一言、二言

過去の一言、二言
 2019年2月23日  話題作が色々と
 今週の購入本
 「魔眼の匣の殺人」 今村昌弘(東京創元社)
 「予告状ブラック・オア・ホワイト」 市井豊(創元推理文庫)
 「生まれ変わり」 ケン・リュウ(新・ハヤカワSF)
 「天冥の標] 青葉よ、豊かなれ PART3」 小川一水(ハヤカワ文庫)
 「ノースライト」 横山秀夫(新潮社)
 「ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人」 中山七里(角川文庫)

 今月の注目作品、というよりかは今年の注目作品になりえそうな本が目白押し。

 今村昌弘氏は、2017年の鮎川哲也賞受賞作「屍人荘の殺人」にて一気に注目を集めることになった作家。その第2作「魔眼の匣の殺人」が刊行。

 横山氏の新刊は「64」以来の7年ぶり。これは注目しないわけにはいかない。

 そして小川一水氏による長きに渡って刊行されたシリーズ「天冥の標」がとうとう完結。今週PART1を読んだのだが面白かったので、早めにPART2、そしてこの最終巻と、間をあけずに読んでいきたい。

 2019年2月16日  周木氏のあのシリーズ
 今週の購入本
 「大聖堂の殺人」 周木律(講談社文庫)
 「世界推理短編傑作集〈4〉【新版】」 江戸川乱歩編(創元推理文庫)

 周木氏の「〜堂の殺人」シリーズ、最終巻! というか、前巻の「鏡面堂の殺人」が講談社ノベルスからではなく、講談社文庫から書下ろしされており、何気に買いそびれる。今年になって、「鏡面堂」を購入し、そしてついにこの「大聖堂」で最期を迎える。ゆっくりと噛みしめて読むこととしよう。

 2019年2月9日  購入本は控えめに
 今週の購入本
 「SFが読みたい!2019年版」 S‐Fマガジン編集部(早川書房)
 「死者の輪舞」 泡坂妻夫(河出文庫)
 「ゲバラ覚醒 ポーラースター1」 海堂尊(文春文庫)
 「死仮面」 折原一(文春文庫)

 ようやく最新の「SFが読みたい!」が出たわけだが、昔みたいにランキング本を見て、買いあさるということはなくなってきた。以前は、むやみに買いあさったせいで、積読本が増え、それらを延々と消化できないという流れが続いた。そんなこともあり、近年は、ランキングを見ても、ある程度かい控えるようになった。

 そんなわけで、特に今回はめぼしいものもないと思いつつも、文庫本になったら買いたいなと思うものはチラホラ。ただ既に創元SF文庫から出ているムア・ラファティという人が書いた「六つの航跡」というのは買ってみようかなと。SFミステリというような内容らしく、面白そう。

 2019年2月2日  今月は少なめ
 今週の購入本
 「秘 密 上下」 ケイト・モートン(創元推理文庫)

 出版された年のランキング等をにぎわせていたので、気にはなっていた作品。文庫化されたので購入。その前に「忘れられた花園」という作品も出ているのだが、こちらは未読。「忘れられた〜」の時は、スルーしてもいいかなと思っていたのだが、2作続けて話題になったので、これは読んでみなければと。「秘密」が面白ければ、「忘れられた〜」のほうも読むかもしれない。