本格ミステリ01


「紅雨荘殺人事件」 有栖川有栖 (小説新潮 2000.10)


「鳥居の赤兵衛」 泡坂妻夫 (オール讀物 2001.1)
 とある本貸しの代わりに代理人として、本を皆から集めまわる男がいた。しかしそのとき本貸しは家にて卒中にて亡くなっていた。謎の男が回収していた本は、盗賊の物語であったのだが、その内容が実に鮮明に描かれているものであり、最近本を借りていた者たちの間で評判のものであった。さて、その回収人の意図とは?


「四角い悪夢」 太田忠司 (「ベネチアングラスの謎」NONノベル 2000.11)
 猫を閉じ込めたはずの箱を開けたとき、出てきたのは女の子の死体だった!とそこで夢から目覚める。あまりに生々しい夢は彼女の過去に起きた事件をよみがえらせる。そしてその事件は現代にシンクロして・・・・・・


「子供部屋のアリス」 加納朋子 (「螺旋階段のアリス」 文藝春秋 2000.11)
 突然、子守りを依頼された探偵。その裏にはなんらかの思惑が見え隠れしているのだが・・・・・・


「邪宗仏」 北森鴻 (「凶笑面」 新潮社 2000.5)


「人を知らざることを患う」 鯨統一郎 (週刊小説 2000.7.28)


「正太郎と井戸端会議の冒険」 柴田よしき (GIALLO 2000年秋号)
 挙動不審なアロハシャツの男。入れ替わり立ち代り、宅急便の服装などの扮装をしながらやってくる二人の中年間男。葉っぱに垂れる白い水滴。そのマンションに住む猫たちによる情報により、なにか不審な出来事が進行していることを感じ取る猫の正太郎。事の顛末はいった!?


「エッシャー世界」 柄刀一 (メフィスト 2000.9)
 妻子を殺された天才画家が遺した絵に秘められた謎とは? 宇佐見博士がエッシャーの世界に迷い込み、視点というヒントを得るのであるが・・・・・・


「黒の貴婦人」 西澤保彦 (ポンツーン 2000.1)
 タック一行がよく行く店で一人、限定の鯖寿司のみを食べる女性。彼女の秘められた行動をつまみに一同が酩酊推理。


「中国蝸牛の謎」 法月綸太郎 (メフィスト 2000.5 2000.9)
 その密室の部屋の中のありとあらゆるものが逆さまに並べられていた。そしてなぜか死体はその部屋の中ではなく、他の密室ではない部屋に・・・・・・


「透明人間」 はやみねかおる (「虹北恭介の冒険」 講談社ノベルス 2000.7)
 目撃された透明人間の足跡。その次の日に残されたカラフルな足跡。さらにはアーケード上に吊るされたたくさんの季節はずれの飾り物。これらはいったい何を意味するのか?


「オリエント急行十五時四十分の謎」 松尾由美 (「バルーン・タウンの手品師」 文藝春秋 2000.10)
 妊婦が逃げ込んだオリエント急行を模した占い師の館。そこにはすでに6人の妊婦で満室であったのだ! 逃げ込んだ妊婦の行方は?


「龍の遺跡と黄金の夏」 三雲岳斗 (「2001」 早川書房 2000.12)



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