一言、二言

過去の一言、二言
 2013年12月26日  年末の締めくくり
 本日の購入本は
 「ジェノサイド」 高野和明(角川文庫:上下)

 2年前くらいにランキングをにぎわせた本が、早くも文庫化。文庫化したら買おうと思っていたので、本屋で見つけて即購入。これは読みごたえありそう。


 今年の更新は今日でお終い。次の更新は年明けに。

 年末恒例の“Grand U-gnol ベスト10”を書き上げましたので、年末年始の読書の参考にしていただければ幸い。

 □2013年ベストミステリへ


 今年は「薔薇の名前」を読み切ったのが一番の収穫(読み切ったというより、難しくて流し読み!?)。来年は積読本のどのへんを切り崩そうかな?

 今年も当サイトをご覧いただき、ありがとうございました。
 来年もまたよろしくお願いします。
 皆さん、よいお年を。

 2013年12月21日  久々の佐藤友哉本
 本日の購入本
 「ベッドサイド・マーダーケース」 佐藤友哉(新潮社)
 「天冥の標7 新世界ハーブC」 小川一水(ハヤカワ文庫)
 「サイン会の死」 ローナ・バレット(創元推理文庫)

 ミステリ作品らしいということで、久々に佐藤友哉氏の新刊を購入。「ベッドサイド・マダーケース」、身近なところで起きた事件が、とてつもなく大きな問題になってしまうようなのだが、帯に書かれている文章を読んでもさっぱり内容がわからない。実際に読んで、佐藤氏がどのような形で進化したかを体現したい。

 ローナ・バレット「サイン会の死」は、今年出版された「本の町の殺人」の続編であり、シリーズ作品。前作が、楽しげな内容であったので、2作品目も購入してみた。ただ、この文庫本が1000円越えしてしまうというところは、とっつきにくい。

 2013年12月15日  まだまだ今年は終わらない
 昨日の購入本
 「殺意の構図 探偵の依頼人」 深木章子(光文社)
 「亡霊ふたり」 詠坂雄二(ミステリ・フロンティア)
 「人類資金5」 福井晴敏(講談社文庫)

 ここにきて、深木氏の新刊が来たか。今作は光文社からの出版。これまでの趣向とはまた違ったものとなりそうなので、面白そう。今年中に読むのは難しいか・・・・・・もったいない。

 福井氏の「人類資金」はこれから後半戦。年をまたいでの刊行となるようである。全て来年度中に出そろうのであろうか? まぁ、映画と連動しているようだから、ちゃんと期日通りに出版されるのであろう。それならば、ちゃんと来年度中に、全部読み終えておきたいところ(現在まだ2冊目までしか読んでいない)。

 2013年12月10日  今年のランキング本より
「ハヤカワミステリマガジン1月号」「このミステリがすごい!2014年版」「週刊文春12月12日号」とランキング本が出そろう。

 今年も強烈な一冊というものはなく、全体的にばらけた感じ。と言いつつも、意外にも法月氏の「ノックス・マシン」の評価が高かったのは驚き。ややマニアック向けという感じがするのだが・・・・・・世間一般の人がランキング本により「ノックス・マシン」を読んでみて、受け入れられるかどうか。

 個人的に面白そうだと思ったのが警察学校を舞台に描いた長岡弘樹氏の「教場」と、戦争犯罪人とその男を暗殺するためにプラハに潜入した二人の青年を描く歴史小説「HHhH プラハ、1942年」の2冊。さっそく、両方を購入してきた。読むのは来年となるであろう。

 他に気になったのは、葉真中顕氏の「ロスト・ケア」、佐々木譲氏の「代官山コールドケース」、東山彰良氏「ブラックライダー」、スティーブン・キング「11/22/63」。ただし、これらは買うとしたらば文庫化してからであろう。さらにもっと細かくつついてゆけば、当分読む本には困らないくらいの分量になりそう。買いすぎに注意しなければ。

 2013年12月07日  新・ハヤカワSFシリーズ 第2期
 本日の購入本
 「北乃杜高校探偵部」 乾くるみ(講談社ノベルス)
 「白熱光」 グレッグ・イーガン(新ハヤカワSFシリーズ)

 新・ハヤカワSFシリーズが第2期として再開。その先陣をかざるのはグレッグ・イーガンの新作長編(といっても発表は2008年)。間違いなく、SF界の話題作。

 乾氏の作品は、なんと15年ぶりの講談社ノベルスからの刊行。ライト系の作品のようであるが、気軽に楽しめそうな作品。

 2013年12月01日  2014本格ミステリ・ベスト10
 「2014本格ミステリ・ベスト10」が原書房様から届けられた。今年もランキングに参加したので、いただけた。

 で、ランキングの結果・・・・・・というよりも、「2013年の訃報のまとめ」のほうが衝撃的。殊能氏、加賀美氏、連城氏については知っていたが、今邑彩氏までが亡くなっていたとは・・・・・・。一時期、新作を立て続けに読んでいたので、亡くなってしまうとは残念。享年57歳、まだまだ若すぎる。

 日本国内のランキングについては、名のある作家が自動的にという気がして、なんとなくつまらない。まぁ、衝撃的な作品というものが少なかっただけに、こんなものかなという気もする。

 海外ランキングは、本格ミステリ自体が少ないため、それっぽい作品はだいたい入る。とはいえ、私が推していた「黒い駱駝」がベスト10にも入っていないとは・・・・・・