一言、二言

過去の一言、二言
 2022年2月26日  スチュアート・タートンの新刊に注目!
 今週の購入本
 「名探偵と海の悪魔」 スチュアート・タートン(文藝春秋)
 「世界推理短編傑作集〈6〉」 戸川安宣編(創元推理文庫)
 「連続自殺事件【新訳版】」 ジョン・ディクスン・カー(創元推理文庫)
 「ダミー・プロット」 山沢晴雄(創元推理文庫)
 「風の証言 増補版 鬼貫警部の事件簿」 鮎川哲也(光文社文庫)
 「時の子供たち 上下」 エイドリアン・チャイコフスキー(竹書房文庫)

 スチュアート・タートンは、2019年に「イヴリン譲は七回殺される」が邦訳され注目を浴びた作家。その2作目と言うことで、こちらも期待。

「世界推理短編傑作集」は、かつて江戸川乱歩編集で1〜5まで出版されたものであり、6作目はかつて収録されていなかった古典本格作品を新たに編纂したもの。

「時の子供たち」は、こちらも先週に続いて「SFが読みたい!」を参考に購入。

 2022年2月19日  最新版、「SFが読みたい!」から
 今週の購入本
 「SFが読みたい! 2022年版」 S‐Fマガジン編集部編(早川書房)
 「異常論文」 樋口恭介編(ハヤカワ文庫JA)
 「時の他に敵なし」 マイクル・ビショップ(竹書房文庫)

「SFが読みたい!」を購入し、さっそくランキングのなかから2冊買ってきた。予定では、もう一冊くらい買ってみようと思っている。

 それにしても、最近SF部門では、ずいぶんと竹書房文庫が存在感を出しているような。今回もランキングに結構、掲載されていた。

 2022年2月12日  “密室”という名につられて
 今週の購入本
 「密室黄金時代の殺人」 鴨崎暖炉(宝島社文庫)

 今年度の「このミステリーがすごい!」大賞、文庫ブランプリ受賞作。そんな賞があるということを知らなかった。大賞しか注目していなかったのだが、実は色々な賞がある?

 それはそれとして、結局のところ“密室”と書いてあったので、つられて買ってしまった。たぶん、このミス大賞よりは落ちるだろうと思われるので、それを考えると期待していいのかどうか微妙なところだが、買ってしまったのだから期待をして読むしかない。

 2022年2月5日  市川氏の新刊は、どんなものやら
 今週の購入本
 「断罪のネバーモア」 市川憂人(角川書店)
 「人面瘡探偵」 中山七里(小学館文庫)

 鮎川賞作家の市川憂人氏であるが、東京創元社からだけではなく、色々な出版社から本を出し始めている。基本的に本格ミステリ路線は踏襲してくれているようであるが、そこで書かれる設定はさまざま。今作では、大改革が行われた警察機構を背景としたミステリとなっているとのこと。どのようなミステリ模様を見せてくれるのか、読むのが楽しみ。