一言、二言

過去の一言、二言
 2016年8月27日  我孫子氏、新刊!!
 本日の購入本

 「エターナル・フレイム」 グレッグ・イーガン(新・ハヤカワSF)
 「危険なビーナス」 東野圭吾(講談社)
 「裁く眼」 我孫子武丸(文藝春秋)

 東野氏の新刊のレトロなタイトルに突っ込みをいれたいところだが、今回はなんといっても我孫子氏の新刊が出たことが一番のNEWS。といっても、2年ぶりくらいなんだけど。あまり新作を出さない作家なので、いつも待ちわびてはいるのだが、近年の新作についてはあまりパッとしないような・・・・・・。

 といいつつも、新刊が出るたびに期待せずにはいられない。今作は法廷画家にまるわるミステリ作品とのこと。通常の法廷ものとは違うのか? どのようなミステリを見せてくれるのか!? 読むのが楽しみ。

 2016年8月20日  続アルバート・キャンピオン
 本日の購入本

 「下戸は勘定に入れません」 西澤保彦(中公文庫)
 「キャンピオン氏の事件簿U 幻の屋敷」 マージェリー・アリンガム(創元推理文庫)

 第1弾が出てから後、意外と早く刊行された“キャンピオン氏の事件簿”。さほど個性的とはいえないアリンガムのシリーズ探偵アルバート・キャンピオン氏であるが、事件簿が複数刊行されるだけの短篇の分量はあるようである。近く、第3弾も出る予定とのこと。

 2016年8月13日  16年越し
 本日の購入本

 「クリュセの魚」 東浩紀(河出文庫)
 「燔祭の丘 建築探偵桜井京介の事件簿」 篠田真由美(講談社文庫)
 「闇に香る嘘」 下村敦史(講談社文庫)
 「名探偵の証明 蜜柑花子の栄光」 市川哲也(東京創元社)

 とうとう篠田真由美氏描く、建築探偵シリーズも最終巻・・・・・・あくまでも文庫本での話だけど。普通にノベルスで追っていた人にとっては、5年前に終わっている話なのだが、私はこのシリーズを文庫で追っているので、未だ完結はしていない。その完結作品をようやく本日購入。文庫版の第1巻は2000年に出たので、16年越しとなる。いやはや、もうそんなに経つかと。そんな感慨を深めつつ、早めに読み始めたいと思っている。

 2016年8月12日  柳広司、集大成??
 原書房様から本をいただきましたー。ありがとうございます。

 「柳屋商店開店中」 柳広司(原書房)

 柳氏の単行本未収録作品を集めたもの。さらにはエッセイまでもと、そんなわけでか“柳屋商店開店中”というタイトルになったようである。柳氏については、作品は何作か読んでいるものの、エッセイなどには触れたことがないので、楽しめそう。

 2016年8月6日  久々のジョン・ハート
 本日の購入本

 「終わりなき道」 ジョン・ハート(ハヤカワミステリ1910)
 「顔のない肖像画」 連城三紀彦(実業之日本社文庫)
 「静かな炎天」 若竹七海(文春文庫)

 久しぶりにジョン・ハートの新刊が登場。5作目の作品。女性刑事が主人公でさまざまな困難にさらされるようであるが、期待にたがわず面白いのかな? ちょっと本の分厚さが気になるところ。今年中には必ず読みたい。