一言、二言

過去の一言、二言
 2010年5月29日  月9原作
 本日の購入本
 「悪魔パズル」 パトリック・クェンティン(論創海外ミステリ91)
 「兄の殺人者」 D・M・ディヴァイン(創元推理文庫)
 「朝日のようにさわやかに」 恩田陸(新潮文庫)
 「1950年のバックトス」 北村薫(新潮文庫)
 「月の恋人〜Moon Lovers〜」 道尾秀介(新潮社)

 出そうで出なかった「悪魔パズル」がようやく刊行された! 「悪女パズル」に続くパズル・シリーズ5作目ということで、今年注目の1冊。
 と言いつつも、パズル・シリーズってほとんど入手していない。どこかの出版社で、復刊してくれないかなと期待。

 それと注目本といえば、なんといってもD・M・ディヴァインの作品。「兄の殺人者」はデビュー作とのこと。正統派の犯人当て、らしいので期待して読むこととしよう。

 そして道尾秀介氏の新刊なのだが、なんとこの作品、現在放映されている月9ドラマの原作とのころ。そんな作品も手掛けているのかとびっくり。ただし、そんなわけでラブ・ストーリーだと・・・・・・作品として楽しめるのかな??

 2010年5月27日  第三期はあるのか?
 本日の購入本
 「カマフォード村の哀惜」 エリス・ピーターズ(長崎出版:Gem Collection)
 「明日の空」 貫井徳郎(集英社)

 なんと<Gem Collection>の16冊目が出た。前作からほぼ2年ぶり。てっきり、自然消滅していたと思っていたよ。本屋で見かけてびっくり。
 とりあえず、これで第2期完結と書いてあるのだが、第3期ってあるのかな? あれば、もちろん購入するぞ!

 この作品はカドフェル・シリーズで有名なエリス・ピーターズが書く“フェルス一家シリーズ”作品。その第1作ということで、読むのはもってこいの作品。カドフェル・シリーズを読み切ってから、久々のエリス・ピーターズの作品。これは読むのが楽しみだ。

 2010年5月26日  麻耶氏新刊5年ぶり
 昨日購入した本
 「貴族探偵」 麻耶雄嵩(集英社)
 「粘膜兄弟」 飴村行(角川ホラー文庫)
 「GOSICKIV −ゴシック・愚者を代弁せよ−」 桜庭一樹(角川文庫)

 というわけで待ちに待った麻耶氏の新刊。しかし、麻耶氏といえば本格ミステリ・マスターズで新刊が予定されて以来ずっと出ていないような気がするのだが・・・・・・
 まぁ、それは置いといて、せっかく新刊が出たのだからありがたく読むこととしよう。

 なんか、法月氏や麻耶氏の新刊が出ると、ありがたすぎて読むのがもったいなくなってしまう。

 2010年5月22日  一週間ぶりです
 先週、買う本がない、ないと言っていたが、今週は本当に一冊もなかった。意外と読書は進んでいるので、それなりに積読を崩しつつあるような気がほんのちょっとでもなくはない(←なんか微妙)。

 来週は、「粘膜兄弟」「兄の殺人者」「貴族探偵」「悪魔パズル」と注目本が目白押し。


 また、「本格ミステリ大賞」と「インターネットで選ぶ本格ミステリ大賞」がそれぞれ発表された。例年通り、「インターネットで」のほうには投票させていただいた。

 結果を見て驚いたのは、個人的には「インターネットで」のほうに歌野氏が選ばれ、オフィシャルでは綾辻氏が選ばれるのかなと思っていたので、逆の結果にびっくり。また、オフィシャル版では歌野氏と三津田氏同時受賞というのにも驚かされた。

 なんだかんだと言っても、選出するのに迷うくらい良作がたくさんあるというのは良いことであろう。今年も昨年に負けないくらいの、面白いミステリ作品がたくさん出てきてくれることを期待したい。

 2010年5月16日  ネット通販で購入
 本日届いた本
 「大阪圭吉 探偵小説選」(論創ミステリ叢書)

 結局、最寄りの本屋に売っていなくて、ネットで注文。今後このシリーズはネットで買うことになりそう。もしくは、新たな本屋を開拓できるかがカギ。

 2010年5月15日  今週はこれだけ
 本日の購入本
 「死ねばいいのに」 京極夏彦(講談社)
 「警官の紋章」 佐々木譲(ハルキ文庫)

 今週の購入本は少なかった。ゴールデンウィーク明けということもあり、出版点数が若干少なめということもあるかもしれないが、5月の購入本は少なくなりそう。

 そんな中、京極氏がここ最近、精力的に新刊を出しているように思える。シリーズものではないところが残念であるが、これはこれで面白そう。「数えずの井戸」も積読になってしまっているので、早めに読み上げたいところ。

 佐々木氏の「警官の紋章」は文庫オチの作品。近年、本屋に並び続けている北海道警察シリーズの第3弾。このシリーズは文庫で読んでいるので、初読であるから読むのが楽しみである。

 2010年5月8日  普通どおりの更新
 本日の購入本
 「51番目の密室」 早川書房編集部編(ハヤカワミステリ1835)
 「Classical Fantasy Within 第八話 ハロウィン・ダンサー」 島田荘司(講談社BOX)
 「蒼林堂古書店へようこそ」 乾くるみ(徳間文庫)

 島田荘司氏の例のやつがようやく出た。今回は1冊で完結なのかな?? 次のが出るまで、また間が空くらしい。

ハヤカワミステリの最新刊は「51番目の密室」。これは2008年12月に出た「天外消失」に掲載しきれなかった作品を集めたもの。これで完全コンプリートかと思いきや、まだ11編も残りの作品があるとのこと。なら、いっそう早めにもう1冊出してもらいたいところであるが、なかなかそうもいかないのかな?

 ちなみに、何故かハヤカワミステリの通し番号が、先月出た「ラスト・チャイルド」が1836で、今回の作品が1835と入れ替わっている。

 2010年5月5日  GW 最終
 ようやく「模倣犯」の上巻を読み終えることができた! いや、長い! 書き込み過ぎだ!!

 それを書きたいという意図は伝わってはくるのだが、とにかく長い。読みやすいはずなのに、読んでも読んでも終わりが見えてこなかった。しかも鬱な内容だから、読み進めやすいとは言い難い。

 といっても、まだ上巻を読み終わったのみ。同じくらいの分厚さの下巻が待っている。こちらは一気読みできそうもないので、少しずつ6月末くらいをめどに読んでいこう。とりあえず、下巻最初の10ページくらいまでは読んでみた。

 その他に現在読み途中なのは、アジア本格リーグ4「蝶の夢」。これはあと100ページきっているので、明日くらいには読み終えることができそう。
 それとエラリー・クイーンのTV版のシナリオ・コレクション「ミステリの女王の冒険」。こちらは読み始めたばかり。

 そんなこんなで、まとまった休みはしばらくなさそうだが、今後もいつもどおり細々と本を読み続けていきます。

 2010年5月4日  GW 4日目
 家にある本を詳しく調べてみようと、パソコン内にデータベース化してあるのを見てみたら、3千冊ではなく、3千5百冊あるようだ。ちょっと鬱になりそう。絶対に今住んでいるところを引っ越すときには4千冊を超えていることだろう。8年くらい前に引っ越した時には2千冊を超えていたくらいだったはずなのだが・・・・・・

 まぁ、それはさておき、ゴールデンウィーク中は細々と本を読んでいるわけだが「模倣犯」の上巻がなんとか今日か明日には読み終わりそう。当座の目標は達成できそうだ。

 あと、昨日読了したダシール・ハメットの「デイン家の呪い」が意外と面白かった。
 ハメットの作品は、かなり昔に2、3冊読んだきり。読んだ当時はそれほど面白いとは思わなかった。「血の収穫」だけ、かろうじて面白いと感じたような。名作と言われ続けている「マルタの鷹」についてはほとんど印象がない。

 それから年月も経ち、今読めば状況も変わるであろう。ハメットの長編は5作しかないので、さっそく読みとおしてみたいと思っている。「マルタの鷹」のハヤカワ文庫版が家にあるので、なるべく早いうちに読んでしまおう。惜しいのは、現在入手できる長編が5冊のうちの3冊のみ。他の2編は絶版となっているよう。できれば今回の「デイン家の呪い」の新訳を機に、新たに復刊してくれないかなぁ、とちょっと期待していたり。

 それと、本サイト内ではチャンドラーとマクドナルドは著作リストを作っていたのだが、ハメットだけなかったので現在作成中。日曜日の感想の更新とともにUPするつもり。

 2010年5月3日  GW 3日目
 ゴールデンウィークと全く関係ない話をひとつ。

 このたび、4月に引っ越しをしたわけなのだが、その時大いに苦しめられたのが膨大な本の数。このサイトでも紹介している通り、かなりの数の本を買っているので総数は3千冊強にものぼる。これでも一応、古本屋に売ったりしているのだが、たまりにたまった3千冊。その割には転勤族だったりするのだから、どうしたものかと。

 ここのサイトでは紹介していないが、これにプラスして漫画もかなりの数、持ち合わせている。引越しの際に大変だったのは、それらをダンボールに梱包するとき。いくら詰めても詰めても本の数が減らない。しかも、ダンボールは山のように積み上がっていく。そのダンボールを見た時には、本当にこれ、どうにかしなきゃと考えてしまった。

 ちなみに運搬に関しては引っ越し会社まかせなので、全く苦労せず。ただし、引っ越し会社の人はものすごく苦労していた(ごめんなさい)。

 今後ますます本の数は増えて行き、しかも体力は徐々に衰えつつある(←これ肝心)。そうすると、この本の山も今住んでいるところでどうにかしたほうがよいのかもしれない。なにしろ、いつまた転勤になるのかわからないのだから。もったいないけど、シリーズ本とか切り崩さなきゃいけないのかなぁ(90冊になる論創海外ミステリとか)。

 でも・・・・・・引っ越しは大変なのだが、本棚に本を並べているときは結構楽しかったりする。

 2010年5月2日  GW 2日目
 特になし


 で、終わりにせずに、今日は日曜なので普通に感想を更新。
 ちょっと少なめであるが、コナリーの作品が上下巻だったので、こんなものだろう。

 今日明日で「無人踏切」と「デイン家の呪い」を読み終えることができそう。それらが終わったら「模倣犯」にも力を入れることができるだろう。

 と、今週はこんな感じで。

 2010年5月1日  GW 1日目
 意味深なタイトルを付けてしまったが、連続で更新できるかは不明。

 このゴールデンウィーク、特に課題図書は考えていないのだが、年間目標の「模倣犯」を読み進めたいと思っている。現在上巻の3分の1くらいまで読んでいる。そこそこ読み進めてはいるものの、とりかかり始めたのは結構前なので、順調とは言い難いペース。そんなわけで、この休みを利用して上巻くらいは全て読み終えたいと思っている。

 ちなみに「水滸伝」のほうは16巻まで読み終えたので、あと3巻を残すのみ。こちらは早ければ夏ごろには読み終えることができそうだ。

 あと、現在読んでいる最中の本は「無人踏切」と「デイン家の呪い」と「蝶の夢」。意外とこれらのほうが面白くて、「模倣犯」が後回しになってしまいそうで怖い。いや、もちろん「模倣犯」のほうも面白いのだが・・・・・・といっても、3分の1くらいまで読んで、ようやく方向性が見え始め面白くなりつつあるような。