一言、二言

過去の一言、二言
 2022年8月27日  ハーパーBOOKSが掘り起こす
 今週の購入本
 「灰かぶりの夕海」 市川憂人(中央公論新社)
 「時計仕掛けの恋人」 ピーター・スワンソン(ハーパーBOOKS)
 「邪悪催眠師」 周浩暉(ハーパーBOOKS)

 最近、少しずつではあるがハーパーBOOKSの作品を買う量が増えつつあるような。しかもピーター・スワンソンの処女作を掘り起こしたり、日本ではまだ「死亡通知書 暗黒者」しか訳されていない周浩暉の過去作を掘り返したりしている。今後、段々とハーパーBOOKSの刊行数が増えてゆくことになるかもしれない。

 2022年8月20日  ついにシリーズ完結作が!
 今週の購入本
 「偽悪病患者」 大下宇陀児(創元推理文庫)
 「ダブル・ダブル 新訳版」 エラリイ・クイーン(ハヤカワ文庫)
 「窓辺の愛書家」 エリー・グリフィス(創元推理文庫)
 「精霊たちの迷宮」 カルロス・ルイス・サフォン(集英社文庫:上下巻)
 「ようこそウェストエンドの悲喜劇へ」 パミラ・ブランチ(論創海外ミステリ286)

“忘れられた本の墓場”シリーズの4冊目にして完結作がついに刊行。カルロス・ルイス・サフォンの作品がようやく登場。

 どうやらこのカルロス氏であるが、この本を書き上げてから数年の闘病生活の末に亡くなったとのこと。今後の活躍にも期待したかった作家であっただけに惜しい事である。

 そして、この「精霊たちの迷宮」であるが、分厚い・・・・・・分厚すぎる上下巻。今年中に読みたくはあるのだが・・・・・・難しいかもしれない分厚さ。

 2022年8月13日  9年の月日が経ち
 今週の購入本
 「おじさんのトランク 幻燈小劇場」 芦辺拓(光文社文庫)
 「暗闇のアリア」 真保裕一(講談社文庫)
 「殊能将之 未発表短篇集」 殊能将之(講談社文庫)

 殊能氏が亡くなってから、もう9年も経つのか。月日が経つのは早いものだ。単行本で購入していなかった作品「殊能将之 未発表短編集」が6年の月日を経て、ついに文庫化。ようやく読むことができるものの、これで殊能氏の作品を全部読んでしまうことになると思うと、寂しいものである。

 2022年8月6日  浜中刑事シリーズ作品をようやくゲット
 今週の購入本
 「仮面の復讐者 浜中刑事の逆転」 小島正樹(南雲堂)
 「ギャンブラーが多すぎる」 ドナルド・E・ウェストレイク(新潮文庫)
 「お前の彼女は二階で茹で死に」 白井智之(実業之日本社文庫)
 「帝都地下迷宮」 中山七里(PHP文芸文庫)

 小島氏の「仮面の復讐者」が本屋で見つからなくて、結局ネットで購入。南雲堂の本は、本屋で見つかるときも結構あるのだが、今回は見つけることができなかった。

 それと、ウェストレイク久々の翻訳作品。この作品自体は、結構前に書かれたものであるのだが、近年未訳作品がなかなか訳されていなかったので、これは嬉しいかぎり。