これを読めば小林泰三氏の本も読み収めとなってしまう。一応、これで氏の作品はコンプリートとなる。今後、なかなか手に取ることはないと思われるが、昔の作品が何かの機会に復刊されれば買って読むこともあるかもしれない。家にまだ残しておいてある「AΩ」を再読するのもよいかもしれない。
今週の購入本
「不死鳥と鏡」 アヴラム・デイヴィッドスン(論創海外ミステリ288)
「平和を愛したスパイ」 ドナルド・E・ウェストレイク(論創海外ミステリ289)
「事件当夜は雨」 ヒラリー・ウォー(創元推理文庫:復刊フェア)
「シーソーモンスター」 伊坂幸太郎(中公文庫)
今年の創元社の復刊文庫フェアからはヒラリー・ウォーの「事件当夜は雨」を購入。ヒラリー・ウォーといえば、「失踪当時の服装は」くらいしか読んでいない気がする。機会があれば、色々と読んでみたい。
その他は、購入したい本は特になかった。段々と、既に持っている又は読んだことのある本が占めるようになってきた。クロフツの本で、未読のものがまだあるのだが、マイナーすぎて復刊されないのだろうか??
2022年10月15日 久々の森博嗣作品新刊!!
今週の購入本
「オメガ城の惨劇」 森博嗣(講談社・ノベルス)
「猫は知っていた〈新装版〉」 仁木悦子(講談社文庫)
「潮首岬に郭公の鳴く」 平石貴樹(光文社文庫)
森氏の作品については、近年“S&M”シリーズを再読したばかりなので、懐かしいという感じはしないのだが、新刊を買うのはだいぶ久しぶり。しかも講談社ノベルスでの新刊で、犀川創平&真賀田四季が登場とあれば、俄然興味が湧いてくる。これは買わないわけにはいかないだろうと即購入。
久しぶりの新刊は、どんなものやら。これは期待して読みたい。
2022年10月8日 宮部みゆき、SF短編集
今週の購入本
「世界の望む静謐」 倉知淳(東京創元社)
「イタリアン・シューズ」 ヘニング・マンケル(創元推理文庫)
「さよならの儀式」 宮部みゆき(河出文庫)
「罪と祈り」 貫井徳郎(実業之日本社文庫)
単行本ではすでに出ているので、紹介するまでもないのだが、宮部みゆき氏によるSF短編集「さよならの儀式」が文庫化された。これの文庫化を待っていたので、待ち遠しかった。といいつつも「NOVA」に掲載されていた作品を読んでいるので、結構既読がある・・・・・・はず。タイトルまではよく覚えていないのだが、読んでみればわかるであろう。近年、徐々に宮部氏の作品から遠ざかりつつあるので(特に時代もの)こういう興味を引く単発作品集はうれしい限り。
2022年10月1日 「密室の魔術師」と「九人の偽聖者の密室」って・・・・・・
今週の購入本
「首切り島の一夜」 歌野晶午(講談社)
「秘境駅のクローズド・サークル」 鵜林伸也(ミステリ・フロンティア)
「仕掛島」 東川篤哉(東京創元社)
「密室の魔術師」 アントニイ・バウチャー(扶桑社文庫)
今日、国書刊行会から出ているらしい「九人の偽聖者の密室」を買おうと思っていたのだが見つからず。代わりに扶桑社文庫の新刊「密室の魔術師」を見つけて購入。
なんかこの2冊、共通点がいくつかあって調べてゆくと・・・・・・同じ作品なのでは? どうやら扶桑社文庫のほうは「別冊宝石」の復刊という位置づけらしい。国書刊行会のほうは新訳ということなのであろうか。なんで同じ時期にこういう形で出ているのか不思議。とりあえず「九人の偽聖者の密室」のほうは買わなくていいのかな?
どこかで詳細が語られていないか、もう少し調べてみるか。