一言、二言

過去の一言、二言
 2010年9月30日  月の最後だが
 本日の購入本
 「隻眼の少女」 麻耶雄嵩(文藝春秋)
 「セカンド・ラブ」 乾くるみ(文藝春秋)

 今日で9月分の本を全て入手するつもりだったが、講談社の深水氏の作品と創元社の新刊が見つからず、文藝春秋の本のみ購入。残りは週末にでも。

 今回の購入本の目玉は言うまでもなく麻耶氏の「隻眼の少女」。待ちに待った長編作品。文藝春秋の本格ミステリマスターズはどうなったかとか、今年「貴族探偵」が出たのだから1年に2冊出さずに2年に分けた方がとか、そういったことは置いといて、とにかく今年中に絶対読んでおかなければ年を越すことができない本。10月中に読んでしまえばいいじゃない。

 2010年9月25日  角川文庫の日
 本日の購入本
 「GOSICK'sU -ゴシックエス・夏から遠ざかる列車-」 桜庭一樹(角川文庫)
 「悪 果」 黒川博行(角川文庫)
 「死墓島の殺人」 大村友貴美(角川文庫)
 「Yの悲劇」 エラリー・クイーン(角川文庫)
 「フランキー・マシーンの冬」 ドン・ウィンズロウ(角川文庫 上下巻)

 今月は角川文庫から色々と購入。クイーンは「Xの悲劇」の角川文庫版を購入したいたので続けてということで。「Zの悲劇」「レーン最後の事件」も出るならば、購入して再読してみるのもいいかもしれない。

 今回のラインナップでの注目本は何と言ってもドン・ウィンズロウの新刊。昨年「犬の力」が話題になったが、その勢いが続くのであろうか。これは何としても今年中に読まなくては!!

 2010年9月24日  献本いただきましたぁー
 原書房様から本をいただきました。ありがとうございます。
 「サニーサイド・スーサイド」 北國浩二(原書房)

 あらすじが書いてあるものの、内容にふれるためか具体的なものはきちんと書かれていない。高校のカウンセリング室とタイトルの通り“自殺”がキーワードとなっている青春ミステリとのこと。今作では、どのような物語を描いてくれるのか? 期待して読んでゆきたい。

 2010年9月23日  ハヤカワの本
 昨日の購入本
 「黒と愛」 飛鳥部勝則(早川書房)
 「時間SF傑作選 ここがウィネトカなら、きみはジュディ」 大森望(ハヤカワ文庫SF)
 「エンドレス・ガーデン ロジカル・ミステリー・ツアーへ君と」 片理誠(ハヤカワSFシリーズJコレクション)

 SF作品の積読がかなり多くなってきたのだが、そうしたなかで特にアンソロジーの積読が増えてきた気がする。もう少し読みこなさなければと思いつつも、読む機会をつかめないままたまっていく一方。

 それと、飛鳥部氏の新刊が久々に登場。この人は1998年に鮎川哲也賞を受賞してデビューした作家。今回の作品が13作目とそれほど多く作品を描いている作家ではない。また、作品のなかで一番注目されたものはデビュー作であろう(違う意味で「誰のための綾織」という作品もあるのだが)。そんなわけで、ミステリ界でほどほどに活躍するマニアックな作家の一人といったところに位置づけられる。個人的には本格ミステリを書き続けようとしてくれる貴重な作家のひとりであるので今後も末永く応援してゆきたいと思っている。

 2010年9月18日  これからが今月の山場だ
 本日の購入本
 「月と蟹」 道尾秀介(文藝春秋)
 「キッド・ピストルズの醜態」 山口雅也(光文社)
 「赤朽葉家の伝説」 桜庭一樹(創元推理文庫)
 「エアーズ家の没落」 サラ・ウォーターズ(創元推理文庫 上下巻)

 今月は、今のところ購入点数は多くないのだが、これから一気に数多くの新刊が待ち受けることとなる。来週は角川文庫に購入したい本が多々あり、その後は麻耶氏、倉知氏、飛鳥部氏などの貴重な新刊もお目見えとなる。また、年に一回の楽しみである創元推理文庫の復刊フェアも見逃せない。

 今日購入した本の中でも、山口氏の「キッド・ピストルズ」は見逃せない一冊。また、サラ・ウォーターズの新刊はどのようなジャンルの本に仕上がっているのかというところも気になるところ。買うだけではなく、その分読むほうもがんばらなくては。

 2010年9月12日  カマフォードの次は
 今日の感想で「カマフォード村の哀惜」をUP。これはエリス・ピーターズが描く“フェルス一家シリーズ”の作品なのだが、感想でシリーズの次の作品も読みたいと書いた。しかし、よく見るとシリーズの次の作品は「死と陽気な女」というタイトルでハヤカワミステリから出版されている。もしやと思い、自分の家の蔵書をしらべてみると・・・・・・あった! ダンボールの中にしまわれているのを発見。自分の家にしっかりあるではないか。

 こんなことは結構ある。特にハヤカワミステリの作品は、購入したきり積読になっているものが多いので、自分で何を買ってあるのか忘れてしまうことがよくある。

 自分の家の積読本を見ていてよく思うのが、3年くらい新刊を買わずに家にある本を読んでいったほうがいいんじゃないかということ。といいつつも、新刊本を買うことをやめるはずもないのだが。

 2010年9月9日  まとめてドーンと
 本日の購入本
 「アリアドネの弾丸」 海堂尊(宝島社)
 「四月の橋」 小島正樹(講談社ノベルス)
 「新世界崩壊」 倉阪鬼一郎(講談社ノベルス)
 「災 園」 三津田信三(光文社文庫)
 「オリュンポス1」 ダン・シモンズ(ハヤカワ文庫SF)

 今週の新刊をまとめて購入。最近、海堂氏の本はあまり読まなくなったのだが、「チーム・バチスタの栄光」に続くシリーズだけは読み続けている。というわけで今作の「アリアドネの弾丸」となるのだが、タイトルの通り院内で射殺事件が発生するという最近ではなかったミステリ色が濃そうな内容。これは期待してもいいかもしれない。

 2010年9月4日  本当に出た!「カーデュラ探偵社」
 本日の購入本
 「カーデュラ探偵社」 ジャック・リッチー(河出文庫)
 「見えない復讐」 石持浅海(角川書店)
 「空想オルガン」 初野晴(角川書店)
 「謎解きはディナーのあとで」 東川篤哉(小学館)

 ジャック・リッチーの短編集を読んだ時に“カーデュラ”シリーズの短編集をぜひともまとめて“文庫”で出してもらえたらと、感想に書いたのだが・・・・・・本当に出版されるとは。これは間違いなく担当の人がこのサイトを見て・・・・・・絶対にそんなことはないか。

 それはさておき、そんな風に書いた私が買わないわけにはいかない。というか、読むのが楽しみな一冊である。

 かつてない探偵の活躍をぜひとも多くに人にも読んでもらいたい。

 2010年9月3日  9月は文春文庫から
 本日の購入本
 「池袋IWGP8 非正規レジスタンス」 石田衣良(文春文庫)
 「虚栄の肖像」 北森鴻(文春文庫)

 どちらも急いで読まなければならない本というわけではないので、折を見て(今年中に読めるかな?)。例年そうなのだが、年末が近くなると買いたい本が多く出版される。9月10月が一番多く、11月12月になるとランキングなどで見落としていた本をかき集めに走るため、ますます購入本が多くなる。そろそろ今年中に読んでおかなければならない本をより分け始めなければ。