月 長 石 日 記

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一日目   4月26日

 さてゴールデンウィークというにはちょっと早い気もするが、先が見えない企画なのでここはフライング気味にスタートすることにしよう。

 まず、この作品の著者はウィルキー・コリンズ。うん、他の作品は全く知らない。この「月長石」以外の作品なんて見たこともないぞ。
 この作品が書かれたのは1868年。今から100年以上も前の本である。あとがきに先に目を通してみると(ネタバレ的文章はない)、もともとは推理小説というジャンルから生まれたというよりも、書かれた後に推理小説として評価されたということのようである。この著者の本はなんと“明治時代”に何冊か翻訳されていたらしい。しかし、現在まだ語り継がれているのは、この月長石のみとなっているようだ。本書が創元推理文庫として登場したのは1962年のこと。その時は上下巻に分かれていた。そして1970年版から上下合本となり一冊の本として出版された。そしてそれは現在にいたり30版を超えている。

 目次にさらっと目を通してみると、全部で770ページ。771ページから中島河太郎氏による解説が添えられている。最初は10ページばかりのプロローグから始まり、物語:第一期、第二期とつながり、最後にまた10ページばかりのエピローグにて終了という構成になっている。

 それではさっそく読書に取り掛かる。まずは、
 プロローグ「セリンガパタムの襲撃(1799年)」
 まずは、物語の主題となるべく“月長石”の履歴が語られる。その語りは「ジョン・ハーンカスルの従兄弟」というものの手紙によるものとなっている。彼は“月長石”の伝説とジョン・ハンカスルについての疑惑をここで提示する。

 以上がプロローグ。ここまでで16ページである。まず最初に感銘を受けたのは“月長石”の呼び名は“ムーンストーン”であることだ。私は“月長石”を“げっちょうせき”と呼びながらも、「ひょっとしたら“つきながいし”かもしれない」と考えていた。でも日本語でなんと呼ぼうとも、しっくりきそうもない。しかし、“ムーンストーン”であるならば、これほど心地の良い呼び名はないであろう。これからは迷うことなく“ムーンストーン”と呼ぶことにしよう。
 ということで今日はここまで(大丈夫か?)。


<今日の出来事>
 捜していて、なかなか見つからなかった「ふつうの学校」蘇部健一著をようやく見つけることができた。しかし、青い鳥文庫なんて読むのは何年ぶりだろう。
 また、「ダークエルフ物語U」も発売されていたので購入。このダークエルフ物語は10年以上くらい前の当時のRPG小説ブームの時に「アイスウィンドサーガ」という小説が出版されていた。本邦初訳となる「ダークエルフ物語」はその「アイスウィンドサーガ」の前の話にあたるもの。最近こういったファンタジー小説がハリー・ポッターブームにより、いろいろと紹介されている。そういった状況はうれしいのだが、このハードカバーゆえの値段はなんとかならないものか。「アイスウィンドサーガ」は文庫だったのになぁ・・・

 読書をするうえでの朗報が一つ。今日ようやく「真女神転生V」をクリアすることができた。このゲームは2月後半に出たものをすぐに買って、プレイし始めたのだが、クリアするのに2ヶ月かかってしまった。長かった(80時間強)。それなりに面白かったけど。これで心置きなく空いている時間を読書に費やせるであろう。

<現在の同時進行読本>
 「鎮火報」 日明恩 (講談社)
 「永久帰還装置」 神林長平 (ソノラマ文庫)
 「城昌幸集」 怪奇探偵小説傑作選4 (ちくま文庫)
 「木島日記」 大塚英志 (角川文庫)


二日目   4月27日

 今日は120ページまで読み進む。
 第一期「ダイヤモンドの紛失(1848年)」(p.17〜)

 まだ第一期は続くのだが話を要約すると、ジョン・ハーンカスルの遺した宝石“月長石”は妹であるウェリンダー家の元にもたらされることになる。そしてその件の“月長石”を巡って、周囲に謎のインド人らが現われたりと不穏な気配がただよってくる。しかし、ここで一番の謎となるのはジョン・ハーンカスルが仲が悪かったはずの妹に何故“月長石”を遺したのかということ。

 ここで、これまでに登場してきた主要人物の紹介。

ガブリエル・ベタレッジ:ウェリンダー家の執事。この章での語り手
ジョン・ハーンカスル:プロローグにより告発された人物。退役陸軍大佐。現段階では故人
ジュリア・ヴェリンダー:ハーンカスル大佐の妹。未亡人
レイチェル・ヴェリンダー:ヴェリンダー夫人の娘
フランクリン・ブレーク:ヴェリンダー夫人長姉の息子。遺言により月長石を届ける。トラブルメーカー?
ロザンナ・スピアマン:ヴェリンダー家の女中。ブレークのことを・・・。これから何かを起こす!?
謎のインド人一団:月長石を狙っている? 千里眼の少年を連れている!?

 まだ、他にも登場人物は出てきてはいるのだが、今のところ目立った動きはしていないので、これだけに止めておく。
 物語はこれから、この章の冒頭でも語られているのだが、“月長石”の紛失劇へと移っていくはず。まだ、120ページ進んだ段階においても事件は起きていない。たぶんこの小説が敬遠される理由というのは、この進行の遅さにあるのだろう。執事によって物語が語れるのであるが、重要だ重要だといいつつも話が脇にそれていくようであり、ささいなことに多々ページ数をとられているという印象が見受けられる。しかしながら、その退屈に感じる場面のうちのどれかが、この先の展開において重要な役割を果たすという可能性もある。まだまだ油断は禁物であろう。
読了まであと650ページ
(多分こういう読書の仕方は間違っていると思う)


<今日の出来事>
 今日は一日の大半を読書に費やすことができた。2日前から読んでいた「木島日記」を読了。これは漫画ででも読んだのだが、小説でも面白く読むことができた。また、「ふつうの学校」も読了。これは児童向けの本となっているため1時間くらいで読み通すことができた。なかなかユニークな内容である。
「城昌幸集」はショートショートのような形態なので一日に少しずつ。「鎮火報」は現在、半分くらい。「永久帰還装置」はスローペースにてまだ4分の1といったところか。
 このように何冊か平行しながら読むのが私の読書の仕方である。

<現在の同時進行読本>
 「鎮火報」 日明恩 (講談社)
 「永久帰還装置」 神林長平 (ソノラマ文庫)
 「城昌幸集」 怪奇探偵小説傑作選4 (ちくま文庫)
 「木島日記」 大塚英志 (角川文庫) 読了
 「ふつうの学校」 蘇部健一 (講談社青い鳥文庫) 読了


三日目   4月28日

 本日は所要により夜に更新できないため、早朝に済ませることにする。
今日の出来事等は明日にまとめて更新。

 昨日の更新以後から150ページまで読み進む。

 ついに“月長石”が紛失することに!!
読了まであと620ページ


<現在の同時進行読本>
 「鎮火報」 日明恩 講談社
 「永久帰還装置」 神林長平 ソノラマ文庫
 「城昌幸集」 怪奇探偵小説傑作選4 ちくま文庫


四日目   4月29日

 4/28:260ページ、4/29:315ページまで読み進む。  第一期「ダイヤモンドの紛失(1848年)」(p.17〜315)

 315ページにて第一期が終了となる。ダイヤモンドがウェリンダー家にもたらされ、それが消失し、そしてカッフ部長刑事の登場にてダイヤモンドの探索が始まる。その探索の中でいくつかの事象、事件などが派生しながらも、局面は一つの結末を迎えることを余儀なくされる。それは登場人物の多くがウェリンダー家から退場するということがらによる。
 内容にふれすぎるとネタばれになってしまうので、詳細についてはここでは語らないことにする。要は第一期においては謎はなにも解決されずに第二期へと持ち越しになっているということだけ付け加えておく。

 ここで、第一期後半に登場したものの人物紹介とさほど重要でないような人たち(後に重要となる可能性もあるかもしれないので)の紹介をしておく。

カッフ部長刑事:ロンドン警視庁捜査課部長刑事。名探偵(?)。
シーグレイブ署長:地方警察署長。脇役っぽい。
ゴドフリー・エーブルホワイト:ヴェリンダー夫人次姉の息子。レイチェルの婚約者(だった?)。
ペネロープ:ヴェリンダー家の召使。語り手ベタレッジの娘。
マースウェイト:探検旅行家。インドに詳しい。
キャンディ:ヴェリンダー家の主治医。現在病気(事件とは関係ない)。
マシュウ・ブラッフ:ヴェリンダー家の顧問弁護士。

 ここまでの感想は何といっても歯がゆい場面が多いということ。物語の進行が遅いということと、主要な人物に直接聞きただせば話は一気に解決するのではないかと思わせる部分が多いことなどが実に歯がゆい。確かに状況的に質問を聞きにくいという事はわからないでもない。しかし、それでもやはりじれったいと感じてしまう。
 ただし、そういった謎が残されることによって後半に対する興味というものが失われていないのも事実である。後半への予想もつかないこの物語の様相をまだまだ見守っていかねばならない。
 いまのところ確かなのは“月長石”の呪いによってヴェリンダー家は確かに混沌とした状況を迎えているということである。
読了まであと455ページ


<今日の出来事>
 昨日今日と電車による移動をしていたので、その時間を利用して昨日「騎乗」、今日「赤い鎧戸のかげで」を読了。
 また、昨日大型書店にて「空を見上げる 古い歌を口ずさむ」小路幸也著を発見、購入。これは第29回メフィスト賞受賞作であり、ハードカバーの作品。それと「赫い月照」谺健二著も購入。谺氏は久々の長編。といってもまだ第三作品になるのか。
 購入したばかりの本も含めて、読みたい本が家に目白押しである。「月長石」を読んでいる状況にて、これらもこなしていかなければならない。とはいうものの、ここに新たなる“積読”が生まれていくのもまた事実である。

<現在の同時進行読本>
 「鎮火報」 日明恩 講談社
 「永久帰還装置」 神林長平 ソノラマ文庫
 「城昌幸集」 怪奇探偵小説傑作選4 ちくま文庫
 「騎乗」 ディック・フランシス ハヤカワ文庫 読了
 「赤い鎧戸のかげで」 カーター・ディクスン ハヤカワ文庫 読了


五日目   4月30日

 今日は381ページまで読み進む。

 第二期「真相の発見(1848-1949年)」
  第一話、故ジョン・ヴェリンダー卿の姪、クラック嬢の寄稿(p.316〜)

 物語は第二期に入る。第二期は第一話から第八話までと、章ごとに区切られている。第二期とはいっても、時系列的にほとんど第一期の続きといってよい。若干、その間に事件が起こっているようであるが、その事件自体も“月長石”消失事件の行方を混乱させるものでしかなく、まだまだ事件解決の様相は見えていない。

 この第二期、第一話での語り手は故ジョン・ヴェリンダー卿の姪のドルシーラ・クラック。ここではヴェリンダー未亡人とその娘のレイチェルの周辺の様子について語られていくようだ。今まで事件に対して沈黙を通してきたレイチェルの口から・・・。というように真相へ向けて事件は動きつつある。

 この章においては、本書における読みにくさというものを特に感じる。「月長石」では第三者の視点から語られるのではなく、今までのところは登場人物の視点から原稿という形をとおして語られている。そのために、事実のみが伝えられるのではなく、その語り手の感情という物が存分に語り尽くされてしまう。この本のページの厚さのゆえんの一つはこれにおけるようである。ゆえに困るのが、この第一話での状況説明が余計な説明が含まれることによって非常にわかりづらいということ。
 などと、いろいろと注文を付けたくなる部分やそれに対する弁護などもあるのだが、それらはまとめて読了後の感想にて書いてみようと思っている。今日はそんなところまでで。
読了まであと389ページ


<今日の出来事>
「鎮火報」を読み終える。メフィスト賞受賞後の二作目であるが、なかなか読み応えがあり面白かった。
 それ以外の本も徐々には読んでいるがあまり進んでいない。「棺の中の悦楽」は光文社文庫から出版された山田風太郎ミステリー傑作選の第4巻である。これも短編になっているので、一日に一、二編ずつ読み進めていきたいと思っている。

 今日は「月長石」を読み進める上での新たなる障害が発生した。それは「Final Fantasy ]-U」である。つい、最近まで「真女神転生V」を行っていたので3月に発売されたにも関わらずFinal Fantasyに着手することができなかった。しかし、メガテンをクリアした今、ようやく始動することが可能となった。ちなみにFinal Fantasyシリーズは1と11(ネットゲーム)を抜かして全てクリアしている。

 さぁ、このような状況の中ではたして「月長石」をコンプリートすることができるのだろうか。できれば5月5日までには読み上げたいのだが・・・

<現在の同時進行読本>
 「鎮火報」 日明恩 講談社 読了
 「永久帰還装置」 神林長平 ソノラマ文庫
 「城昌幸集」 怪奇探偵小説傑作選4 ちくま文庫
 「棺の中の悦楽」 山田風太郎 光文社文庫


六日目   5月1日

 今日は478ページまで読み進む。

 第二期「真相の発見(1848-1949年)」
  第一話、故ジョン・ヴェリンダー卿の姪、クラック嬢の寄稿(p.316〜440)
  第二話、クレイズ・イン・スクエアの弁護士、マシュウ・ブラッフの寄稿(p.441〜478)

 昨日に引き続き、第一話の続きから読んでいく。物語もなかばにさしかかった所で一番辛い部分がこの第一話であろう。理由は昨日も書いているのだが、とにかく語り手の主観が入りすぎる。しかもその語り手が狂信者といっていいほどの人物であるために、それが顕著になっているのだからたまらない。

 とはいえ、なんとかヤマを乗り越えて、第二話へと辿り着く。第二話は短く、しかも弁護士によるものでもあるせいか、理論整然としていて楽に読み進めることができた。

 ここまでで感じていることは、当初はこの物語というのは“月長石”の消失を描いたものであると捕らえていたのだが、第二期に入ってからは、ひょっとするとこの物語はレイチェル・ベリンダーの物語であるのではないかと感じ始めてきた。まだ、ここでは結論を出すことはできないのだが、そのへんもふまえて読み進めて行きたいと考えている。次の第三話が山場となりうる部分のよう(ページが655までもあるということで)なので、心して読んでいこう。
読了まであと292ページ


<今日の出来事>
 今日は他の読書がはかどらない。「城昌幸集」は読んではいるのだが、ショートショートという形態のせいか、一気に読み進めるというのは難しい。「永久帰還装置」をだいぶ読み進めることができたので、明日には読了したいものである。また、霞流一氏の新作「火の鶏」も読み始めた。これは結構早く読み進めることができるのではないだろうか。

 読書のひとつの障害となっている「Final Fantasy ]-U」も着実に進んでいる。といっても、どうも先に進めるコツというのがわかりづらく、とりあえず最初にもかかわらずレベル上げに勤しんでいる状況である。

<現在の同時進行読本>
 「永久帰還装置」 神林長平 ソノラマ文庫
 「城昌幸集」 怪奇探偵小説傑作選4 ちくま文庫
 「棺の中の悦楽」 山田風太郎 光文社文庫
 「火の鶏」 霞流一 ハルキ・ノベルス


七日目   5月2日

 今日は655ページまで読み進む。

 第二期「真相の発見(1848-1949年)」
  第三話、フランクリン・ブレークの寄稿(p.479〜655)

 第二期に入り、話の内容はヴェリンダー家のその後というようなものが続いた。しかし、それが第三話にいたって、ようやく“月長石”消失事件へと話が戻ることになる。
 第三話の語り手フランクリン・ブレークの手によって“月長石”消失事件への追求が再びなされることとなる。この章にて、いままで不確かであったいくつもの事項が明らかになる。そして“月長石”の行方と真相を探るためにある試みがなされようと・・・

 今まで停滞気味であった話がようやくここで加速し始める。これによって読み進めるのがおっくうだった時期を通り抜け、読むスピードも加速を始めた。当初は600ページくらいまでで持ち越す予定であったのが第三話を全て読み通してしまった。この章によって事態は予想し得なかった方向へと進み始めて行く。今日第三話を読むことによって、昨日抱いたこの物語全体における感想がまた変わりつつある。

 ここまで読み進めることができたゆえに、明日には全てを読み通すことができるであろう。
読了まであと115ページ


<今日の出来事>
 5月2日であり、明日からゴールデンウィーク本番ということもあって、しばらくは新刊の購入もおあずけになりそうだ。新刊の発売はゴールデンウィーク明けの5/6以降となるだろう。よって少しの間、本の購入が途絶えそうなので、今が積読本読了のチャンスである。
 今日、ようやく「永久帰還装置」を読み終える。最近はミステリーだけではなくSFの分野にまで手を出し始めているので、こちらもどんどんこなしていかなくては。「火の鶏」は明日に持ち越しといったところか。そろそろ次に読む長編も物色(自分の家の本棚から)しておかなければ。

<現在の同時進行読本>
 「永久帰還装置」 神林長平 ソノラマ文庫 読了
 「城昌幸集」 怪奇探偵小説傑作選4 ちくま文庫
 「棺の中の悦楽」 山田風太郎 光文社文庫
 「火の鶏」 霞流一 ハルキ・ノベルス


八日目   5月3日

「月長石」ついに読了

 第二期「真相の発見(1848-1949年)」
  第四話、エズラ・ジェニングズの日記からの抜粋(p.656〜709)
  第五話、ふたたび、フランクリン・ブレークの物語(p.710〜737)
  第六話、カッフ部長刑事の寄稿(p.738〜754)
  第七話、キャンディ氏の手紙(p.755〜757)
  第八話、ガブリエル・ベタレッジの寄稿(p.758〜761)
 エピローグ「ダイヤモンドの発見」(p.762〜770)

 最後まで読みとおしての「月長石」の感想をひとことで言うならば、「これは間違いなく壮大な探偵小説である」というところである。詳しい感想は明日にでも別にUPしてみたいと考えている。とりあえず、今日は独りでこの長大なる探偵小説を読了した達成感にひたりたい。


<今日の出来事>
 達成感にひたりたいといいつつも、結局のところは積読本の1冊を読了したに過ぎない。というわけで、感慨にふける間もなく次の小説へといかねばならない。今日は「火の鶏」を読了。それ以外はまったく読書が進んでいない。「月長石」も終わったことだから次の本へと手をつけていこう。
 読書に反して「Final Fantasy ]-U」は着実に進んでいる。コンプリートまで、あと30%らしい。

<現在の同時進行読本>
 「城昌幸集」 怪奇探偵小説傑作選4 ちくま文庫
 「棺の中の悦楽」 山田風太郎 光文社文庫
 「火の鶏」 霞流一 ハルキ・ノベルス 読了





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