一言、二言

過去の一言、二言
 2020年8月29日  最後なんだか、最後じゃないんだか
 今週の購入本
 「苦悩する男 上下」 ヘニング・マンケル(創元推理文庫)

 刑事クルト・ヴァランダー・シリーズ、最後の作品・・・・・・という言葉を何年か前に出た作品でも聞いたような。

 一応、位置づけとしてこれがは最後の作品のよう。ただ、クルト・ヴァランダーのかつての話を描いた中編小説がもう一作品、この作品の後に書かれているとのこと。

 残念なことに著者のヘニング・マンケルはもう亡くなってしまっているので、それ以上の作品は出ない。まだ出るのか、まだ出るのか、と思っているうちが読者としては華であったか・・・・・・

 2020年8月22日  懐かしかったので購入
 今週の購入本
 「不夜城」 馳星周(角川文庫)

 今週は買いたい新刊がなかったので、本屋で目にした「不夜城」をついつい購入。

 単行本で購入して読んで以来、再読はしていなかったので、いつかはまた読んでみたいと思っていた作品。

 2020年8月15日  コナリーの新刊は年に2回
 今週の購入本
 「汚 名」 マイクル・コナリー(講談社文庫:上下)
 「死の快走船」 大阪圭吉(創元推理文庫)
 「ヘル・ホローの惨劇」 P・A・テイラー(論創海外ミステリ254)
 「笑う仏」 ヴィンセント・スターレット(論創海外ミステリ255)

 今年度2冊目のコナリー新刊。今作はハリー・ボッシュ・シリーズ。これだけ毎年訳していても、まだ未訳作品があるのだからたいしたものだ。

 大阪圭吉氏の作品は、2014年に出版された戎光祥出版からのものとは収録作品が異なる。タイトルが同じなので少々ややこしい。

 2020年8月8日  凍てつく太陽
 今週の購入本
 「死亡通知書 暗黒者」 周浩暉(ハヤカワミステリ)
 「セイレーンの懺悔」 中山七里(小学館文庫)
 「凍てつく太陽」 葉真中顕(幻冬舎文庫)
 「殺人現場は雲の上 新装版」 東野圭吾(光文社文庫)

 葉真中氏の作品を読むのは初。「凍てつく太陽」は単行本発売時にそこそこ話題になっていたので覚えている。ようやく単行本化したので購入。結構分厚い。

 ハヤカワミステリの「死亡通知書」は買うつもりはなかったのだが、今年海外ミステリでこれといった作品を読めていないので、手を出してみた次第。面白ければいいな。

 2020年8月1日  シリーズ作品1冊のみ
 今週の購入本
 「棲 月  隠蔽捜査7」 今野敏(新潮文庫)

 今野敏氏の作品で唯一読み続けている“隠蔽捜査”シリーズ、というか“竜崎警察署長”シリーズといったほうが通りがよさそう。

 内容が面白く、しかも読みやすいので、何気に新刊を楽しみにしている。