今週の購入本
「闇に用いる力学 赤気編、黄禍編、青嵐編」 竹本健治(光文社)
「兇人邸の殺人」 今村昌弘(東京創元社)
「忌名の如き贄るもの」 三津田信三(講談社)
「死の黙劇」 山沢晴雄(創元推理文庫)
買ってしまった「闇に用いる力学」。これ、昔に出た“赤気篇”を読んでいたのだが、続編はいつになることやらと待っているうちに、すっかり内容を忘れてしまった。
そして、ついに完結編まで全部そろって一気に刊行! これは買わずにはいられない、読まずにはいられない。
と、出たのはいいのだが、買った後に、ちょっと値段が高すぎないか!? と思ってしまったのも事実。
2021年07月24日 順調に文庫化されてゆく中山本
今週の購入本
「護られなかった者たちへ」 中山七里(宝島文庫)
順調に次から次へと文庫化されてゆく中山氏の本。既に、単行本を追うのはやめて文庫化された作品のみ読んでいるのだが、それでもついていくのがやっと。ただ、ひとつひとつが読みやすいので、なんとか積読をためずに読み切っている。いい加減、読むのを辞めようか・・・・・・と思いつつも、意外とよい作品を書いているので、買うのを辞めるわけにはいかない。
2021年07月17日 毎年恒例というか、半年に1回くらいの
今週の購入本
「鬼 火 上下」 マイクル・コナリー(講談社文庫)
「灰色の柩」 山田正紀(祥伝社文庫)
今年もコナリーの新刊が出た。たいていの作家は、早くても年1回くらいのペースであるのだが、コナリーのみはべつもの。昨年などは、3冊の新刊が翻訳された。それでもまだ翻訳が追い付いていないほど。しかも、どの作品も水準以上の作品になっているところがすごい。今作また、ハリー・ボッシュのシリーズ(リンカーン弁護士や、レネイ・バラードも登場するようである)。
山田氏の作品は「金魚の眼が光る」の改題。
2021年07月10日 城塚翡翠、再び
今週の購入本
「invert 城塚翡翠倒叙集」 相沢沙呼(講談社)
今週購入したのは、「medium メディウム」が話題となった相沢氏の作品。「medium」で登場した城塚翡翠の短編集とのこと。これは前作が良かっただけに期待したい。ひょっとして、今後シリーズ化してゆくのかな?
2021年07月03日 久々の巷説百物語シリーズ
今週の購入本
「遠巷説百物語」 京極夏彦(角川書店)
巷説百物語シリーズの最初の作品の感想を書いていないので、そろそろ再読しようかなぁと思っていたら、なんと11年ぶりの新刊が!
今回は遠野を舞台としているらしい。中身についてはシリーズといっていいほど、前までの作品に関連性があるのかどうかわからないが、とりあえず読むのが楽しみだ。
ただ、これがまた分厚くて・・・・・・