一言、二言

過去の一言、二言
 2023年7月29日  タイトルからはわからない

 今週の購入本
 「可燃物」 米澤穂信(文藝春秋)

 出すたびにヒットを飛ばす米澤穂信氏の最新作は、「可燃物」。タイトルからは想像つかないのだが、内容は警察小説らしい。今まで米澤氏って、警察小説めいた作品って書いたことがあったかな? 米澤氏が描く警察小説など想像がつかない。これは期待して読むこととしよう。

 2023年7月22日  方丈貴恵氏、他誌デビュー

 今週の購入本
 「アミュレット・ホテル」 方丈貴恵(光文社)
 「最恐の幽霊屋敷」 大島清昭(角川書店)

 方丈貴恵氏は鮎川哲也賞受賞作家であり、今まで東京創元社から3冊の作品を出している。今回、東京創元社以外から出る初の作品。タイトルからは内容を読み取ることはできないが、どんな内容であろうか? 本格ミステリっぽい内容なのか? それとも・・・・・・

 2023年7月15日  今週も、あれもこれも

 今週の購入本
 「立待岬の鴎が見ていた」 平石貴樹(光文社文庫)
 「梅雨物語」 貴志祐介(角川書店)
 「アンデッドガール・マーダーファルス4」 青崎有吾(講談社タイガ)
 「正義の弧 上下」 マイクル・コナリー(講談社文庫)
 「卒業生には向かない真実」 ホリー・ジャクソン(創元推理文庫)

 ホーリー・ジャクソンの三部作完結編は、出るのは来週かと思っていたのだが、今週買えた。1冊目、2冊目とすごく面白かったので、完結編に期待。個人的にはハッピーエンドを求む。

 2023年7月8日  あれもこれも

 今週の購入本
 「五つの箱の死」 カーター・ディクスン(国書刊行会〈奇想天外の本棚〉)
 「吸血鬼の仮面」 ポール・アルテ(行舟文化)
 「小さな壁」 ウィンストン・グレアム(論創海外ミステリ)
 「銃弾の庭 上下」 スティーヴン・ハンター(扶桑社文庫)
 「やさしい共犯、無欲な泥棒 珠玉短篇集」 光原百合(文春文庫)
 「私たちはどこで間違えてしまったんだろう」 美輪和音(双葉社)

 6月分の残りと、7月の新刊と、だいぶ前に出ていたのに存在を知らなかった作品と、追悼作品と、そんな感じで色々と。

 2023年7月1日  竹書房文庫の作品を先買い

 今週の購入本
 「エフェクトラ 紅門福助最厄の事件」 霞流一(南雲堂)
 「アリアドネの声」 井上真偽(幻冬舎)
 「まるで名探偵のような」 久青玩具堂(ミステリ・フロンティア)
 「忘却の河 上下」 蔡駿(竹書房文庫)
 「ギリシャミステリ傑作選 無益な殺人未遂への想像上の反響」 アンドレアス・アポストリディス他(竹書房文庫)

「SFが読みたい」で、竹書房文庫の作品が挙げられることが多くなっており、近年翻訳ものに力を入れているのかなと。そうしたなか、SFではなさそうだが、ミステリらしき作品が竹書房文庫から2冊出るということで、買ってみることにした。面白いのかどうかはわからないが、こういった作品をピックアップして試し読みするというのも悪くない。