一言、二言

過去の一言、二言
 2013年6月29日  黒い駱駝は見つからず
 本日の購入本
 「百年祭の殺人」 マックス・アフォード(論創海外ミステリ105)
 「人外境ロマンス」 北山猛邦(角川書店)
 「春の駒 鷺澤家四季」 福田栄一(ミステリ・フロンティア)
 「冬のフロスト」 R・D・ウィングフィールド(創元推理文庫:上下巻)
 「年刊日本SF傑作選 極光星群」 大森望/日下三蔵編(創元SF文庫)
 「極大射程」 スティーヴン・ハンター(扶桑社ミステリー:上下巻)

 論創海外ミステリの新刊「黒い駱駝」を探しに行ったが見つからず、先月買えなかった「百年祭の殺人」を購入。駱駝探しはまた後日。

 ミステリ・フロンティアの新刊を購入したのだが、前作が出たのが2012年のこと。約半年ぶりのミステリ・フロンティア。そんなに出ていなかったのか・・・・・・。

 ハンターの「極大射程」は、かつて新潮文庫で出たものの扶桑社文庫版。表紙がかっこいいので、つい買ってしまった。これを機に「極大射程」から「狩りのとき」あたりまで、読み返してみるのもいいかもしれない。

 2013年6月22日  予定外の本を2冊
 本日の購入本
 「パンツァークラウン フェイセズU」 吉上亮(ハヤカワ文庫)
 「ズー シティ」 ローレン・ビュークス(ハヤカワ文庫SF)
 「ムーンズエンド荘の殺人」 エリック・キース(創元推理文庫)

 今週の購入本は「パンツァークラウン フェイセズU」のみなるかと思っていたが、本屋で見つけた予定外の2冊を購入。

「ズー シティ」は“ハードボイルドSFミステリ”と帯に書いてあったのにつられて購入。
「ムーンズエンド荘の殺人」は“雪の山荘版・そして誰もいなくなった”と帯に書いてあったのにつられて購入。

 どちらも新進の作家であるようなのだが、面白ければあたりを引いたということで! 今年の注目作品になることを祈りつつ、楽しみに読みたいと思っている。

 2013年6月15日  復刊「生ける屍」
 本日の購入本
 「生ける屍」 ピーター・ディキンスン(ちくま文庫)

 昔、サンリオ文庫から出て以来、絶版となり高値のついていた「生ける屍」がちくま文庫から復刊。また、筑摩書房からというのがマニアックでよい感じ。

 一応、ディキンスンの作品は3作ほど読んでいるのだが、あまり印象に残っていない。決して本格ミステリ作家という感じではなく、文学よりなのかなと思ってしまう。

 とはいえ、色々な意味で評判のこの復刊作品を逃すわけにはいくまい。できるだけ今年中に読んでおきたい。

 2013年6月8日  久々に岸田氏の本の購入
 本日の購入本
 「無垢と罪」 岸田るり子(徳間文庫)
 「ダチョウは軽車両に該当します」 似鳥鶏(文春文庫)
 「ミステリガール」 デイヴィッド・ゴードン(ハヤカワミステリ1872)
 「オール・クリア2」 コニー・ウィリス(新・ハヤカワSF)

 久々に岸田氏の本を購入してみた。最近、読んでいなかったのだが、ふと新刊のあとがきを見てみると、なんとデビューして10年になるという。鮎川哲也賞に受賞してのデビューであったが、ついこの間のような気がしてならない。もう10年も経ったのか・・・・・・。まだ、新進作家のひとりぐらいに思っていたのだが、もう充分にベテラン作家と言えよう。今後もどんどんと良い作品を出していってもらいたい。