豪華客船に乗り込んだ詐欺師のコンビ、ガイとマックス。マックスはある賭けをガイに持ちかける。この船に乗っている資産家の娘ダイアナを口説いて金をせしめるというものであった。気乗りしないもののOKしたガイはダイアナを一目見てびっくり、ものすごい美女であった。そんななか、マックスはダイアナに近づきだんだんと親密になっていく。ダイアナがマックスに恋に落ちたとき、マックスも本気でダイアナに恋をしていた。しかし、ダイアナの父親はこの二人の関係に反対する。そしてガイがダイアナの父親フェビアン・チャーンウッドに呼ばれ、二人の正体が詐欺師であることを知っているという。チャーンウッドはガイに二人が駆け落ちしそうになったら知らせて欲しいとお金を渡す。ガイはマックスにだまって勝手に交渉をしてしまう。すでにマックスはダイアナにぞっこんで、こちらの意見を聞き入れるきなどはない。そしてある日マックスとダイアナが駆け落ちをしようとする日をチャーンウッドにガイが告げる。心配になりガイが彼らのもとへ向かうと、チャーンウッドの死体が残されマックスは一人逃亡していた･･････

　マックスに殺人の嫌疑がかかり逃亡するなか、ガイはダイアナに頼りにされ、やがて恋に落ちることに。そしてガイとダイアナが夜、同じベッドで共にした日にマックスが押し入ってくる。「裏切り者！」と。マックスがガイに襲いかかる中、ダイアナがそれを助けようとしてマックスを撲殺してしまう。

　生きていたチャーンウッド、同心円同盟、とある戦争の原因となったものたち。
　ガイは大いなる陰謀に巻き込まれて行く。