一言、二言

過去の一言、二言
 2010年4月30日  結局買ってしまう
 本日の購入本
 「綺想宮殺人事件」 芦辺拓(東京創元社)

 なんとなくタイトルに惹かれて・・・・・・と言いつつも、芦辺氏の本って、ほとんど買って読んでいるんだよな。でも意外と当たり外れが多いので、無理して購入する必要もないと思うのだが・・・・・・でも、読んでみなければどれが当たりなのかわからないから結局、買ってしまうんだよな。

 まぁ、この作品がタイトル通り、大作・名作であることを祈りたい。

 2010年4月29日  入手できない!
 論創ミステリ叢書の新刊「大阪圭吉探偵小説選」が出ているようなので、本屋へと行ってみたのだが・・・・・・置いている本屋がなかった!
 というか、論創ミステリ叢書を置いている本屋がない!!

 論創社の海外ミステリは置いてあるところがあるのだが、何故か論創ミステリ叢書が見当たらない。継続して探す予定だが、これはネット通販を利用した方が早いかもしれない。

 近所に、こうした悩みを抱えなくて済むような本屋が1、2件は欲しいところなのだが。

 2010年4月24日  10年ぶりの眩暈
 今週の購入本
 「スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン」 小路幸也(集英社文庫)
 「仁侠スタッフサービス」 西村健(集英社文庫)
 「仮借なき明日 佐々木嬢(集英社文庫
 「眩暈を愛して夢を見よ」 小川勝己(角川文庫)

 今回購入した本のなかでの注目本は小川勝己氏の「眩暈を愛して夢を見よ」。小川氏といえば、横溝賞を受賞した作家なのだが、その名を私が知ったのはこの「眩暈を」が注目されてから。その後「まどろむベイビーキッス」や「撓田村事件」で有名作家の仲間入りを果たしたと言ってよいであろう(ただし、その後にはこれといった作品がなかったように思えるが)。

 そして、私は単行本では「眩暈を」はなんとなく買いそびれてしまい、文庫化されるのを待っていたのだが、何故かなかなか文庫化されなかった。「眩暈を」が出たのが2001年のことなので、今回文庫化されるまでに10年近くの歳月がかかっている。何か理由があるのだろうか・・・・・・

 何はともあれ、ようやく待ちに待った本を読むことができるので、これは期待して読み上げたいと思っている。

 2010年4月20日  先日の感想で
 4月18日の感想で鳥飼否宇氏の「このどしゃぶりに日向小町は」をUPした。そこで、短編「廃墟と青空」が単行本に掲載されていないというようなことを書いたのだが、これを見た人からメールをいただき、誤りであったことに気づかされた。

 なんと「痙攣的」にきちんと掲載されていた。読んだはずなのに・・・・・・すっかり、忘れていましたな。

 18日の感想では「このどしゃぶりに日向小町は」の話の前に「廃墟と青空」を入れておくべきなどと書いてしまったのだが、別の出版社で刊行されていれば、それは無理というものであろう。でも、そうしたほうが、それなりに完成度は増すと思えるのだが・・・・・・とはいえ、そこまでやる程の価値があるかどうかはまた別の話なので、無理にやるようなことでもなさそうとも考えてしまう。

 なにはともあれ、そのうち「痙攣的」を読み返そうと、そんな風にだけ思った。いや、Book Offに売っていなくてよかった、よかった。

 2010年4月18日  論創海外ミステリ、未読はあと何冊?
 論創海外ミステリは現在90冊刊行されている。一時期は毎月3冊ずつというとんでもないハイペースで出ていたが、ここ1、2年はだいぶ刊行ペースが落ち着いてきた。それにともない、初期の粗製乱造作品のようなものばかりから、徐々に内容の濃いものが増えてきたように感じられる。

 今週、「エヴィー」(論創海外ミステリ47)を読み終えたことにより、通しでNo.51までは読了完了。52作目以降に関しては、読了が22冊。ゆえに、90冊中73冊は読み終えているということになる。残りはあと17冊ということになる。そう考えると、だいぶ追いついてきたなという気がする。一時期は差が広がるばかりであったのに・・・・・・何しろ「エヴィー」は2006年4月出版ということで4年前に出た本。

 さすがに今年中に90冊まで、とはいかないだろうが、来年くらいには新刊の発売前に、そこまでの本を全て読了ということがありうるかもしれない。続けて、精力的に読んでいこう。

 2010年4月17日  ミスターペッツと呼べばいい?
 本日の購入本
 「虚擬街頭漂流記」 寵物先生(文藝春秋:第1回島田荘司推理小説賞)
 「攪乱者」 石持浅海(ジョイ・ノベルス)

 当然のことながら“島田荘司推理小説賞”の名に惹かれて「虚擬街頭漂流記」を購入。この賞はアジアで本格ミステリを募集したもの。栄えある第一回受賞者は“寵物先生”と書いて、ミスターペッツと仮名がふられている。台湾の作家とのこと。
 今のところ、まだアジアでこれといった本格ミステリ作品に出会えていない。この作品が、そういった印象を一変させてくれるような作品であればよいのだが。

 2010年4月15日  ハリー・ボッシュ
 本日の購入本
 「エコー・パーク」 マイクル・コナリー(講談社文庫:上下巻)

 久々・・・・・・というほどでもないのだが、マイクル・コナリーによるハリー・ボッシュ・シリーズ、最新作「エコー・パーク」が登場!

 警察に復帰し、未解決事件班に配属されたボッシュが新たな事件に挑むのだが・・・・・・という内容。今作も、いつもどおり楽しませてくれそうだ。来月くらいには読み上げたいと考えている。

 しかし、この作品、本国で出版されたのは2006年とのこと。その後も順調にシリーズ作品を出版しているので、まだまだ未訳本がたくさんある。次に備えて早く読んで起きたというのと同時に、このシリーズもまた最初から再読したいなどと、つい考えてしまう。

 2010年4月10日  いろいろ買い過ぎ
 昨日と今日の購入本
 「白戸修の狼狽」 大倉崇裕(双葉社)
 「最も遠い銀河」 白川道(幻冬舎文庫:1〜4)
 「追 伸」 真保裕一(文春文庫)
 「狐と踊れ <新版>」 神林長平(ハヤカワ文庫)
 「百億の昼と千億の夜 <新装版>」 光瀬龍(ハヤカワ文庫)
 「ラスト・チャイルド」 ジョン・ハート(ハヤカワミステリ1836)
 「沼地の記憶」 トマス・H・クック(文春文庫)
 「イリアム」 ダン・シモンズ(ハヤカワ文庫:上下巻)
 「アガサ・クリスティーの秘密ノート」 アガサ・クリスティー(クリスティー文庫:上下巻)

 分冊、上下巻含めて全部で14冊。いっぺんに買いづらくて2日に分けて、しかも本屋も4軒に分けて(売っている売っていないというからみもあって)購入。
 パッとラインナップを見ると、積読になる本が多いような・・・・・・
 とりあえず、早めに読もうと思っているのは「白戸修の狼狽」「ラスト・チャイルド」「沼地の記憶」あたりか。
「イリアム」あたりも読みたいのだが、なんとなく来年以降の課題になりそうな気がする。

 2010年4月3日  本屋確保
 本日の購入本
 「うみねこのなく頃に episode3 下」 竜騎士07(講談社BOX)
 「魔法使いの弟子たち」 井上夢人(講談社)

 なんと久々に井上夢人氏の新刊が! しかも長編!! 内容をパッと見た限りではミステリというより伝奇っぽいのだが、何にせよ読むのが楽しみなことは間違いない。できれば、もっと早いペースで書いてもらいたいものなのだが・・・・・・


 前回書いたように引っ越しをしたのだが、引っ越しした際に必ずやらなければならないのが大きな本屋を探すこと。3日間かかって、ようやくこのレベルなら大丈夫という本屋を見つけた。
 その基準はといえば、創元推理文庫やハヤカワ文庫がそろっているのはもちろん、論創社や国書刊行会などのハードカバーの海外ミステリの新刊を購入できるかどうか。意外とこういう本屋を見つけるのは難しい。とりあえず、何とか一軒見つけたので、今後はさらなる本屋を探してゆきたい。

 2010年4月2日  早くも再開
 一週間もたたずに再開。これでは普段の更新と変わらない・・・・・・

 とはいえ、県をまたいでの引っ越しなので、荷物はごったがえしている状況。

 ネットをつないだのも、ようやく今日から。

 そんなわけで、新刊の更新も先送り。

 とはいえ、この状況であれば、すぐに普段通りの更新になりそうな予感。