一言、二言

過去の一言、二言
 2019年8月31日  イアン・フレミング、読んだことない
 今週の購入本

 「犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー 探偵AI2」 早坂吝(新潮文庫nex)
 「盲剣楼奇譚」 島田荘司(文藝春秋)
 「007 カジノ・ロワイヤル【新訳版】」 イアン・フレミング(創元推理文庫)
 「おうむの夢と操り人形 年刊日本SF傑作選」 大森望/日下三蔵編(創元SF文庫)

“007”の著者で有名なイアン・フレミングであるが、その作品を今まで読んだことがなかったような・・・・・・。そんなわけで、今回のこの新訳版が出てくれたのはちょうどよい。しかもこの「カジノ・ロワイヤル」が007最初の登場作品というので、初めて読むにはもってこいの本である。全世界共通の人気シリーズ作品を堪能したい。

 2019年8月24日  もう一冊くらいは買ってみようかな、ということで
 今週の購入本

 「フロリクス8から来た友人」 フィリップ・K・ディック(ハヤカワ文庫SF)
 「ブラッド・ブレイン3 闇探偵の旋律」  小島正樹(講談社タイガ)
 「ネタバレ厳禁症候群」 柾木政宗(講談社タイガ)

 買うかどうか迷ったのだが、柾木氏の「ネタバレ厳禁症候群」購入。メフィスト賞受賞者による新作なのだが、その受賞作がかなり癖のある作品だったので、今回はどうしようかと。紹介文ではやたらあおっているような気もするのだが・・・・・・それが良いほうにひっくり返ってくれればよいのだが・・・・・・

 2019年8月17日  タイトルに惹かれて!?
 今週の購入本

 「名探偵の密室」 クリス・マクジョージ(ハヤカワミステリ)

 タイトルに“密室”が入っているから購入・・・・・・というだけでなく、内容が「ホテルの1室に監禁された5人の中から3時間以内に殺人犯を当てろ」という、いかにも今風のミステリ。これは読み逃すわけにはいかないと思い購入。大外れの予感がしなくもないのだが、それは読んでみなければわからない。

 2019年8月10日  名探偵・浅見光彦vs.天才・天地龍之介の2作目
 今週の購入本

 「復員殺人事件」 坂口安吾(河出文庫)
 「NOVA 2019年秋号」 大森望 責任編集(河出文庫)
 「秋山善吉工務店」 中山七里(光文社文庫)
 「月輪先生の犯罪捜査学教室」 岡田秀文(光文社文庫)
 「降らなきゃ晴れ さすらいのキャンパー探偵」 香納諒一(双葉文庫)
 「Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス」 石持浅海(祥伝社)
 「流星のソード 名探偵・浅見光彦vs.天才・天地龍之介」 柄刀一 (祥伝社)
 「眺海の館」 ロバート・ルイス・スティーヴンソン(論創海外ミステリ237)
 「ひとり旅立つ少年よ」 ボストン・テラン(文春文庫)

“名探偵・浅見光彦vs.天才・天地龍之介”って、まだやるんだ・・・・・・いや、別に否定的な見方をしているわけで決してないのだが。2作目が出るっていうことは、1作目も多少評判になったのかな? これを機に天地龍之介がプチブレイクでもしてくれればよいのだが。

 2019年8月3日  ロースンのあの作品が!
 今週の購入本

 「首のない女」 クレイトン・ロースン(原書房)
 「わらの女 【新訳版】」 カトリーヌ・アルレー(創元推理文庫)
 「ケイトが恐れるすべて」 ピーター・スワンソン(創元推理文庫)
 「太陽の帝国」 J・G・バラード(創元SF文庫)

 クレイトン・ロースンの長編で「首のない女」だけが未読で、入手困難なことから、いつか読みたいと思っていたのだが、今回原書房から刊行された。こういった絶版作品や未訳作品を刊行してくれるのは嬉しいこと。あとは、ロースンの短編作品をまとめてくれいないかなと思っているのだが・・・・・・ひょっとするとその短編の点数自体が少なくて本にならないのかな?