今週の購入本
「モンタギュー・エッグ氏の事件簿」 ドロシー・L・セイヤーズ(論創海外ミステリ258)
「石を放つとき」 ローレンス・ブロック(二見書房)
「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」 東野圭吾(光文社)
ローレンス・ブロックの新刊、しかもマッド・スカダー・シリーズ。
本の帯を見ると、待望の新作+傑作短篇集、と書かれていた。
目次を見ると、短編が半分以上を占めていて、最新作「石を放つとき」は150ページぐらいの中編となっていた。
純然たる長編ではないようなので、ちょっと微妙。
2020年11月27日 小林泰三氏、逝去
2020年11月23日、小林泰三氏(58歳)が癌で闘病中の末、大阪府内の病院で逝去されました。
突然の訃報。今年になって、新刊を何冊も出していたので、活躍しているなと感心していた矢先のこと。まさかとしかいいようがない。まだまだ新しい作品を読みたかったので、なんとも残念。
謹んで、ご冥福をお祈りいたします。
2020年11月21日 順調に読みつつある新・ハヤカワSF作品
今週の購入本
「黒魚都市」 サム・J・ミラー(新・ハヤカワSF)
一時期、新・ハヤカワSFの作品の積読が多くなりすぎていた時期があったが、近年になって徐々に解消されてきた。あとはイーガンの3部作と別に2冊が積読。そのイーガン3部作にも手を付け始めたので、さらに積読の改善がなされるかもしれない。今後の新作も今回の「黒魚都市」くらいのページ数の作品ばかりだと、読むのに困らないのだが。
2020年11月14日 今年、新刊3冊目
今週の購入本
「素晴らしき世界」 マイクル・コナリー(講談社文庫:上下)
「美しき凶器 新装版」 東野圭吾(光文社文庫)
マイクル・コナリーの作品は、今年だけで3冊目の刊行。1年に1冊新刊を出すだけでも大したものだと思えるものだが、それを数冊も、しかも長年活躍している作家がやるのだからたいしたものだ。ただ、あまりにも書きすぎていて、1冊1冊の濃度がやや薄めなのは気になるところ。それでも、十分楽しめる作品になっていることには違いないのだが。
2020年11月7日 つい最近出たばかりと思いきや
今週の購入本
「カラット探偵事務所の事件簿3」 乾くるみ(PHP文芸文庫)
乾氏の新作は、また“カラット探偵事務所”か、と思っていたら、なんと8年ぶりのシリーズ続編。前回出てから、そんなに経っていたか。前作がつい最近出たばかりと思い込んでいた。どうりで、内容を全く覚えていないわけだ。