一言、二言

過去の一言、二言
 2006年9月30日  ディーヴァー
 本日の購入本
 「晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ・出張編」 大崎梢(東京創元社:ミステリ・フロンティア)
 「シャドウ」 道尾秀介(東京創元社:ミステリ・フロンティア)
 「ヴェサリウスの柩」 麻見和史(東京創元社)

 今月中に予定の本を全て買うことができた。
 「晩夏に捧ぐ」は成風堂書店シリーズの第2弾、今回は長編。
 今一番注目されているミステリ作家、道尾秀介氏がミステリ・フロンティアに登場。どんな展開が待ち受けているかが楽しみだ。
 「ヴェサリウスの柩」は第16回鮎川賞受賞作。どんな作風の新人が登場するのか。これも必ず今年中に読まなければ。


 ugnol:ということで、読む本が多くて困るところなのだが・・・・・・

 H・R: ちょっと待った、フォーーー!

 ugnol:・・・・・・何? 今、忙しいところだから
 H・R: 何言ってるんですか! あやうく今月登場なしになるところだったじゃないですか

 ugnol:今、「邪魅の雫」読むのに忙しいから
 H・R: あくまでも放置ですか

 ugnol:先月がんばったからいいじゃん
 H・R: “今月も”がんばらせてくださいよ

 ugnol:あぁ、また冬にでもなんかやろう
 H・R: まだ秋が始まったばかりじゃないですか

 ugnol:そんなわけで、今日もこれから読書の追い込みやっていきまーす
 H・R: 最後の最後まで放置、フォーーー!!!

 2006年9月29日  ディーヴァー
 本日の購入本
 「美しき罠」 ビル・S・バリンジャー(ハヤカワミステリ1791)
 「12番目のカード」 ジェフリー・ディーヴァー(文藝春秋)

 いまさら何故バリンジャー? と思いながらも、喜んで購入。これでバリンジャーの本も邦訳されたのは5冊くらいになるのか。とはいっても、まだまだ未訳本が多いので、ぜひとも色々な作品を訳してもらいたいところである。はたして「歯と爪」を超える作品は存在するのか!?

 ここ数年は年に1回の楽しみとなっているリンカーン・ライム・シリーズ。ディーヴァー好きのためか、自分でランキングをやると必ず上位にきてしまうのだが、それはひいきをしているわけではなく、実際のところ作品のできがすばらしいからである。というわけで、読むのが楽しみな本なのであるが、読みたい本がたまってしまって年内に読むのは大変だなと・・・・・・

 2006年9月26日  一万円超え
 本日の購入本
 「ウロボロスの純正音律」 竹本健治(講談社)
 「邪魅の雫」 京極夏彦(講談社ノベルス)
 「屍衣の流行」 マージェリー・アリンガム(国書刊行会:世界探偵小説全集40)
 「マンアライヴ」 G・K・チェスタトン(論創海外ミステリ54)
 「絞首人の一ダース」 デイヴィッド・アリグザンダー(論創海外ミステリ55)

 いやぁー、軽く一万円超えちゃったよ。とにかくそんなラインナップ。
 どれも読むのが楽しみで、どれから手をつけてよいのかわからない。ただ、これを今年中に読まなければならないと思うと・・・・・・

 2006年9月23日  まばらな更新
 最近、買った本
 「新宿鮫\ 狼花」 大沢在昌 光文社

 これだけ。他には欲しい本が出ていない。
 本当なら、竹本健治氏の「ウロボロスの純正音律」が出ているはずなのだが、本屋では見当たらず。ネット上で調べたところでは発売されているようなのだが。また、ハヤカワ文庫の新刊も本来ならば出ているはずなのだが、私の住む地域では一日遅れのため、今日が祭日という事もあり月曜日に持ち越し。そんなわけで、今月もあまり本を買わない月となってしまった。ただ、目当ての本は来週中にかなり出るようなので、そこで一気に購入ということになりそうだ。
 まぁ、読書を進めながら気長に待とう(←毎月のことであるから、そんな気長な話ではない)ということで。

 2006年9月20日  2007本格ミステリ・ベスト
 昨年に続き、今年も「2007本格ミステリ・ベスト」の依頼メールが届いた。なぜ、こんなサイトに? と思わないでもないが、せっかくだから去年と同様参加してみたいと思っている。

 ただ、今年のベスト10の締め切りはまだ先なのだが、その前に1996年から2005年までのベストを決めるという企画もあり、まずはそちらを投稿しなければならない。まぁ、いわゆるオールタイムベストであれば、決めるのは簡単だなと思っていたのだが・・・・・・私が挙げるオールタイムベスト作品の多くは1996年以前の作品であった・・・・・・これは難航しそうだ。とはいいつつも、かなり作品は絞り込む事ができるので、順位の並べ替えが一番の問題となるのかなと。まぁ、締め切りに間に合うように感想を書上げようと思っているところ。

 2006年9月16日  ようやく購入
 結局、近隣の本屋では見つからなくて、ネットで購入してしまった。
 「文学賞メッタ斬り!リターンズ」 大森望・豊崎由美(PARCO出版)

 普通に本屋で見かけている人にとっては、別に何のことはないだろうが、私は現物が届いた事により、ようやく初めて書影をおがむことができた。どれほどの売れ行きを示しているのか、はたまたそれほど印刷されていないのか定かではないのだが、とにもかくにもようやく入手することができた。新刊で、なかなか手に入れることができなかった本というのも久々のような気がする。
 そんなこんなで入手した本なので、たっぷりと堪能しつくしたいと思っている。

 2006年9月15日  新刊を確認しただけ
 今日は講談社文庫の発売日。どういうつもりなのかはわからないが、京極夏彦氏の「陰摩羅鬼の瑕」が一冊のみの文庫と、上中下巻の分冊文庫とで同時発売されていた。何も同時に発売しなくてもの思うのだが・・・・・・

 なんとなく「陰摩羅鬼の瑕」って、最近発売されたばかりのように感じているのだが、実際に発売されてから3年も経っている。そして、ようやく今月に「邪魅の雫」が刊行される。結局のところ、出るまでの期間が長いのだか短いのだが判断がつかないのだが、それなりの水準でこれからも書き続けてくれれば“いうことなし”。月末の発売を楽しみに待つとしよう。

 2006年9月12日  なか日
 今週はめぼしい新刊は出ないよう。ひょっとしたら、鮎川哲也コレクションの三冊目が出るかもしれないと言うくらい。
 9月に入ってから、あまり読書が進んでいないので、この機会になんとか本を読み進めて行きたい。ようやく残暑も収まってきたようなので、これからは読書も進むであろう。

 月末になれば、そこそこ購入したいと思っている新刊も増えてくるようなので、それまでにある程度の新刊は読破しておきたい。
 今月注目している本と言えば、なんといっても新宿鮫の9冊目。また、京極氏の講談社ノベルスからの新刊やミステリ・フロンティアの新刊も見逃せない。これは今月も本を読む手を緩めるわけにはいかない。

 そういった現状のなかで、「λに歯がない」を二日間で読了した。今日からはマイクル・コナリーの「天使と罪の街」を読み始めようと思っている。

 2006年9月9日  黒き剣
 本日の購入本
 「ストームブリンガー 永遠の戦士エルリック4」 マイクル・ムアコック(ハヤカワ文庫)

 エルリック・シリーズの4冊目がついに登場。タイトルは物語を象徴する“ストームブリンガー”。
「魂の盗人」「闇の三王」「忘れられた夢の隊商」の短編3作と長編「ストームブリンガー」が掲載されている。
 このシリーズもようやく折り返し地点。

 ・・・・・・ようやくといっても私自身は、まだ1冊目しか読んでないのだけれども・・・・・・

 2006年9月7日  光る凶鳥に歯がないピクニック
 本日の購入本
 「凶鳥の如き忌むもの」 三津田信三(講談社ノベルス)
 「λに歯がない」 森博嗣(講談社ノベルス)
 「夜のピクニック」 恩田陸(新潮文庫)
 「光る鶴」 島田荘司(光文社文庫)

 講談社ノベルス、今月の新刊は森氏の<Gシリーズ>最新刊と、三津田氏のホラーミステリー。特に、今年ミステリー・リーグの「厭魅の如き憑くもの」で沸かせてくれた、三津田氏の新作には期待大!!

「夜のピクニック」は文庫落ちの作品・・・・・・なのだが、なんでこんな新潮文庫の発売日とは時期外れの日に出たのやら??

 月刊・島田荘司ともいえる、最近の新刊ラッシュ。そして今回も、と言いたいところなのだが、タイトルが変わっただけで、基本的には「吉敷武史の肖像」の文庫化作品。書下ろし作が一編入っているだけ。だったら、タイトルも「吉敷武史の肖像」のままでいいと思うのだが。そして書き下ろしは別の本に入れれば・・・・・・

 2006年9月5日  未だ、メッタ斬りを・・・・・・
 いやぁー、「文学賞メッタ斬り リターンズ」を未だ探しているのだが見つからず。意外とどこの本屋でも売り切れているようだ。たぶん印刷された数も少なかったのであろう。いつになったら手に入るのやら。少し涼しくなってきたことだし、一度、東京にでも出てみようかな。

 本日の購入本
 「緋色の迷宮」 トマス・H・クック(文春文庫)

 ほぼ毎年のように新刊が出版され、訳されながらも、それなりのレベルを保ち続けるトマス・H・クックの作品。どの作品も地味といえなくもないのだが、常にそれだけに収まらない凄みのある作風で描かれている。今回の作品も当然の事ながら期待してよかろう。

 2006年9月1日  あわただしい、九月一日
 8月の発売が延期かと思っていた「UFO大通り」と「グラックの卵」を買うことができた。
 また、なぜか1日なのに、祥伝社の新刊が出ていたりと。祥伝社の新刊ってこんな時期に出てたっけ?? とはいえ、購入しようと思う本はなかったのだが。

 本日の購入本
 「UFO大通り」 島田荘司(講談社)
 「グラックの卵」 アンソロジー(国書刊行会〈未来の文学〉)

 ということで、この2冊を購入。これでようやく8月の新刊は全てメドがついた。これでまた来週くらいからは9月の新刊を狙い撃ち!!