一言、二言

過去の一言、二言
 2020年6月27日  林泰広氏、三冊目!
 今週の購入本
 「鶴屋南北の殺人」 芦辺拓(原書房:ミステリー・リーグ)
 「俺だけが名探偵を知っている」 林泰広(光文社)
 「ホワイトラビット」 伊坂幸太郎(新潮文庫)
 「逃亡刑事」 中山七里(PHP文芸文庫)

 芦辺拓氏、ミステリー・リーグに久々の登場! と、それがメインかと思いきや、なんと林泰広氏の新作が刊行されていた。

 林氏は光文社の“Kappa One 登竜門”によりデビュー。東川篤哉氏、石持浅海氏、加賀美雅之氏らと共に2002年に4冊の新刊が本屋に並んだ。その後、林氏のみがなかなか続刊が出ず、もう新作を読むことはできないかと思っていたら、2017年に「分かったで済むなら、名探偵はいらない」が光文社から刊行。そして、今回3作目が書店に並ぶことに。本の帯の裏に書いてあるのをパッと読むと、前作とは異なる構成の作品のようであるが、どのような内容になっているやら。これは読むのが楽しみ。

 2020年6月20日  小休止
 今週の購入本はなし。原書房から出た芦辺氏の作品は買おうと思っているが、近所の本屋では原書房の作品を買うのは無理? 来週あたりにでも大きな本屋へ行くとしよう。

 コロナの関係だけではなく、最近、購入本が少なかったり、近隣の本屋に置いていなかったりするので、2、3週間ごとにまとめて買うのもありかもしれない。

 ちょっと寂しい事であるが、徐々にネットでの購入中心になってゆき、本屋から足が遠のいていくことになりそう。近場に大きな本屋があれば別なのだが。

 2020年6月13日  文庫書下ろしが多いような
 今週の購入本
 「白馬山荘殺人事件 新装版」 東野圭吾(光文社文庫)
 「杜子春の失敗 名作万華鏡 芥川龍之介篇」 小林泰三(光文社文庫)
 「ヒトガタさま」 椙本孝思(幻冬舎文庫)
 「#指令ゲーム」 明利英司(双葉文庫)

 今回の購入本は、東野氏の新装版を除いた他の三冊は、単行本化されてからの文庫落ちではなく、最初から文庫として出版された作品ばかり。今年購入した本のなかにもそういうものが多く、だんだんと文庫から発売という傾向が強くなっていっているのかもしれない。たぶん、作家にとっては、痛いところであるかもしれない。

 2020年6月6日  買い逃しなどもまとめて
 今週の購入本
 「運命の八分休符」 連城三紀彦(創元推理文庫)
 「バスティーユの悪魔」 エミール・ガボリオ(論創海外ミステリ252)
 「市に虎声あらん」 フィリップ・K・ディック(ハヤカワ文庫)

 エミール・ガボリオ、なんてずいぶんとなつかしい名前。と言いつつも、「ルルージュ事件」しか読んだことがない。確か「ルコック探偵」とかいう作品が有名であったような気がするので、一度読んでみたいところ。

 ディックの本がまた、たまるなと思いつつ購入してみたら、本の分厚さに恐れおののく。