一言、二言

過去の一言、二言
 2020年12月27日  年の最後に、気に入った本の紹介をしてみる

 年末恒例の“Grand U-gnol ベスト10”を書き上げました。年末年始の読書の参考にどうぞ。

 □2021年ベストミステリへ

 今年度、さまざまなランキングを見たものの、自分が注目してた作品があまり取り上げられていないことに不満を覚える(毎年のようによくあることだが)。そこで、個人的に今年気になった作品を2作ここに挙げておきたいと思う。

 「影踏亭の怪談」 大島清昭(東京創元社)
 「蝶として死す」 羽生飛鳥(ミステリ・フロンティア)

 自分のランキングでも取り上げたこの2冊。それぞれがかなり面白かったので、未読の方は、この年末にでも読んでみてはいかがか? 特に「蝶として死す」は個人的には「黒牢城」よりも面白かったと思うので、是非とも読み比べていただきたい。

 と、薦めてみたものの、私が薦めるものはだいたい日の目が当たることはないので、それが心配。

 そんなこんなで、また来年。

 2021年12月25日  今年のランキングを読んで買った本
 今週の購入本
 「卵の中の刺殺体」 門前典之(南雲堂)
 「警 告」 マイクル・コナリー(講談社文庫:上下)
 「007/ロシアから愛をこめて【新訳版】」 イアン・フレミング(創元推理文庫)
 「銀河帝国の興亡〈2〉」 アイザック・アシモフ(創元SF文庫)

 これで今年出版される新刊の購入は最後かな? 論創海外ミステリが年末に出るようだが、そちらは来年の購入でいいだろう。あと、今回購入した本を読むのは、年明けになりそう。コナリーは、年内に読みたかった気持ちもあるが、ちょっと無理か。まぁ、来年の楽しみにとっておくということで。

 2021年12月18日  今年のランキングを読んで買った本
 年末の恒例のミステリ・ランキングが掲載された本を読み、気になる本を買ってみた。購入した本はこれ!

 「六人の嘘つきな大学生」 浅倉秋成(角川書店)
 「見知らぬ人」 エリー・グリフィス(創元推理文庫)
 「スリープウォーカー」 ジョセフ・ノックス(新潮文庫)


 この三冊を買ってみた。ちなみに「六人の嘘つきな大学生」と「見知らぬ人」の2冊は購入して即読み終え、明日感想を出す予定。どちらも面白かったので、未読の方には強くお薦めできる2冊。

「スリープウォーカー」の方は、どうやらシリーズ作品の三冊目のようであり、シリーズとしても興味を持ったので、一作目から読んでみる予定。よって、「スリープウォーカー」自体を読むのは来年以降となりそう。

 と、そんなこんなで、今年の注目本をある程度読んだので、そろそろ自分なりのランキングもまとめていこうと思っている。例年通り、年末に発表する予定。

 2021年12月11日  今年中に読もうかな? 読めるかな?
 今週の購入本
 「死まで139歩」 ポール・アルテ(ハヤカワミステリ)
 「SFにさよならをいう方法 飛浩隆評論随筆集」 飛浩隆(河出文庫)
 「赫衣の闇」 三津田信三(文藝春秋)
 「ヒポクラテスの試練」 中山七里(祥伝社文庫)

 年末になって、ポール・アルテと三津田氏の新刊が出てしまった。個人的には年内に読んでおきたい2冊なのであるが、間に合うかな? アルテの本は短めなので、読めそうであるが。

 2021年12月4日  11月分の本
 今週の購入本
 「コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎」 笛吹太郎(ミステリ・フロンティア)
 「エラリー・クイーン完全ガイド」 飯城勇三(星海社新書)

 なんとか続いているミステリ・フロンティアは、相変わらずの不定期刊行。今年前半に3冊刊行され、後半は12月になってようやくこの作品。まぁ、こうして新しい作家の作品を上げ続けてくれているので、これはこれで貴重なこと。