一言、二言

過去の一言、二言
 2009年8月29日  そろそろペースを上げないと
 昨日と今日の購入本をまとめて
 「ダブル・ジョーカー」 柳広司(角川書店)
 「花と流れ星」 道尾秀介(幻冬舎)
 「密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿」 北山猛邦(東京創元社)
 「幽霊の2/3」 ヘレン・マクロイ(創元推理文庫)
 「さよならの次にくる〈新学期編〉」 似鳥鶏(創元推理文庫)
 「グーラグ57」 トム・ロブスミス(新潮文庫:上下巻)
 「ミスター・ディアボロ」 アントニー・レジューン(扶桑社文庫)

 というラインナップを購入。
 今年の前半は海外ミステリ作品が少なく、不作の年になるかなと思っていたのだが、ここ数ヶ月で一気に話題作が目白押し。とうとう読むペースが追いつかなくなってきた。ただ、8月も終わりに近づき、これから涼しくなりつつあるので今後読書もはかどるであろう。そろそろ読むペースを上げていかなければ。

 2009年8月26日  ウィンズロウ、久々
 本日の購入本
 「あるキング」 伊坂幸太郎(徳間書店)
 「追想五断章」 米澤穂信(集英社)
 「犬の力」 ドン・ウィンズロウ(角川文庫:上下巻)
 「忙しい死体」 ドナルド・E・ウェストレイク(論創海外ミステリ)

 今回の購入本のなかでの注目本はなんといってもドン・ウィンズロウの新作。ウィンズロウといえば、「ストリート・キッズ」ばかりが目立ち、他の作品についてはとりあげられることさえほとんどないのだが、今作はどうであろうか。今年の目玉作品として、今後とりあげられることになるかどうか。
 今作では30年にわたる麻薬戦争を取り上げたという、上下巻にわたる渾身の大長編。

 2009年8月22日  最近は週に一回の更新で
 ここ最近は週に1回の更新になってしまっている・・・・・・といっても、もともと週に2回くらいの更新だった気がするのでたいして変わっていないか。
 新刊を大量に購入すれば別なのだが、1冊1冊バラバラだと、後からまとめて更新すればいいやみたいになってしまっている。もうちょっと力を入れて更新したほうがよいのかな・・・・・・いや、細く長くのほうがこのサイトらしいであろう、ということで自由気ままにやっていきます(いままでどおり)。

 今週の購入本
 「少女探偵は帝都を駆ける」 芦辺拓(講談社ノベルス)
 「あなたのための物語」 長谷敏司(ハヤカワSFシリーズJコレクション)
 「ここに死体を捨てないでください!」 東川篤哉(光文社)

 2009年8月15日  盆の休みもそろそろ終わり
 盆の少しばかりの休みもそろそろ明ける。例によって何もしていないのだが、読書量が少なかった理由はドラクエのせいではなく、暑さのせいということにしておきたい。ちなみにドラクエは本編はとっくにクリアしており、その後の世界を楽しみながら110時間以上が経過しようとしている。

 というわけで、あまり本を読んではいないのだが、スティーブン・キングの「ザ・スタンド」を読み終えた事は収穫のひとつといえよう。年初から読み始めたのだが、これがすこぶる面白く、かなりのハイペースで読むことができた。個人的にはキングの最高傑作にあげてもよいほどの作品。

 あと、購入本については、なんとなく打海文三氏の作品が読みたくなり書店や古本屋へいって買いあさってみた。今後も古本屋周りを続けてみよう。

 また、今年の話題作(らしい)、ミレニアムという作品(1〜3巻でそれぞれ上下巻)をどうするか悩み、ついに購入に至った。いまのところ2巻までしか購入していないのだけれど、3巻も早いうちに買う予定。これをいつ読むのかが一番の問題だが、今年中には読んでしまいたい。

 2009年8月8日  ロス・トーマス
 本日の購入本
 「冷戦交換ゲーム」 ロス・トーマス(ハヤカワミステリ)
 「暗殺のジャムセッション」 ロス・トーマス(ハヤカワミステリ)

 ロス・トーマスという作家についてご存知であろうか。私が最初にロス・トーマスの本を読んだのは、早川書房からミステリアスプレスという海外作品を文庫で紹介するレーベルが登場し、そのなかで刊行された「八番目の小人」「モルディダ・マン」を入手してのこと。
 読んだのはもうだいぶ前のことになるので詳細は覚えていないのだが、当時ロス・トーマスという名前が心に残るくらいのインパクトがあったのは確か。その後も、ハヤカワ文庫から出版されたものを何冊か読んでいる。

 そうして、そのロス・トーマスの今まで翻訳されていなかった作品が久しぶりに刊行された。それが今月発売の「暗殺のジャムセッション」。しかし、よく調べてみるとこれは「冷戦交換ゲーム」という作品に登場した人物が活躍する作品ということで、これだけ読んでも面白みがないのかなと迷ってしまった。すると、ちょうど本屋に「冷戦交換ゲーム」も置いてあったので、本日セットで購入した次第。せっかくだから、続けて読んでみようと思っている。

 ちなみにこの「冷戦交換ゲーム」は1966年に出版され、日本では1968年7月に出版された。「暗殺のジャムセッション」については、1967年に出版されているので、40年以上たっての邦訳となる。また、残念なことにロス・トーマスは1995年に亡くなっている。

 2009年8月7日  今週はバラバラに購入
 今週の購入本
 「うみねこのなく頃に Episode1 下」 竜騎士07(講談社BOX)
 「栄光なき凱旋 下」 真保裕一(文春文庫)
 「毒蛇の園」 ジャック・カーリイ(文春文庫)
 「密室殺人ゲーム 2.0」 歌野晶午(講談社ノベルス)
 「虫とりのうた」 赤星香一郎(講談社ノベルス:第41回メフィスト賞受賞作)

 もっとこまめに更新する予定であったが、なかなか本をまとめて買うことができなくて更新が滞ってしまった。
 火曜日に「栄光なき凱旋」、水曜日に「うみねこのなく頃に」、そして本日他の本をまとめ買い。

 気になる作品はなんといってもジャック・カーリイ3作目の「毒蛇の園」。この作家は堂々とバカミス的なことをやってくれるので、どんな作品に仕上げられているかが楽しみ。今回もどぎもを抜くサイコホラーを見せてくれるのか!?

 そしてもう一冊は「密室殺人ゲーム2.0」。まさか続編がでるとは・・・・・・それだけでも驚きであるのだが、内容でも驚かせてくれるのだろうか。これは期待せずにはいられない。