3月後半は、購入予定の本が少ないので、面白そうな作品を買ってみた。この「幸運は死者に味方する」は、2020年に書かれたスティーヴン・スポッツウッドのデビュー作。1945年のニューヨークを舞台に、女探偵と元サーカス団員の助手とのコンビが活躍する作品だとのこと。しかも取り扱うのは“密室殺人事件”らしい。
今週の購入本
「オクトーバー・リスト」 ジェフリー・ディーヴァー(文春文庫)
「卒業したら教室で」 似鳥鶏(創元推理文庫)
「かがみの孤城 上下」 辻村深月(ポプラ文庫)
「死神さん」 大倉崇裕(幻冬舎文庫)
「アンダルシア」 真保裕一(講談社文庫)
辻村氏の作品を買うのは久しぶり。デビュー作からしばらくの間は読んでいたのだが、段々とミステリから離れつつあるような気がして、読むのをやめてしまった。この「かがみの孤城」は、本屋大賞などで有名になり、気にはなっていたので、久々に買ってみることにした。
また、似鳥氏の作品を買うのも久々。しかも、本当に久々にシリーズ作品が出た。もはや前作以前の内容をほとんど覚えていないのだが、それでもなんとなく購入。楽しんで読めるかな?
2021年03月06日 「SFが読みたい!」2021年版より
今年発売された「SFが読みたい!」2021年版を見て購入した本。
「アメリカン・ブッダ」 柴田勝家(ハヤカワ文庫JA)
「宇宙へ」 メアリ・ロビネット・コワル(ハヤカワ文庫SF:上下)
この2冊。柴田氏の作品は、昨年も「SFが読みたい!」を見て、購入して読んでいる。これはもう、新刊が出たら買ったほうがよいのかもしれない。ちなみにこの作品は著者初の短編集とのこと。
あと、海外版で面白そうだと思ったのは「宇宙へ」。これは地球に隕石が落ちてきた後に、人類が生き延びるために宇宙開発を発展させていくという物語らしい。読み応えありそう。
また、海外SFでは話題になった「三体」の2巻目やテッド・チャンの新作などもあるが、これらは文庫化されたら買おうと思っている。