一言、二言

過去の一言、二言
 2014年5月31日  1冊残した
 本日の購入本

 「セブン」 乾くるみ(角川春樹事務所)
 「サヴァイヴ」 近藤史恵(新潮文庫)
 「歌うナイチンゲールの秘密 ナンシー・ドルーの事件簿」 キャロリン・キーン(論創海外ミステリ)

 これで今月は全て購入、といきたかったのだが、論創海外ミステリのもう1冊が売り切れていたようだ。「ナンシー・ドルー」のみ購入できた。

 このナンシー・ドルー・シリーズであるが、ジュヴナイル・ミステリ作品である。実は、昔購入して読みふけっていた時期がある。女の子たちが活躍するナンシー・ドルー・シリーズと、それとは別に男の子たちが活躍するハーディー・ボーイズ・シリーズというのがあり、両方買い揃えて、しっかりと読んでいた。個人的には、自分が男だというせいもあるかもしれないが、ハーディー・ボーイズ・シリーズがお好み。

 ちなみにこのナンシー・ドルーのシリーズであるが、著者のキャロリン・キーンというのは、複数の作家の共同名義ということ。よって、1900年初頭から、現在に至るまで書きつづけられ、総数は200作を超えるとのこと。実は壮大な“少女冒険譚”というシリーズ。

 2014年5月24日  クェンティン、売れてる?
 本日の購入本

 「虚ろな十字架」 東野圭吾(光文社)
 「女郎蜘蛛」 パトリック・クェンティン(創元推理文庫)
 「8番目のマリア」 美輪和音(角川ホラー文庫)
 「天冥の標[ ジャイアント・アーク PART1」 小川一水(ハヤカワ文庫)

 購入予定の本を買うために、いろいろと本屋を回ったのだが、クェンティンの「女郎蜘蛛」が売り切れていて(入荷していなかったわけではあるまい)、なかなか買えなかった。入荷冊数が少ないのだろうということはわかるのだが、実は結構売れていたりするのだろうか? 結局、大型書店でようやく買うことができた。この勢いで、絶版された作品も、どんどんと翻訳されてくれることを願いたい。

 2014年5月17日  キャットフード後、スノーホワイト
 昨日と今日の購入本

 「キャットフード」 森川智喜(講談社文庫)
 「人 質」 佐々木譲(ハルキ文庫)
 「心に雹の降りしきる」 香納諒一(双葉文庫)

 第14回本格ミステリ大賞に森川智喜氏の「スノーホワイト」という作品が選ばれた。こちらは講談社BOXより出版。森川氏については、完全にノーマークであり、今まで作品を読んだことがなかった。そんなわけで調べてみると、「スノーホワイト」というのは、シリーズ作品の2冊目らしく、現在3冊目まで刊行されているよう。その1作目はすでに文庫化されており、それが「キャットフード」という作品。買ったイメージとしては、なんとなく読みやすそうな本。ただ、シリーズ1作目とはいえ、後に本格ミステリ大賞に選ばれるような要素があるということは、一筋縄ではいかない作品なのだろうか!? なるべく早めに手を付けるとしよう。そして肝心の「スノーホワイト」のほうは・・・・・・文庫化してからでいいかな?

 2014年5月12日  本をいただきました!
 原書房さまから本をいただきました。ありがとうございます。

 「経眼窩式」 植田文博(原書房)

 第6回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作。内容はカバーに書いてあるあらすじだけではよくわからないのだが、「あのアパートの住民は、どこかおかしい」という不気味な言葉が潜んだ物語のよう。島田氏が提唱する21世紀本格ミステリらしい、病理学的なミステリなのであろうか。何にせよ、楽しみに読むこととしよう。

 2014年5月10日  意外と続いているといったら失礼か
 本日の購入本

 「経眼窩式」 植田文博(原書房:第6回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作)
 「渦巻く回廊の鎮魂曲 霊媒探偵アーネスト」 風森章羽(講談社ノベルス)
 「NOS4A2 ノスフェラトゥ」 ジョー・ヒル(小学館文庫:上下)
 「遭難者」 折原一(文春文庫)
 「ハイスピード!」 サイモン・カーニック(文春文庫)
 「ヴァリス <新訳版>」 フィリップ・K・ディック(ハヤカワ文庫)

“ばらのまち福山ミステリー文学新人賞”の最新作、「経眼窩式」。もう6回か、まだ6回か? なんとなくだんだんと注目されなくなってしまったような・・・・・・。近年、流行りとは決して言えないミステリ作品ゆえに、なかなか話題作とはいかないかもしれないが、少なくともミステリ界のなかでは注目の1冊となってもらいたいところである。

 また、こちらは49回となる“メフィスト賞”受賞の最新作、「渦巻く回廊の鎮魂曲 霊媒探偵アーネスト」。表紙がボーイズラブ系というか、耽美系というか、若い読者を意識したものなのか。こちらも近年、話題作がないような。もうちょっと、というよりは、まだまだ頑張ってもらいたい賞である。

 2014年5月5日  買えた、買ってきた
 本日の購入本

 「回廊の鬼」 叶紙器(光文社)

 ちょっと遠くの本屋へ行ったら、売っていた。今日、行った本屋3軒中、3軒とも売っていた・・・・・・家の付近の本屋って??

 2014年5月4日  先月分と今月分
 本日の購入本

 「リッジウェイ家の女」 リチャード・ニーリィ(扶桑社文庫)
 「古代の遺物」 ジョン・クロウリー(国書刊行会〈未来の文学〉)
 「狂った殺人」 フィリップ・マクドナルド(論創海外ミステリ)
 「ロッポンギで殺されて」 アール・ノーマン(論創海外ミステリ)

 先日出かけられなかったので、その分購入。論創海外ミステリがそろったのが大きい。そして、なかなか出なかったニーリィの「リッジウェイ家の女」がようやく登場。

 そんなこんなで、先月分は全て・・・・・・と言いたかったのだが、未だ「回廊の鬼」を買えず。

 2014年5月3日  出かけられなかった
 昨日、購入した本

 「転 迷 隠蔽捜査4」  今野敏(新潮文庫)
 「監視対象 警部補マルコム・フォックス」 イアン・ランキン(新潮文庫)

 今日は大きめの本屋に行って、4月買いもらした本を購入しようとしたが、体調が悪くて出かけるのを控えた。そんなわけで、昨日購入した新潮文庫のみ紹介。

 リーバス警部シリーズで有名なイアン・ランキンの新しいシリーズ作品が登場。このシリーズでは、警官を監査する警察官が主人公となるシリーズのよう。このマルコム・フォックスが出る作品はシリーズ化されているようだが、なんと3作目からはリーバス警部も登場しているとのこと。リーバス警部シリーズは終わったはずなのだが、機を見て復活するところはリーバスらしいとも言えよう。