デビュー作の「玩具修理者」や、「酔歩する男」などの初期作品は面白かったなと思い起こす。それ以外にも印象的な作品が色々。まだまだ作品を読み続けたかったなと、しみじみ思う。
今週の購入本
「ポリフォニック・イリュージョン 飛浩隆初期作品集」 飛浩隆(河出文庫)
「白い陥穽 鮎川哲也のチェックメイト」 鮎川哲也(光文社文庫)
「24時間走の幻影」 倉阪鬼一郎(実業之日本社文庫)
「霊魂の足 加賀美捜査一課長全短篇」 角田喜久雄(創元推理文庫)
「夏と冬の奏鳴曲 新装改訂版」 麻耶雄嵩(講談社文庫)
「赤いランプ」 M・R・ラインハート(論創海外ミステリ273)
「クレタ島の夜は更けて」 メアリー・スチュアート(論創海外ミステリ275)
今週は、色々買えた。というか、購入予定の本、全て買えた。論創海外ミステリもAmazonではなく、久々に本屋で買えた。
そんな中の注目本は、何と言っても「夏と冬の奏鳴曲」。これ一回読んだきりで、再読してないんだよなー。なんか、最後の最後でわけのわからない一言が添えられていたような・・・・・・。どんなものであったか、久々に堪能してみたい。ただ、結構厚い本だから読むのはちょっと先になるかな?
2021年10月09日 この作品の復刊を待っていた
今週の購入本
「混沌の王」 ポール・アルテ(行舟文化)
「指切りパズル」 鳥飼否宇(南雲堂)
「フーガはユーガ」 伊坂幸太郎(実業之日本社文庫)
「山田正紀・超絶ミステリコレクション#1 妖鳥」 山田正紀(徳間文庫)
山田正紀氏の「妖鳥」の復刊を待っていた。私が山田氏の作品を最初に読んだのは、実はこの本。ちょうど、幻冬舎ができたばかりのころで、幻冬舎ノベルスからこの作品が出ていたのを見つけた。当時、新本格ミステリを好んで読んでいた時期であったので、迷わず購入。このときようやく山田正紀という作家を知ることになり、その時から今にかけて著者の色々な作品を読み続けている。
これを読んだ当時は、まだこのHPを始める前であったので、これでようやく感想を書くことができる。また、本書は“山田正紀・超絶ミステリコレクション#1”と銘打たれているので、その他の作品も色々と復刊してくれることを期待したい。
2021年10月02日 この著者の本を買うのは2作品目
今週の購入本
「廃遊園地の殺人」 斜線堂有紀(実業之日本社)
2年前に「楽園とは探偵の不在なり」が話題になり、斜線堂有紀氏の作品を初めて読んでみた。今回はタイトルになんとなく惹かれ、また読んでみようと購入してみた。他にも色々と本を出しているようだが、ミステリ色が強そうな作品があれば、読んでみてもいいかもしれない・・・・・・いや、とりあえず話題になった作品のみで充分かな? どうするかは、この作品次第??