一言、二言

過去の一言、二言
 2022年3月26日  今年既に2冊目
 今週の購入本
 「時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2」 大山誠一郎(実業之日本社)

 大山氏の新刊が今年になって、早くも2冊目。ただ、短編作品ばかりが多いので、そろそろ長編も読んでみたいのだが。今後も基本的には短編を書き続けるというスタンスなのであろうか。

 2022年3月19日  個人的に感慨深い
 今週の購入本
 「水の墓碑銘」 パトリシア・ハイスミス(河出文庫)
 「樹海警察2」 大倉崇裕(ハルキ文庫)
 「百舌落とし」 逢坂剛(集英社文庫:上下)

 おぉ、とうとう「百舌」シリーズが完結を迎える。といっても、1作目の「百舌の叫ぶ夜」が発売された当初から追っているわけでもなく、このシリーズを読み始めたのはだいぶ後。しかも、今回文庫化された作品であるので、単行本が出たのは2019年。そんなわけで、初期からシリーズを追っている人とはかなり温度差が異なる感慨深さであるが、それでもシリーズが完結するというのは、心に来るものがある。

 2022年3月12日  「ただし、無音に限り」の続編
 今週の購入本
 「夏に祈りを」 織守きょうや(ミステリ・フロンティア)

「ただし、無音に限り」に続いて、ミステリ・フロンティアから2作目の作品。前作に登場した、幽霊を見ることができる(正しくは、“幽霊の記憶が見える”!?)探偵が活躍する作品。今作も短め。読みやすさは保証されていそう。

 2022年3月5日  久しぶりに長編が!
 今週の購入本
 「かがやき荘西荻探偵局2」 東川篤哉(新潮文庫)
 「殺人は自策で」 レックス・スタウト(論創海外ミステリ)

 レックス・スタウトの作品は、ネロ・ウルフの長編もの。今まで論創社からは、ネロ・ウルフ・シリーズは中編集ばかりが訳されており、長編は初。しかも初翻訳。何気に、ネロ・ウルフ・シリーズは未訳作品がまだまだある。