一言、二言

過去の一言、二言
 2025年8月30日  久々の我孫子氏の本は、ちょっと変化球気味の

 今週の購入本
 「我孫子武丸犯人当て全集」 我孫子武丸(星海社FICTIONS)
 「白魔の檻」 山口未桜(東京創元社)

 我孫子氏の新刊であるが、「犯人当て全集」と来たら、読み逃すわけにはいくまい。普通の作品だったら、読み飛ばしてたかもしれないが、こういった変化球気味の作品であれば面白そう。最近の我孫子氏の長編作品はあまり興味を惹くものがなかったのだが・・・・・・と言いつつ、今回の購入をきっかけに、未読の文庫作品を手に入れてみたりした。

 2025年8月23日  15年ぶりの新刊

 今週の購入本
 「抹殺ゴスゴッズ」 飛鳥部勝則(早川書房)
 「向かいを見つめる空き家の目」 J・J・ファージョン(論創海外ミステリ334)

 飛鳥部勝則氏の15年ぶりの新刊「抹殺ゴスゴッズ」。分厚い(値段も高い)作品が刊行された。デビュー作は図像学を用いた挿絵入りの作品であったが、その後は本格ミステリをベースにしつつも、ちょっと癖のある作品を書いていたという印象。この新刊はどうなっているのか? 分厚い作品ゆえに、読むのにどれくらいかかるかが心配。

 2025年8月16日  盆休みの間に本を探して

 今週の購入本
 「マダムはディナーに出られません」 ヒラリー・ウォー(論創海外ミステリ333)

 盆休みの間に、遠くの大きな本屋へ行って、買えていなかった論創海外ミステリの作品を購入。なんとヒラリー・ウォーの作品が論創海外ミステリで刊行。しかも、今まで未訳の処女作ということで、結構価値のありそうな一冊。

 2025年8月9日  よく読んでいる作家の本を三冊

 今週の購入本
 「いまこそガーシュウィン」 中山七里(宝島文庫)
 「異分子の彼女 腕貫探偵オンライン」 西澤保彦(実業之日本社文庫)
 「マイクロスパイ・アンサンブル」 伊坂幸太郎(幻冬舎文庫)

 今週は、良く読んでいるというか、長らく読み続けている作家の本が三冊文庫化されたので、それらを購入。それぞれ安定している作家なので、どれも面白い作品になっているであろう。どれも楽しめそう(それぞれページ数が薄くて読みやすそう)。

 2025年8月2日  ここから年末にかけて海外作品に期待を

 今週の購入本
 「眠れるアナ・O」 マシュー・ブレイク(新潮文庫)
 「夜明けまでに誰かが」 ホリー・ジャクソン(創元推理文庫)
 「コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く」 笛吹太郎(ミステリ・フロンティア)
 「ダブル・ミステリ」 芦辺拓(創元推理文庫)
 「死体埋め部の回想と再興」 斜線堂有紀(創元推理文庫)

 今年、海外作品を読む量も減っていて(論創海外ミステリ出版点数が少ないのが響いた?)、面白いと思える作品も少なかった。それゆえ、今回購入したホリー・ジャクソンの新刊には期待したいところ。今までのシリーズ作品から脱却しての最初の作品となるのだが、いかなるものか?

 近年、新潮文庫が海外作品に力を入れている。過去作の復刊、未訳作品、さらには新しい作家の本。さすがに全て買うにはいたらないが、今回は面白そうに感じた本だったので買ってみた。マシュー・ブレイクという人の作品。年末のランキングに取り上げられるような良作となっているのか? 期待して読みたい。