順位 | タイトル | 著 者 | 出版社 |
1位 | ミゼレーレ | ジャン=クリストフ・ グランジェ | 創元推理文庫 |
2位 | ウォッチメイカーの罠 | ジェフリー・ディーヴァー | 文藝春秋 |
3位 | ウナギの罠 | ヤーン・エクストレム | 扶桑社文庫 |
4位 | 楽員に弔花を | ナイオ・マーシュ | 論創海外ミステリ |
5位 | 弟、去りし日に | R・J・エロリー | 創元推理文庫 |
6位 | 邪悪なる大蛇 | ピエール・ルメートル | 文藝春秋 |
7位 | 身代りの女 | シャロン・ボルトン | 新潮文庫 |
8位 | ぼくの家族はみんな誰かを殺してる | ベンジャミン・ スティーヴンソン | ハーパーBOOKS |
9位 | 幻想三重奏 | ノーマン・ベロウ | 論創海外ミステリ |
10位 | 死者は嘘をつかない | スティーヴン・キング | 文春文庫 |
第10位「死者は嘘をつかない」 スティーヴン・キング(文藝春秋 文春文庫)
キングの作品にしてはページ数が薄く読みやすい。“幽霊が見える少年”という取っつきやすい題材を扱いながら、面白い内容で、最後まで魅せてくれる作品であった。
第9位「幻想三重奏」 ノーマン・ベロウ(論創社 論創海外ミステリ)
まるで霊的なものによって幻を見せられたかのような3つの犯罪。スミス警部の手腕によって、謎は全て解き明かされる!!
第8位「ぼくの家族はみんな誰かを殺してる」 ベンジャミン・スティーヴンソン(ハーパーコリンズ・ジャパン ハーパーBOOKS)
まるで家族の不和を描き上げた作品のようであるのだが、最後にはしっかりと本格ミステリしている驚きの作品。
第7位「身代りの女」 シャロン・ボルトン(新潮社 新潮文庫)
皆の罪をかぶって刑務所に入っていた女が20年ぶりに出所してきた。そして彼女は皆に無茶な願いを・・・・・・。その女の意図が読めないところがひたすら恐ろしい。読者は、登場人物らと共に、ただ、女の存在に恐れおののくだけ。
第6位「邪悪なる大蛇」 ピエール・ルメートル(文藝春秋 単行本)
高齢によってボケ始めてきた、凄腕の女殺し屋。その殺し屋による騒動が描かれた作品であるのだが、何故だかユーモラスに読めてしまう作品。
第5位「弟、去りし日に」 R・J・エロリー(東京創元社 創元推理文庫)
不仲でありつつも、同じ保安官という仕事についていた弟の死を巡る事件を捜査する。近年書かれた作品なのであるが、古き時代を思わせるような作調で描かれている。保安官というよりも、ガンマンを思わせるような硬派なミステリ作品。
第4位「楽員に弔花を」 ナイオ・マーシュ(論創社 論創海外ミステリ)
演奏中の舞台で演者が殺害されるという事件。設定はありきたりかもしれないが、最終的に見いだされる解は、思いの他うまくまとめられている。ナイオ・マーシュの作品で、まだこのような良質なものが残っていたのかと驚かされた。
第3位「ウナギの罠」 ヤーン・エクストレム(扶桑社 扶桑社文庫)
スウェーデンで1960年代に書かれた本格ミステリ。イラスト付きの事件解説は、気が利いていると感じられた。世界の片隅から掘り起こされた良質のミステリ。
第2位「ウォッチメイカーの罠」 ジェフリー・ディーヴァー(文藝春秋 単行本)
リンカーン・ライムの宿敵、ウォッチメーカーの最後・・・・・・本当に最後なの!? たぶん最後なのであろう??
第1位「ミゼレーレ」 ジャン=クリストフ・グランジェ(東京創元社 創元推理文庫)
荒々しく、派手目なサスペンス・ミステリ。出だしは普通の警察小説風であったのだが、後半に入ると、もはや冒険小説という域にまで達してしまうような作品。引退した元刑事と薬中の刑事がコンビを組み難事件に挑む。