「指差す標識の事例」は先月発売された作品。創元社の本の中に折り込みのチラシを入れたりと、かなり力を入れて宣伝しているもよう。そんなわけで気にはなっていたのだが・・・・・・やっぱり、気になって買ってしまった。歴史ミステリのようであるが、面白いのかな?
と、そんなこんなしているうちに、貴志祐介氏の久々の長編新刊が! これは買わないわけにはいられない。そして読まないわけにはいられない。毎年のことながら、年末が近くなると読まなければならない本がたまってくる。
今週の購入本
「ブラック・ハンター」 ジャン=クリストフ・グランジェ(ハヤカワミステリ)
「黒魔王」 高木彬光(論創社)
「怪力男デクノボーの秘密」 フランク・グルーバー(論創海外ミステリ256)
「踊る白馬の秘密」 メアリー・スチュアート(論創海外ミステリ257)
「ブルータスの心臓 新装版」 東野圭吾(光文社文庫)
「ジョン・ディクスン・カーの最終定理」 柄刀一(創元推理文庫)
「その裁きは死」 アンソニー・ホロヴィッツ(創元推理文庫)
「ムシカ 鎮虫譜」 井上真偽(実業之日本社)
柄刀氏の新刊は、短編を長編に書き換えたもの。たぶん短編作品は読んでいると思うのだが、もう内容を忘れているので、新刊気分で読めるだろう。
グランジェの新刊は「クリムゾンリバー」の続編とのこと。その「クリムゾンリバー」自体、もうだいぶ昔に読んだ作品なので覚えていない。この前、新装版が出ていたので買おうとしたのだが、値段が高くて躊躇してしまい、結局買わなかった。新装版なのだから、せめて1,000円以内に収めてもらいたかった。そうすれば再読も・・・・・・
2020年9月5日 今月の購入本
9月は買う本が多くなりそう。しかも値段が高い本が多く待ち受けている。いつもの論創海外ミステリ2冊、同じく論創社からの高木彬光氏の「黒魔王」、国書刊行会からの「ソーンダイク博士短篇全集T 歌う骨」、値段はそんなに高くはないがポール・アルテの新刊も出る予定。そういえば、年に1冊は出るジェフリー・ディーヴァーの新刊も出るんだった。
それと9月恒例の創元文庫の復刊フェア。ただ、今年はとうとう・・・・・・クロフツの復刊本が家にあるものとかぶってしまうことに。今まではかぶらずに、順番に復刊本が出てくれていたのに。「ホッグズ・バックの怪事件」は持っているんだよな。「海の秘密」や「黄金の灰」などが出てほしかった。来年に期待。
あと、大阪圭吉氏の「とむらい機関車」「銀座幽霊」、セイヤーズの「誰の死体?」も持っているので、買う本がないな。とりあえず持っていないオーガスト・ダーレスの「ソーラー・ポンズの事件簿」でも買おうかな。