また、読んだことのない著者を紹介してくれる論創海外ミステリ。タイトルは如何にもミステリらしいものが付けられているが、果たして内容は如何に? たまには、といっちゃ失礼だが、もう少し面白い作品を紹介してくれないものかなと。
岡嶋二人名義でコンビで執筆を行っていたひとり、徳山諄一さんが11月8日に亡くなったそうである(コンビのもうひとり、井上夢人氏による報告)。享年78歳。
今の世では、78歳という年齢では、まだまだという気もしつつ。そして、もうそんな年であったかと。ご冥福をお祈りいたします。
今週の購入本
「自由研究には向かない殺人」 ホリー・ジャクソン(創元推理文庫:2021/8)
「落語魅捨理全集 坊主の愉しみ」 山口雅也(講談社文庫)
2021年11月13日 文庫ばかりを色々と
今週の購入本
「名もなき少女に墓碑銘を」 香納諒一(PHP文芸文庫)
「殺し屋、続けてます。」 石持浅海(文春文庫)
「死だけが私の贈り物」 小泉喜美子(徳間文庫)
「スターメイカー」 オラフ・ステープルドン(ちくま文庫)
香納氏の作品は単行本時のタイトルは「絵里奈の消滅」。改題して文庫化。
石持氏のは、殺し屋シリーズ第2弾。
小泉喜美子氏のは、文庫化は初かな? 単行本が出てからずいぶんと間が空いたようだが。
「スターメイカー」は、以前、国書刊行会で出たものの文庫化。
2021年11月6日 今年の創元推理文庫復刊フェア作品をようやく
今週の購入本
「フォーチュン氏の事件簿」 H・C・ベイリー(創元推理文庫)
今になってようやく創元推理文庫復刊フェア作品を購入。この「フォーチュン氏の事件簿」、てっきり読んでいたかと思っていたが、どうやら読んでいないようである。以前に出ていた論創海外ミステリの「フォーチュン氏を呼べ」と混同していたよう。一応は、有名作であると思われるので、読んでおいて損はないであろう。