一言、二言

過去の一言、二言
 2018年11月24日  何故かここにきて、パット・マガー・ブーム
 今週の購入本
 「不条理な殺人」 パット・マガー(創元推理文庫)
 「炎の色 上下」 ピエール・ルメートル(ハヤカワ文庫)

 パット・マガーと言えば、昔から読み継がれている作家の一人であるが、最近になって未訳作品が連続で刊行されている。何故、これだけ時代が経過してから旬となったのか? そもそも未訳作品がまだまだあるということすら知らなかった。この「不条理な殺人」の巻末に著者一覧が掲載されているので、見られたし。

 2018年11月10日  「希望荘」は読みたかった
 今週の購入本
 「十三の謎と十三人の被告」 ジョルジュ・シムノン(論創海外ミステリ)
 「名探偵ルパン」 モーリス・ルブラン(論創海外ミステリ)
 「丹波家の殺人 新装版」 折原一(光文社文庫)
 「キッド・ピストルズの妄想」 山口雅也(光文社文庫)
 「希望荘」 宮部みゆき(文春文庫)
 「ミスター・メルセデス 上下」 スティーヴン・キング(文春文庫)

 宮部みゆき氏による杉村三郎シリーズ。最初の頃はたいしてシリーズとして期待はしていなかったのだが、徐々に主人公に対して感情移入していくこととなる。そして第三作目の「ペテロの葬列」での終わり方・・・・・・。次の四作目となるこの「希望荘」にて、とうとう杉村三郎が私立探偵となることに! この展開は読み逃せないとおもいつつ、文庫化を待ち望んでいた(すみません単行本で読んだのはシリーズ1作目のみ)。さらには今月下旬、シリーズ5弾となる新作もでるもよう。

 とりあえず、この「希望荘」を読んで、新作はまた文庫化を首を長くして待ち望みたい。

 2018年11月3日  遅ればせながら、カササギを買ってみる
 今週の購入本
 「カササギ殺人事件」 アンソニー・ホロヴィッツ(創元推理文庫)
 「冷 血 上下」 村薫(新潮文庫)
 「ネクスト・ギグ」 鵜林伸也(ミステリ・フロンティア)

 なんとなく面白そうと思いつつも、買うのをためらった「カササギ殺人事件」であるが、ネット上で良い評価の意見を見たので、購入することとした。今年の話題作となりそうな予感もするので、さっそく読んでみたいと思っている。