
 2006年8月31日  まだ買えない本も
 本日の購入本
 「八月の熱い雨 便利屋〈ダブルフォロー〉の事件簿」 山之内正文(東京創元社:ミステリ・フロンティア)
 「樹 霊」鳥飼否宇(東京創元社:ミステリ・フロンティア)
 「探偵と怪人のいるホテル」 芦辺拓(実業之日本社)
 「ボトルネック」 米澤穂信(新潮社)

 ミステリ・フロンティアは順調に2冊同時刊行されている。山之内氏は2001年に小説推理新人賞を受賞してデビューした作家。まだそれほど多くの本は書いていないよう。この本によってブレイクすることができるのか!?
 それに対して、鳥飼氏はもうベテランの雰囲気がただよっている。ただ、この人の本は読んでみなければ、まじめなのか、変態的なのかわからないので注意が必要。今最もマニアックな視線を注がれている作家といえよう。

 芦辺氏の作品はさまざまな本に掲載された作品をあつめたもの。よって、ミステリのみに限らないようで、エッセイなども含まれているとのこと。ファン必見の作品集。

 今が旬の米澤氏の新作は青春ミステリ・・・・・・って、この人が書くのはだいたいそうか。あらすじを読むとなにやらSFチックな設定のような・・・・・・これも読むまでは内容がわからないようである。

 2006年8月29日  買えない・・・・・・
 昨日今日と本屋をまわって、「文学賞メッタ斬り!リターンズ」を探しているのだが見つからず。売っているらしいんだけどなぁ・・・・・・
 また、それ以外にも講談社の「論理の蜘蛛の巣の中で」が来月に延びたようで、こちらも買えずじまい。
 また、今月は論創海外ミステリも出そうにない。これは、同じく論創社からダークファンタジー・シリーズとかいう短編集が刊行され始めた事が原因ではないかと思われる。さすがに、このダークファンタジー・シリーズまでは読んでいられないので、本屋で見つけても泣く泣くあきらめた。

 そんなこんなで、なんか最近、本が買えない。30日、31日あたりにどんと新刊が出る予定ではあるのだが・・・・・・

 2006年8月25日  今日は大漁
 本日の購入本
 「宿命は待つことができる 天城一傑作集3」 日下三蔵・編(日本評論社)
 「赤鬚王の呪い」 ポール・アルテ(ハヤカワミステリ1790)
 「天涯の砦」 小川一水(ハヤカワSFシリーズJコレクション)
 「空白の叫び」 貫井徳郎(小学館 上下)

 どれも名作の予感がするので、どれから読んだらいいか迷うところ。・・・・・・とかいいつつ、天城一傑作集は2巻目を未読。この3巻目の積読になりそうな予感・・・・・・

 2006年8月22日  いたって普通の更新
 盆の時期も終り、ようやく新刊が出回るようになってきた。
 ということで、久々に本日の購入本
 「顔のない敵」 石持浅海(カッパ・ノベルス)
 「風果つる館の殺人」 加賀美雅之(カッパ・ノベルス)

 本日はどちらも心待ちにしていた2冊。
 石持氏の新刊は短編集。「本格推理」や「ジャーロ」に掲載されてきた、“対人地雷”をテーマに著者が描いてきたミステリーをまとめたもの。既読の作品もあるとはいえ、まとめて読めば、また違ったものが見えてくるかもしれない。

 加賀美氏の三作品目は「風果つる館の殺人」。この作品もシャルル・ベルトランが活躍するものとなっている。実物を見る前は、勝手に薄めの本かなと想像していたのだが、かなり分厚い600ページの作品となっており、見てびっくりしてしまった。今回はどんなミステリーを見せてくれるのか、とにかく読むのが楽しみな本である。

 2006年8月20日  H・R 祭り 最終日
 H・R: 七日目、最終、フォーーー!!!
 ugnol:おぉーっ、一週間本当に続いた!

 H・R: どうです。ここまできちゃいましたよ ugnolさん
 ugnol:いやー、H・R もやるもんだね

 H・R: おーっと、最後まで油断はせずに、きちんと紹介いってみましょう
 ugnol:よし! いっとくれ、いっとくれ


 H・R: ってなことで、最後に紹介するは、森絵都氏の「DIVE!!」
 ugnol:ようやく夏らしい作品

 H・R: これは皆さんも最近よく書店で見かけているのではないでしょうか
   角川文庫から上下巻で出たばかりなので、どうぞご購入はお早めに

 ugnol:うん、今ならどの本屋にもたくさん並んでいる

 H・R: この本はタイトルの通り、“飛び込み”という競技にスポットあてて書かれたもの
   飛び込みという競技は競泳に比べればマイナーで、どの少年少女スクールも存続が厳しいとのこと
   そんな中、潰れるかもしれないひとつの“飛び込みスクール”がオリンピック選手を出す事によって
   存続できるということになる

 ugnol:ふむふむ

 H・R: そこでアメリカ帰りの女コーチが見出した三人の選手にスポットが当てられ
   そして、彼等が飛び込みという競技を通して成長していく様子が描かれた作品

 ugnol:うんうん

 H・R: 実は ugnolさんも読んだばかり
 ugnol:なにしろ本日の感想でUPしたばかり

 H・R: ugnolさん、読んでみてどうでした
 ugnol:久しぶりに熱中して一気に読んだ本という感じがする。これは多くの人にお薦めしたい本

 H・R: ということで、暑さを吹き飛ばす、“DIVE”を是非とも皆さんに感じていただきたい


 H・R: と、こんな感じで最終日は閉めてみました
 ugnol:パチパチパチ、一週間ごくろうさん

 H・R: そこまで感動してくれるのであれば、今後も続けても・・・・・・・
 ugnol:いや、それは勘弁してくれ、色々な意味で

 H・R: まぁ、何はともあれ H・R祭りもこれでおしまい
 ugnol:今後はまた普通どおりの更新で


 H・R: 最後は例によって、まだまだ8月、フゥーーー!!!


 2006年8月19日  H・R 祭り 六日目
 H・R: 六日目で、もう癖になりそう、フォーーー!!!
 ugnol:全くもってよく続いたよな

 H・R: おーっと、だめですよ ugnolさん、まだ気を抜いちゃ。遠足は家に着くまでが遠足ですよ
 ugnol:そうだな、まだ明日があるからな。では、今日の分、行ってみようか!


 H・R: はい、今日ご紹介するのはエドワード・バンカー作「ストレートタイム」
 ugnol:おっと、また渋い作品を

 H・R: この作品は、ひと言でいえばノワールというジャンルにくくられてしまうかもしれません
   しかし、その作品群のなかでも、何か超えたものを持ったノワール作品ということで、お薦めしたい

 ugnol:ほぉーっ

 H・R: これはある種の青春小説でもあり、成長小説ともいえるかもしれない
   ただし、犯罪のなかで生き、刑務所の中で暮らした者がおくる異色の青春小説となっている
   甘い夢など見ることなく、常に現実と向かい合い続けなければならない厳しさが描かれた作品といえるでしょう



 H・R: と、今日はこんなところでどうでしょう
 ugnol:まぁ、選出については良しとして、この作品って結構前に出た作品じゃなかったっけ

 H・R: 1998年9月に角川書店から文庫化されてますね
 ugnol:それだと、ちょっと手に入りづらいんじゃないかな

 H・R: いえいえ、ここでは広く色々な本を知ってもらいたいということに重きをおいてますから
   また、そういう入手しづらい本を捜してみるというのも乙なもんでしょう

 ugnol:・・・・・・一日目に言ってたのと全然話が違うじゃないか

 H・R: ・・・・・・
 ugnol:・・・・・・

 H・R: 残暑、フゥーーー!!!
 ugnol:ワンパターンのごまかし方やめろ!!



 2006年8月18日  H・R 祭り 五日目
 H・R: なんと五日目、フォーーー!!!
 ugnol:もう、ここで止めてもとりあえず体裁は整うな

 H・R: 何を言ってるんですか、ちゃんと日曜日までの一週間、続けますよ
 ugnol:はいはい。じゃあ、今日も張り切って行ってみよう!


 H・R: はい、五日目に紹介しますは松尾由美氏の「銀杏坂」
 ugnol:(もう季節とかどうでもいいんだな)

 H・R: これは2004年1月に光文社から文庫化されているので、まだ入手できると思います
 ugnol:・・・・・・

 H・R: この作品は連作短編集という形態をとった本
   木崎という中年刑事が主となって事件に挑むのだが、その事件がなんと幽霊がらみ!
   しかも、単なる怪談ミステリーと思っていたら、作品によっては真っ当なミステリーであったりと、
   とにかく何が飛び出すかがわからない短編集
   そして、最後にはこれぞ連作短編集とばかりにうまくまとめられている

 ugnol:なるほど、なるほど

 H・R: 松尾由美さんというと、「バルーン・タウン」シリーズが有名ですが、
   決して、それだけではないと、隠された名作がまさにこの作品
   個人的には松尾氏の最高傑作ではないかと思っております

 ugnol:うん、普通にまとめてきたな


 H・R: といったところで、今日の紹介はどうでしたか?
 ugnol:うーん、いいと思うけど、なんとなく“銀杏”っていうと秋っぽくない?

 H・R: いやいや、それでいいんですよ
 ugnol:・・・・・・なんで?

 H・R: もう、暦のうえでは秋だからです
 ugnol:そんな“暦のうえ”の季節の話なんでどうでもいいよ!!

 H・R: そんなこと言わず立秋、フゥーーー!!!

 2006年8月17日  H・R 祭り 四日目
 H・R: 四日目来た来た、フォーーー!!!
 ugnol:一週間の折り返し地点

 H・R: もはや続いてあたりまえ。ということで、さっそく行ってみますよ ugnolさん
 ugnol:おう! 行ったってくれ!

 H・R: 今日は残暑厳しいこの夏にぴったりの本
 ugnol:ほうほう

 H・R: ジェフリー・ディーヴァーの「クリスマス・プレゼント」
 ugnol:・・・・・

 H・R: ジェフリー・ディーヴァーといえば映画「ボーン・コレクター」などですでにお馴染みの作家
   “リンカーン・ライム”シリーズのみならず、出す本のほとんどがミステリーランキング入りするという実力者
   そんなディーヴァーが昨年の12月に文春文庫から出した初の短編集がこの本
   16作品も収録されていながらも、どれもこれもがどんでん返しの連続
   決して飽きる事のない、この短編集、ディーヴァー作品初めての人でも自信をもってお薦め!!

 ugnol:・・・・・


 H・R: どうです、今日はビシッと決めてみましたよ
 ugnol:いや、いいんだけど・・・・・・

 H・R: あぁ、この名作を今更薦めているところがひっかかるんですね
 ugnol:いや、そういうことじゃなくて・・・・・・

 H・R: でも、昨年末の発売ですから今年のランキングなどには入ってくると思いますよ
 ugnol:ええと、それはいいんだけど・・・・・・

 H・R: だからこそ、今のうちに進めておくのが筋というものじゃないですか
 ugnol:いや、ただ時期的にあってないんじゃないかと・・・・・・

 H・R: 今日は ugnolさんも納得、フゥーーー!!!
 ugnol:だからなぜに今の時期に“クリスマス”!!

 2006年8月16日  H・R 祭り 三日目
 H・R: 三日目、フォーーー!!!
 ugnol:・・・・・・まさか、三日も続くとは

 H・R: 失礼ですね、まだまだバンバン行きますよ
 ugnol:じゃ、今日も早速行ってみようか

 H・R: 今日ご紹介するのはこちら、北森鴻氏の「共犯マジック」
 ugnol:おぉーっ、普通のラインナップ

 H・R: この作品は2004年10月に徳間書店から文庫化されているので、まだ入手しやすいのではないかと
 ugnol:ふむふむ

 H・R: 内容はというと、“フォーチュンブック”という預言書を巡るというもの
   本書は連作短編集となっており、それぞれの章で異なる登場人物が“フォーチュンブック”に関わることとなる
   そして時代さえも異なる、それぞれの話がやがてひとつにまとめられ・・・・・・という作品

 ugnol:・・・・・・

 H・R: この作品を読んだときは、あまりの完成度の高さにびっくりさせられました
   そんな感動が、この薄い文庫本で味わえるのだからもうお徳としか言いようはないでしょう

 ugnol:・・・・・今日はやけにまともに進めるんだな

 H・R: ということで、ちょっと時間が空いたときにでも充分に読めるこの一冊
   これならば、気軽に買うことができ、気軽に読み始めることができるのではないでしょうか



 H・R: という感じでどうでしょう
 ugnol:いや、まとも過ぎて怖いくらいだよ

 H・R: まぁ、これぞ H・R の本領発揮といったところでしょう
 ugnol:昨日までまじめにやってなかっただろう

 H・R: ・・・・・・
 ugnol:・・・・・

 H・R: まだまだ続くぞ、フゥーーー!!!
 ugnol:ごまかしたな

 2006年8月15日  H・R 祭り 二日目
 H・R: H・R 祭り、フォーーー!!!
 ugnol:おっ、二日続いた

 H・R: 当たり前ですよ。今年の夏はこのペースでバンバン行っちゃいますよ
 ugnol:じゃ、さっそく今日のお薦め本を

 H・R: 今日お薦めする本は、高村薫氏の「照柿」!!!
 ugnol:また、やけに渋い本を

 H・R: ちょうど、今月講談社文庫から上下巻で発売されたばかりなので簡単に入手できます
 ugnol:なるほど、なるほど

 H・R: この本の内容はというと、
   「マークスの山」に登場した合田刑事と犯罪を犯した(?)主婦が恋に落ちそうになるという話し!

 ugnol:・・・・・・

 H・R: ・・・・・・
 ugnol:・・・・・・えっ? それだけ??

 H・R: はい、これだけです
 ugnol:いや、もっときちんと薦めろよ!

 H・R: 別にこの本、「マークスの山」ほどのがちがちの警察小説というわけではないし、
   なんとなく文学小説っぽいような趣が強いので、説明はこのくらいでも充分でしょう

 ugnol:って、だったら、なんで薦めるんだよ!!

 H・R: そうです、それが大きなポイントなんです!
 ugnol:・・・・・・というと

 H・R: この本、とにかく描写が暑い!
 ugnol:熱い、じゃなくて暑い?

 H・R: そう暑いんですよ。工場の描写とか、その他もろもろとにかく暑い、暑い、暑い。
   その暑すぎる描写を冬ではなく、この暑い時期にこそ読んでもらいたいんですよ

 ugnol:・・・・・・

 H・R: そう、真夏にラーメンを食べるがごとく
 ugnol:・・・・・・そう、って言われても・・・・・・

 H・R: 燃え上がる恋ではなく、暑く燃え上がる心の内の炎。
   若く燃え立つ炎のようではなく、熟した柿のようにくすぶりあがる恋。
   ぜひともこの夏、こころの底から暑さを堪能していただきたい



 H・R: そんなところで、また明日。夏の「照柿」、フゥーーー!!!

 2006年8月14日  お盆は H・R 祭りで
 H・R: どうもー、ハード・リーダーでーす。お盆もフォーーーッ!!
   と、そんなわけで、今日から一週間、このお盆の期間は H・R の夏のお薦め本企画をやっちゃうよー

 ugnol:・・・・・・とうとつ過ぎない

 H・R: まぁ、堅いこと言わずに。今週は私が中心に話を進めていきますから ugnol さんはだまって見ててくださいよ
 ugnol:・・・・・・あぁ、そう

 H・R: そんなわけで、まず今日のお薦め本は、ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」
 ugnol:ちょ、ちょ、ちょっと待て!

 H・R: なんですそうぞうしい
 ugnol:「夏への扉」って、今更薦めるような本じゃないだろう。ものすごい有名な作品じゃないか

 H・R: いやいやいやいや、そう言いつつも実は結構読んでない人がいるはずですよ
 ugnol:そんなことないだろう

 H・R: それにただ単に本を薦めるというだけではなく、この時期に手に入りやすそうな本を薦めることが大切なんですよ
   面白ければ、どんな本でもいいというわけではなく、実際に手に取り、そして読んでもらえそうな本こそを
   広く薦めたいんですよ

 ugnol:まぁ、言いたいことはわからないでもないけど・・・・・・

 H・R: そんなわけで、気にはなっていたけれど、今まで手に取ることができなかったという人に
   ぜひこの場でお薦めしたい。そしてこの夏にぜひとも読んでもらえればと思っています

 ugnol:そこまで考えているんだったら、何も言うことはないよ。続けて続けて

 H・R: で、「夏への扉」の内容ですが、さえない主人公がタイムトラベルして、結局のところいいことづくめで
   よろしくやっちゃうという、まさしく夢に見たことを地でやっちゃうという中年賛歌!

 ugnol:お前! まともに薦める気ぜんぜんないだろ!!

 H・R: ということで夏にぴったりで、SF作品を読み始める人にも、
   ハインラインの本のどれかを読んでみたいという人にも、とにかく初めてづくしの人には“さ・い・て・き”

 ugnol:・・・・・気持ち悪いって

 H・R: なにはともあれ、まだこの名作を読んでいない人は、是非ともこの機会に読んでみてはいかがでしょうか?
 ugnol:・・・・・・

 H・R: 今年の夏を逃せば、もう一生読むことができないかも・・・・・
 ugnol:重い、なんかとうとつに重くなったよ


 H・R: と、そんな具合で今週一週間は“H・R 祭り”ということで続けさせていただきまーーす。明日をお楽しみに
 ugnol:・・・・・・本当に明日もやるのか??

 H・R: 夏の読書、フゥーーー!!!

 2006年8月13日  ようやく普通週刊に
 先週からネットも使用できるようになり、ようやく通常の更新状況にもどれた気がする。先週一気に更新した感想も<更新履歴>に納め、今日は普通に感想をUP。これからも末永く、こんな具合に続けていこうと思っている。
 そういえば、この時期は盆休みシーズンであるが、更新のほうは明日からどうしようか???

 2006年8月12日  昨日と今日とで
 昨日と今日の購入本
 「親不孝通りディテクティブ」 北森鴻(講談社文庫)
 「天使と罪の街」 マイクル・コナリー(講談社文庫)
 「バッド・ニュース」 ドナルド・E・ウェストレイク(ハヤカワ文庫)
 「砂漠で溺れるわけにはいかない」 ドン・ウィンズロウ(創元推理文庫)
 「背の眼」 道尾秀介(幻冬舎ノベル)
 「骸の爪」 道尾秀介(幻冬舎ノベル)

 と、色々な本を買ったのだが、その中で一番注目しているのはマイクル・コナリーの「天使と罪の街」。この作家の本はほとんど外れがなく、特に本書のハリー・ボッシュ刑事のシリーズは常にクオリティが高いので、今作も期待せずにはいられない。

 また道尾氏の本は今更ながらなのだが、今年発売された「骸の爪」の評判がいいので、前作の「背の眼」と一緒に購入してきた。本当は文庫化まで待とうと思っていたのだが・・・・・・時代に取り残されたくないので・・・・・・

 2006年8月10日  買いはするけど、なかなか読まないシリーズ
 本日の購入本
 「黒白の囮 <新装版>」 高木彬光(光文社文庫)
 「鮎川哲也コレクション挑戦篇2 白馬館九号室」 出版芸術社

 高木彬光氏の<新装版>シリーズもたまったな。そろそろ着手して、HP上でも整理していかないと。ちなみにこの作品は近松検事シリーズの第一長編だそうで。

 先月出版されなかった、鮎川哲也コレクションの2冊目が刊行された・・・・・・といっても1巻目も読んでないのでゆっくりでもいいのだけれども。このシリーズは犯人当てクイズのような形式になっているので、気軽に着手してもいいかもしれない。

 2006年8月8日  久々の本日の購入本
 本日の購入本
 「アインシュタイン・ゲーム」 佐飛通俊(講談社ノベルス)
 「ほとんど無害」 ダグラス・アダムス(河出文庫)

 今月の講談社ノベルスで購入したのは、「アインシュタイン・ゲーム」一冊。この佐飛氏は「円環の孤独」に続いての2作目。前作はそれほど面白かったわけではないのだが、少なくともミステリーを書こうという姿勢は感じられたので、今作こそと期待して買ってみた。さて、どのようなものやら。

「ほとんど無害」は「銀河ヒッチハイクガイド」の5作目にして完結編。読みたかった作品ではあるが、終わってしまうと思うと、読むのがもったいないような気がする。とはいえ、この荒唐無稽な物語にどのように終止符をうったのか気になるところである。

 2006年8月6日  背景を暑苦しくしてみました
 復活の記念にTOPの背景を暑苦しくしてみました。今年の夏はこれですごそうと思います。

 そしてようやく、たまりにたまった感想を一気に更新。こんなに更新したところで誰が読むんだ・・・・・・と思わなくもないけれど、まぁ、そこは自己満足の脳内HPということで。

 今後はまたいつものペースに戻して更新を続けていきます。

 2006年8月5日  ようやく復活
 “Grand U-gnol”ついに復活!!

 というほど、更新しているわけでもなく、さらにはインターネットが使えないときでも、チョコチョコとなんとか更新を続けていたので、どれほど感慨深いかは微妙。ただ、そんなことよりも、ただ単に自宅のインターネットがようやくつながった事を喜びたい。

 そんなわけで、今日からは従来どおりの更新をすることが可能となった。とりあえず、明日はたまった感想をまとめてUPしようと思っている。
 今日は、といえば、一ヶ月つないでなかった事により、スパムメールが1600通も・・・・・・その処理をしたり、その他もろもろ・・・・・・

 何はともあれ、これからも“Grand U-gnol”をよろしくお願いします。

 2006年8月1日  梅雨は明けても
 いやー、ネットにつながらないまま8月を迎えてしまった。一応、ADSLモデムが届けばつながるとか、つながらないとか・・・・・・。たぶん、今週中がメドとなるだろう・・・・・・たぶん・・・・・・いや、よくわからないけど。
 これだけインターネットにつなげていないと、スパム・メールの数がどれほどの数になっているのかが・・・・・・