一言、二言

過去の一言、二言
 2021年01月30日  本屋になかったのでネットで

 今週の購入本
 「ハーメルンの笛吹きと完全犯罪 昔ばなし×ミステリー【世界篇】」 アンソロジー(河出文庫)
 「カチカチ山殺人事件 昔ばなし×ミステリー【日本篇】」 アンソロジー(河出文庫)
 「人之彼岸」 ?景芳(新・ハヤカワSF)
 「イン・ザ・ダスト」 長沢樹(ハヤカワ文庫)
 「不可逆少年」 五十嵐律人(講談社)

 河出文庫から出た「ハーメルン」と「カチカチ山」が本屋で見つからなくて、結局ネットで購入。河出文庫自体は本屋に置いていないわけではなかったので、“売り切れ”ということであったのか。入荷数が少なそうということもあったのだろう。

 このアンソロジー集、元々は昔出版された(1989年)作品の新装版という位置づけの本だと購入してから知った。中身が気になるので、早々に読みたいところ。

 2021年01月23日  改題して、追加して

 今週の購入本
 「死相学探偵 最後の事件」 三津田信三(角川ホラー文庫)
 「罠」 深木章子(角川文庫)

 深木氏の作品は2019年に出た「極上の罠をあなたに」の改題作品。ただし、ただの改題ではなく、元々4編の短編集だったものに、さらに4編追加して全8編とボリュームアップされての刊行。

 私は「極上の罠をあなたに」を読んでいたので、正直買うかどうか迷ってしまった。ただ、倍増されたとなれば、元の作品とはかなり異なる趣向になるだろうということで、文庫版でも購入した次第。

 買うには買ったものの、あまりこういう売り方はしないでもらいたいなと思いつつも、ひょっとしたら前編、後編という形で単行本を出すつもりであったが、「極上の罠をあなたに」があまり売れなかったというようなことがあったのかなとも邪推してしまう。

 2021年01月16日  完成版とは?

 今週の購入本
 「倒錯のロンド 完成版」 折原一(講談社文庫)
 「W県警の悲劇」 葉真中顕(徳間文庫)
 「未来職安」 柞刈湯葉(双葉文庫)
 「6600万年の革命」 ピーター・ワッツ(創元SF文庫)

 折原一氏の「倒錯のロンド」の完成版が出た。完成版ってなんぞや? と思ってしまうが、そもそも以前に読んだ内容も忘れてしまっている。既出版とどこが違うかはわからないが、そんなことは関係なく、とりあえず新鮮な気持ちで読んでみようと思う。

(詳細は“あとがき”に色々と書いてあるだろう。たぶん)

 2021年01月09日  年始の恒例と言えば

 今週の購入本
 「元彼の遺言状」 新川帆立(宝島社)

 年の初めの最初の購入作品は、第19回「このミス」大賞受賞作。だいたい年始の新刊は恒例となっているこれ。

 今回の受賞作は、帯によると

 「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」 奇妙な遺言状をめぐって、おカネ好きの敏腕女性弁護士が活躍! 前代未聞の遺産相続ミステリー。

 とのこと。キャラクター小説っぽいのかな?

 2021年01月03日  年始は自宅で

 毎年、年末年始は帰省しているのだが、今年は帰省せずに自宅で過ごすことに。

 よって、このHPを更新する機会はいくらでもあったのだが、普通にさぼって、いつもどおりの週1回の更新となった。

 年末年始は、読みやすそうな昔の本格ミステリばかりを読んでいた。

 そろそろ年末に出版された積読作品を読んでいこうと思っている。

 遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。



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