一言、二言

過去の一言、二言
 2008年7月30日  久しぶりのフロスト
 本日の購入本
 「漂流巌流島」 高井忍(ミステリ・フロンティア)
 「フロスト気質」 R・D・ウィングフィールド(創元推理文庫)

 やったぁー、フロスト警部の新刊をやっと読めるぞ!! と、思いながら、先にあとがきをパラパラとめくっていたら、なんと著者のウィングフィールド氏が亡くなったのだと・・・・・・。本書以外の未訳作品はあと2作。今度は、かえって読むのがもったいない気が・・・・・・

 2008年7月28日  献本、いただきましたー
 原書房ミステリー・リーグから、今月の新刊2冊!!
 「鬼蟻村マジック」 二階堂黎人
 「浮遊封館」 門前典之

 二階堂氏の新刊は水乃サトルシリーズ。70年前、突如現れ、衆人の前から消えうせた“鬼”。その鬼が再び現代に甦ることに!! 不可能犯罪に水乃サトルが挑む。

 門前氏は2001年に「建築屍材」で第11回鮎川哲也賞を受賞した作家。本書が受賞後第一作となる作品。各地で“死体が消える”という謎に挑んだ推理小説。

 2008年7月26日  続・ずらり、勢ぞろい
 本日の購入本
 「青銅の悲劇 瀕死の王」 笠井潔(講談社)
 「鬼蟻村マジック」 二階堂黎人(原書房ミステリー・リーグ)
 「浮遊封館」 門前典之(原書房ミステリー・リーグ)
 「消滅の光輪」 眉村卓(創元SF文庫 上下)
 「タナスグ湖の怪物」 グラディス・ミッチェル(論創海外ミステリ79)

 昨日の荷物が多すぎて買い控えた本と、今日発売になった本をあわせて購入。久々の笠井氏の新刊・・・・・・厚いよ、分厚すぎるよ! こんなに新刊が出ているのに、いったいいつ読めというんだよ・・・・・・。

 まぁ、読書の本番は秋ということで。

 2008年7月25日  ずらり、勢ぞろい
 本日の購入本
 「カラスの親指 by rule of CROW's thumb」 道尾秀介(講談社)
 「しらみつぶしの時計」 法月綸太郎(祥伝社)
 「フリーランチの時代」 小川一水(ハヤカワ文庫)
 「マザーズ・タワー」 吉田親司(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

 いろいろ売ってた! 実は、新刊はこれだけではなく、ただ単に買いきれなかったために、上記の本を買ったのみにとどまった。明日は残りの本も買ってこなければ。あと、早川のフェアをやっているので、それらのなかからも、いくつか買いたいものがあったりもするし・・・・・・。
 今年、中盤になってようやくラッシュといえる、新刊ラッシュが来たと感じられた金曜日。

 2008年7月23日  バイバイ、ハリー
 本日の購入本
 「黄昏たゆたい美術館」 柄刀一(実業之日本社)
 「ハリー・ポッターと死の秘宝」 J・K・ローリング(青山社:上下巻)

 柄刀氏の新作は絵画修復士・短編シリーズの続編。前作はかなりよい作品集であったので、続編が出てくれたのはうれしいかぎり。今作にも期待大!!

 ついに出ました、ハリー・ポッターの最終巻。思い返せば、長かったなぁ・・・・・・と。読み始めたのはいつからだっけ? この作品には全面的に賛同するというわけではなく、言いたい事はいろいろとあるものの、読み続けてきたシリーズ。8月のお盆の時期くらいにでも、読み始めるか。

 2008年7月19日  早川・・・・・・さん、のフェア
 本日の購入本
 「遠海事件」 詠坂雄二(光文社)
 「マイナス・ゼロ」 広瀬正(集英社文庫)
 「きみの血を」 シオドア・スタージョン(ハヤカワ文庫)
 「バベル−17」 サミュエル・R・ディレイニー(ハヤカワ文庫)
 「宇宙船ビーグル号」 A・E・ヴァン・ヴォクト(ハヤカワ文庫)

 詠坂雄二氏は昨年、KAPPA-ONE登竜門からデビューした作家。この作品が2作品目。
 今作は“佐藤誠はなぜ首を切断したのか?”という副題が付いた、ドキュメンタリー風の作品になっているようである。どのようなミステリを展開させてくれるのか楽しみである。

 全国の書店員が熱望した復刊文庫ということで選ばれたのが、広瀬正氏の作品とのこと。既に1972年に亡くなってしまっている作家のようであるが、SF界に大きな足跡を残した人物とのことである。今月復刊された「マイナス・ゼロ」から、6ヶ月続けて作品が復刊されるとのことなので、これを機に手に入れ、熟読したいと考えている。

 残りの3作品は、「今日の早川さん」という読書系四コマ漫画の登場人物たちが進める“SF&ファンタジイフェア”から購入。入手しにくいものや、入手しそびれていたものなどが見つかるかもしれないので、本屋さんで要チェック!!

 2008年7月18日  いろんなものを
 本日の購入本
 「ちびの聖者」 ジョルジュ・シムノン(河出書房新社)
 「妃は船を沈める」 有栖川有栖(光文社)
 「せつないいきもの」 竹本健治(カッパ・ノベルス)

 シムノンのメグレ警部ものではない小説第2弾! 1冊目はもちろんのこと(?)積読。
 ずいぶんとコンスタントに作品を出し続ける有栖川氏。今回は火村シリーズ。
 竹本氏の作品は、これでシリーズ化決定!? 牧場智久の雑役シリーズ。

 2008年7月15日  講談社文庫から
 本日の購入本
 「綺羅の柩 建築探偵桜井京介の事件簿」 篠田真由美(講談社文庫)
 「還らざる日々」 R・ゴダード(講談社文庫 上下)

 文庫で読み続けている桜井京介の事件簿。ミステリ色はだんだんと薄くなっている気はするものの、読み続けずにはいられない、シリーズである。

 ゴダードの新作は、なんと、「蒼穹のかなたへ」「日輪の果て」に続く、ダメ主人公ハリー・バーネットが登場するシリーズ第3弾!! ・・・・・・って、まだ続くんだ、シリーズとして。

 2008年7月11日  光文社文庫や、文春文庫や
 今日は、光文社文庫や文春文庫の新刊を色々と見つけることができたが、結局購入したのはこれだけ。

 本日の購入本
 「夜空のむこう」 香納諒一(光文社文庫)

 お、思っていたより分厚い・・・・・・こりゃ、また長らくの積読になりそうな予感。しかし、香納氏の作品って、どうしてもたまるんだよなぁ。読み始めると、面白いんだけどね。

 2008年7月8日  なんと、ハンターの新作が!!
 本日の購入本
 「四十七人目の男」 スティーブン・ハンター(扶桑社文庫 上下)
 「百物語 浪人左門あやかし指南」 輪渡颯介(講談社ノベルス)

 なんと、先月末にスティーブン・ハンターの新作が出ていた! 見逃すところであった。あぶない、あぶない。しかも今作は、懐かしのボブ・リー・スワガーが登場。さらには、彼が活躍するのは日本でとのこと。どうやら今回は、銃ではなく刀を手にするボブ・リーの姿が見れるようだ。

 講談社ノベルスからは色々と出ていたが、購入したのはメフィスト賞受賞後の2作目を書いた、輪渡氏の作品のみ。

 2008年7月5日  いきなり暑くなり
 突然、夏らしい暑さが舞い降りてきた。これからは、休みとはいえ朝もゆっくり寝ていられなくなりそうだ。

 と、そんななか、本屋へ行ってみるものの、目新しい本は見当たらず、新刊購入はまた来週へ持ち越し。

 今月出版される面白そうな作品をピックアップしてみると、
 法月氏の「しらみつぶしの時計」(光文社)、道尾氏の「カラスの親指」(講談社)、笠井氏の「青銅の悲劇 瀕死の王」あたりが注目株か。他にも原書房から二階堂氏の「鬼蟻村マジック」も出る予定とのこと。

 海外作品はなんといっても、「フロスト気質」(創元推理文庫)これに限る。いったい、何年ぶりなんだ!? これこそ本当に待ちに待ったシリーズ作品のひとつである。

 2008年7月2日  2008年も後半戦
 本日の購入本
 「ひぐらしのなく頃に解 第二話〜罪滅し編〜 上」 竜騎士07(講談社BOX)

“解”の第一話はようやく、下巻に入ったところ。一応、順調に読み進めている。この作品は“解”を読み終わった後に、また問題編のほうを読み直したくなってしまいそうで、エンドレスで読み続けてしまいそうな魔力を持っている。読めば読むほど、色々な発見がありそうな作品だ。

 ということで、新たに7月も始まったのだが・・・・・・もしかして、今週購入予定の新刊はこれだけ?