一言、二言

過去の一言、二言
 2022年6月25日  SF作品を一冊
 今週の購入本
 「極めて私的な超能力」 チャン・ガンミョン(新・ハヤカワSFシリーズ5057)

 韓国作家によるSF作品集。この著者は、SFのみを書いているわけではなく、色々なジャンルの著書がある人気作家だとのこと。どちらかというと、文学よりなのかな? ただし、本人はSF好きだとのこと。どんな内容であるのかは、読んでみなけりゃわからない。

 2022年6月18日  上半期面白かった本 国内編
 上半期面白かった本として、
 「名探偵に甘美なる死を」方丈貴恵(東京創元社)
を挙げておきたい。今年あまり出ていない、これぞ本格推理小説と呼べる逸品。目立っていない作品のような気もするので、読み逃している方は今のうちにぜひ。

 それともう一冊、
 「ダミー・プロット」山沢晴雄(創元推理文庫)
 一見、既出の本のようではあるが、一冊の本としてこの作品単体で出るのは、初めてのよう。古い作品と思わないで、是非とも読んでもらいたい作品。こちらはアリバイトリックにこだわった作品。

 と、2冊挙げてみたら、どちらも東京創元社だった。東京創元社といえば、どちらかといえば、海外作品のほうが強い印象。それが、国内ミステリまで良い作品を出し続けてしまったら、ミステリ界では無双となってしまいそうな。

 2022年6月11日  もう、シリーズ5冊目!?
 今週の購入本
 「カインの傲慢 刑事犬養隼人」 中山七里(角川文庫)

 刑事犬養隼人シリーズ、第5弾。もうそんな数になるのか。結構続いているな・・・・・・と、再確認。

 中山氏の作品は、最初のころはシリーズ作品があまりないという印象であったが、近年段々とシリーズ化が顕著になってきたという気がする。今や、シリーズ作品が多いなと思えるくらい。それだけ長く・・・・・・というか、それだけ多くの作品を書いてきたゆえであろう。

 2022年6月4日  5月末の作品と6月初めの作品を
 今週の購入本
 「囚われのスナイパー 上下」 スティーヴン・ハンター(扶桑社文庫)
 「デイヴィッドスン事件」 ジョン・ロード(論創海外ミステリ282)
 「クロームハウスの殺人」 G・D・H&M・コール(論創海外ミステリ283)
 「銀河帝国の興亡〈3〉」 アイザック・アシモフ(創元SF文庫)
 「清 明  隠蔽捜査8」 今野敏(新潮文庫)
 「プリズム」 貫井徳郎(実業之日本社文庫)

 5月は、あまり購入したい新刊がなかったのだが、5月末と6月初めに一気に買いたい作品が出たので、一気に購入。購入予定の本を全て買うことができた。

 期待しているのは、論創海外ミステリのジョン・ロードの作品。この著者の作品は、結構当たり外れがあるのだが、何気にまだまだ当たりの作品が隠れているので油断できない。今作はどんなものやら。