一言、二言

過去の一言、二言
 2011年9月30日  月 末
 本日の購入本
 「装飾庭園殺人事件」 ジェフ・ニコルスン(扶桑社文庫)

 本格っぽいのか、そうでないのか、よくわからなかったが、なんとなく購入。

 今月も今日で終わりだが、何冊か買い残しが。深水黎一郎氏の新作と、創元復刊文庫の数冊。特に復刊文庫はもよりの本屋では置いてあるかどうか微妙なので、なかなか買うのが難しかったりする。なんとか早いうちに入手しておかなければ。

 2011年9月25日  21世紀 本格短編への誘い
 そろそろミステリ・ランキングの時期も近いと思いきや、原書房様から「21世紀 本格短編 アンケートのお願い」が来た。

 2000年1月〜2010年12月に書き下ろされた短編作品が対象とのこと。

 さっそく、短編作品の抽出を始めたのだが、10年というと思いもよらず多くの作品になる。

 対象作品が多すぎて、とりこぼしてしまいそうで怖い。

 全ての重要と思われる作品を思い返すことができるだろうか?

 2011年9月23日  台風が過ぎ去った後に
 昨日、本屋へ行ったものの台風後の影響のためか、入荷しているはずの本がなく、手ぶらで帰ってくることに。そんなわけで、本日本屋へ行ったところ、いろいろと出ていたのでまとめ買い。

 本日の購入本
 「狩場最悪の航海記」 山口雅也(文藝春秋)
 「おまえさん」 宮部みゆき(講談社文庫:上下)
 「人造救世主3 アドルフ・クローン」 小林泰三(角川ホラー文庫)
 「殺し屋 最後の仕事」 ローレンス・ブロック(二見文庫)
 「プランク・ダイヴ」 グレッグ・イーガン(ハヤカワ文庫SF)
 「レーン最後の事件」 エラリー・クイーン(角川文庫)
 「奇跡をなす者たち」 ジャック・ヴァンス(国書刊行会:未来の文学)


 2011年9月18日  論創海外ミステリ、あと1冊
 本日、チェスタトンの「知りすぎた男」の感想をUP。これで、未読の論創海外ミステリはあと1冊のみ。

 ちなみに残った作品は「壊れた偶像」 ジョン・ブラックバーン。

 たぶん来月中には読み終えることができるだろう。長年の積読の山のひとつにいよいよ終止符が!!

 2011年9月17日  今週の購入本
 今週の購入本
 「はやく名探偵になりたい」 東川篤哉(光文社)
 「スナッチ」 西澤保彦(光文社文庫)
 「楊令伝四 雷霆の章」 北方謙三(集英社文庫)
 「覇王の番人」 真保裕一(講談社文庫:上下)
 「変わらざるもの」 フィリップ・カー(PHP文芸文庫)

 こんな感じで色々と。フィリップ・カーなんて久々だなぁ。真保氏の作品がだいぶたまってきた。

 2011年9月14日  “黄金夢幻城”いただきましたー
 原書房様から本をいただきました。ありがとうございます。

 「黄金夢幻城殺人事件」 芦部拓(原書房)

 長編作品かと思いきや、短編集。さらには、ショートショートも多数掲載されている。
 気になるのは短編のタイトルで「黄金夢幻城」「黄金夢幻城殺人事件」「『黄金夢幻城殺人事件』殺人事件」と“黄金夢幻城もの(?)”が3作も掲載されている。連作になっているのだろうか? これは面白そうだ。

 2011年9月10日  東野、三連投
 本日の購入本
 「マスカレード・ホテル」 東野圭吾(集英社)

 3月の「麒麟の翼」、6月「真夏の方程式」に続いて、9月はこの「マスカレード・ホテル」。他の作品とは異なりシリーズ作品ではないとのことだが、この作品からシリーズ化が始まるということもあるかもしれない。さて、今年を締めくくる最後の東野作品はどのようなものか!?

 12月くらいに、もう一冊出たりして。

 2011年9月7日  薄目の三冊
 本日の購入本
 「密室殺人ゲーム・マニアックス」 歌野晶午(講談社ノベルス)
 「五色沼黄緑館藍紫館多重殺人」 倉阪鬼一郎(講談社ノベルス)
 「物の怪」 鳥飼否宇(講談社ノベルス)

 講談社ノベルスから3冊。気になるのはページの薄さ。倉阪氏の作品はいつもながらのページ数なので、さほど気にならないのだが、他の2冊も同じくらいの薄さというのは、やや目立つ。特に期待している「密室殺人ゲーム・マニアックス」は内容はどうなのか? ページの薄さなど気にならないくらいの爆発力を期待している。

 2011年9月3日  今最も熱い作家!?
 本日の購入本
 「ブラッド・ブラザー」 ジャック・カーリイ(文春文庫)
 「IWGP\ ドラゴン・ティアーズ−龍涙」 石田衣良(文春文庫)

「ブラッド・ブラザー」は「百番目の男」から始まるシリーズ4作品目。著者のジャック・カーリイは、2000年代にデビューした作家としては最も旬な作家と言っても良いであろう。まだ“ジェフリー・ディーヴァー”並のブレイクは果たしていないにしても、“マイケル・スレイド”並のブレイクをしていると、くらいは言ってもよいであろう。とはいえ、本当にブレイクといえるかどうかはこの作品にかかっているのではないだろうか。
 今作ではようやく主人公の兄にスポットが当てられた作品となっている。今年の話題作となるのか!?

 2011年9月1日  今年の創元復刊フェア
<2011年創元復刊フェア>
 「ニューヨーク・ブルース」 ウィリアム・アイリッシュ
 「サウサンプトンの殺人」 F・W・クロフツ
 「コナン・ドイル」 ジュリアン・シモンズ
 「陸橋殺人事件」 ロナルド・A・ノックス
 「マローン殺し」 クレイグ・ライス
 「ムーンチャイルド」 アレイスター・クロウリー
 「怪奇クラブ」 アーサー・マッケン
 「時間の種」 ジョン・ウィンダム
 「グレイベアド」 ブライアン・W・オールディス
 「73光年の妖怪」 フレドリック・ブラウン

 月末くらいに出る予定。今年は何冊くらい買うことになるかな。クロフツの作品は確実なのだが、ノックス、ライス、ブラウンの3作品は持っているので、他をどうするか。現物を見てから決めることとしよう。