Grand U-gnol   2024年国内ミステリBEST10


順位タイトル著 者出版社
1位少女には向かない完全犯罪方丈貴恵講談社
2位檜垣澤家の炎上永嶋恵美新潮文庫
3位永劫館超連続殺人事件南海遊星海社FICTIONS
4位VR浮遊館の謎早坂吝新潮文庫nex
5位兎は薄氷に駆ける貴志祐介毎日新聞出版
6位あなたに聞いて貰いたい七つの殺人信国遥光文社
7位密室偏愛時代の殺人鴨崎暖炉宝島文庫
8位日本扇の謎有栖川有栖講談社ノベルス
9位ぼくは化け物きみは怪物白井智之光文社
10位牢獄学舎の殺人市川憂人星海社FICTIONS






第10位「牢獄学舎の殺人」 市川憂人(星海社 星海社FICTIONS)

 実際に起きた殺人事件の謎を解くだけでなく、作中本のミステリの謎をも解くという二段構え。シリーズ化しそうなキャラ構えでもあるので、今後も楽しみ。
内容・感想


第9位「ぼくは化け物きみは怪物」 白井智之(光文社 単行本)

 ノン・シリーズ短編集なのであるが、その中のひとつ、「奈々子の中で死んだ男」がすごい。想像を絶する幽霊ミステリを目の当たりにすることに!
内容・感想


第8位「日本扇の謎」 有栖川有栖(講談社 講談社ノベルス)

 厳密には社会派ミステリというほどではないのだが、“有栖川流社会派ミステリ”とでも呼びたくなる。人間模様が織りなすミステリ。
内容・感想


第7位「密室偏愛時代の殺人」 鴨崎暖炉(宝島社 宝島文庫)

 密室殺人事件を起こすためのような村の中で、連続密室殺人事件が当然のごとく起きてしまう。密室殺人のバーゲンセールのようにも感じ取れないこともないが、何気に面白いトリックもいくつか含まれている。
内容・感想


第6位「あなたに聞いて貰いたい七つの殺人」 信国遥(光文社 単行本)

 劇場形犯罪を描いた作品。読んでいる途中は、普通のミステリの流れ程度と思っていたものの、ラストですべての真相が明かされると、なるほどとうならされる。
内容・感想


第5位「兎は薄氷に駆ける」 貴志祐介(毎日新聞出版 単行本)

 事件の容疑者は今回起きた事件を利用して、過去に起きた事件の真相をあぶりだそうとする。真相がわかり始めると、薄氷を駆けるかのような一か八かの計画に魅入られることとなる。
内容・感想


第4位「VR浮遊館の謎」 早坂吝(新潮社 新潮文庫nex)

 VR空間で行われるゲームの展開が面白いのだが、さらには現実に起きてしまう殺人事件によって、よりミステリとして彩られることに! さまざまな仕掛けに彩られたミステリ作品となっている。
内容・感想


第3位「永劫館超連続殺人事件」 南海遊(星海社 星海社FICTIONS)

 最近はやりの“特殊設定ミステリ”であるのだが、そのなかでも今年一番光った作品といえよう。タイムリープ(時間の繰り返し)がなされるなかで、たどり着く真相に驚かされる。
内容・感想


第2位「檜垣澤家の炎上」 永嶋恵美(新潮社 新潮文庫)

 これはもはは“力作”としか言いようがない。大正時代を舞台とした連続ドラマ小説を見ているような感覚の作品。その中に、しっかりとミステリ的要素も盛り込まれている。
内容・感想


第1位「少女には向かない完全犯罪」 方丈貴恵(講談社 単行本)

 多重推理の様相が光る作品。ひとつの事件に対して、推理していくたびに異なる真相が見いだされる。幽霊と小学生少女のコンビという探偵役もなかなかのもの。
内容・感想







<総評>に戻る    2024年海外ミステリBEST10へ 



Mystery Note に戻る    Top に戻る