Grand U-gnol   2018年海外ミステリBEST10


順位タイトル著 者出版社
1位カササギ殺人事件アンソニー・ホロヴィッツ創元推理文庫
2位あやかしの裏通りポール・アルテ行舟文化
3位タラント氏の事件簿【完全版】C・デイリー・キング創元推理文庫
4位燃える部屋マイクル・コナリー講談社文庫
5位ピラミッドヘニング・マンケル創元推理文庫
6位アリバイハリー・カーマイケル論創海外ミステリ
7位牧神の影ヘレン・マクロイちくま文庫
8位犯罪コーポレーションの冒険エラリー・クイーン論創海外ミステリ
9位通過者ジャン=クリストフ・グランジェTAC出版
10位十三の謎と十三人の被告ジョルジュ・シムノン論創海外ミステリ







第10位「十三の謎と十三人の被告」 ジョルジュ・シムノン(論創社 論創海外ミステリ)

「十三の謎」に登場する刑事(?)G7の活躍に目を奪われる。まるでシムノン風シャーロック・ホームズとでも言いたくなるような。
内容・感想


第9位「通過者」 ジャン=クリストフ・グランジェ(TAC出版 単行本)

 久しぶりに訳されたグランジェ作品。本の分厚さにめまいを覚えるだけではなく、その内容についても眩暈をさせられるようなめくるめく怪作。
内容・感想


第8位「犯罪コーポレーションの冒険」 エラリー・クイーン(論創社 論創海外ミステリ)

 痛快ラジオドラマ集。クイーン親子、ヴェリー部長刑事、秘書ニッキーの4人の活躍が楽しめる。
内容・感想


第7位「牧神の影」 ヘレン・マクロイ(筑摩書房 ちくま文庫)

 とにかく暗号尽くしのミステリ。これは、訳した人を褒めたたえたくなる一冊。
内容・感想


第6位「アリバイ」 ハリー・カーマイケル(論創社 論創海外ミステリ)

「リモートコントロール」に負けず劣らずの快作。意外な角度から真相が明らかになる展開が楽しめる。
内容・感想


第5位「ピラミッド」 ヘニング・マンケル(東京創元社 創元推理文庫)

 地道な警察小説であるが、この1冊でクルト・ヴァランダーの全てがわかるといっても過言ではない。
内容・感想


第4位「燃える部屋」 マイクル・コナリー(講談社 講談社文庫)

 新人警察官と共に、過去に起きた二つの未解決事件を追っていくハリー・ボッシュ。事件の真相は? そしてボッシュの行く末は??
内容・感想


第3位「タラント氏の事件簿【完全版】」 C・デイリー・キング(東京創元社 創元推理文庫)

 昔、出版された作品であるが“完全版”ということで新たな未訳作品が含まれているゆえにここに掲載。探偵タラントの活躍を堪能できる作品集。
内容・感想


第2位「あやかしの裏通り」 ポール・アルテ(行舟文化 単行本)

 これだけ面白い作品を書いているのであれば、もっともっと訳してもらいたいと皆が思っていることであろう。久しぶりに訳された作品は、ツイスト博士ではなく、新たなるオーウェン・バーンズ・シリーズ。
内容・感想


第1位「カササギ殺人事件」 アンソニー・ホロヴィッツ(東京創元社 創元推理文庫)

 単なるクリスティーのトリビュート作品というだけではなく、古き良き古典ミステリと近代的なサスペンスの両方を一冊(上下巻だけど)で味わえる欲張りな作品。今年No.1のうたい文句に偽りなし。
内容・感想







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